ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

五の山(続き)

2008-07-17 16:54:59 | 四方山話
五台山と五大山
JACの「中央分水嶺踏査」のうち、丹波の二区間を個人(ペンギン夫婦)で踏査しました。
ただし、登山道が整備されていて藪漕ぎなどのあまりないコースです。
2004年6月5日には丹波の山に詳しいYさん、Sさんはじめ低山徘徊派のメンバー
4人が同行してくれました。。

登山口から鴨内峠を経て1時間ほどで五台山頂です。


見晴らしのよい小広場で、「ふるさと兵庫50山」の大きな山名板とその前に文殊菩薩石像と654.6mの二等三角点がありました。
雲一つない真っ青な空の下に素晴らしい眺めが開けました。


南にこれから辿る鷹取山、愛宕山、五大山、更に黒井城址のある城山へと続く稜線。その上に三尾山、黒頭峰、白髪岳、虚空蔵山、妙見山など。

西に千ヶ峰、段ヶ峰、三国岳、氷ノ山、粟鹿山。
北から東にかけては三岳山、大江山塊、弥仙山、青葉山、由良ヶ岳…。
大気が澄んでいて、丹波、播州の山はいうに及ばず、但馬、丹後の山まで申し分のない大展望でした。

五台山から鷹取山(566.4m)、美和峠、愛宕山と縦走して五大山が近づくと、ヒカゲツツジが多くなり、花期には見事な眺めになると聞きました。


五大山は標高569.2m、点名「白毫寺」の三等三角点がありますが、標石はかなり古いもので50㎝近くも地面から飛び出ています。

後はなだらかなアップダウンで三日月山を越えて由良坂の峠に下り、最後に少しだけ藪漕ぎもして、この日の踏査を終わりました。