家を建ててすぐの頃、庭の西北端に種からビワの木が二本生えました。
しばらくすると、放っておいても大きな甘い実がたわわに実りました。
ご近所だけでなく、職場まで持って行くほどたくさん出来たのですが、
樹が大きくなりすぎて北隣の庭にまで進入するし、夏になると大きな
毛虫が来て糞をまき散らしますので、何時の頃か二本とも伐ってしまい
ました。
それからまた何年か経って、今は西側の公共施設の敷地に落ちた実が大きな
木に育って、ブロック塀越しにふるさとの我が家に枝を伸ばしています。
確か民法では、こちらに入った実は我が家のものになる筈ですが…。
「枇杷の花ゆるやかに刻狂ひおり」岸田稚魚
「枇杷の花しきりに落つる日なりけり」石原舟月
しばらくすると、放っておいても大きな甘い実がたわわに実りました。
ご近所だけでなく、職場まで持って行くほどたくさん出来たのですが、
樹が大きくなりすぎて北隣の庭にまで進入するし、夏になると大きな
毛虫が来て糞をまき散らしますので、何時の頃か二本とも伐ってしまい
ました。
それからまた何年か経って、今は西側の公共施設の敷地に落ちた実が大きな
木に育って、ブロック塀越しにふるさとの我が家に枝を伸ばしています。
確か民法では、こちらに入った実は我が家のものになる筈ですが…。
「枇杷の花ゆるやかに刻狂ひおり」岸田稚魚
「枇杷の花しきりに落つる日なりけり」石原舟月