ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

今日の矢田丘陵(松尾山・5月14日)

2010-05-14 13:17:47 | 矢田だより
今日も晴れたり曇ったり、猫の目のように忙しく変わる天気です。



法隆寺カントリーゴルフ場横を登っていくと、こんな可愛い小さな小さな花が
咲いていました。



アップにしてみました。なんという花なんでしょう。



六丁の町石近く、モチツツジが咲いています。



松尾寺境内は遠足の幼稚園児で埋まっていました。バラ園は明日から公開とのことです。
三重塔横を登って…



松尾山頂三角点に立ちました。小雨がパラついてきたので慌てて下りましたが…



また青空が拡がってきました。往復1時間40分、ノンストップの足馴らしでした。

當麻寺

2010-05-14 13:00:49 | 花日記
今日5月14日、當麻寺では中将姫の御縁日(成仏した日)で當麻寺春の大祭が行われます。
これは二日前、二上山の帰りにお詣りした時の様子です。

當麻寺は役小角が開創、開基は麻呂子親王(当麻山口神社の摂社・祭神でしたね)で
推古天皇20年(612年) 創立のお寺です。
なおWikipediaによると…開創(かいそう)とは寺院を創設すること。
寺院開創の創立者を開基、寺院の宗派のうえでの開創僧侶のことを開山という。

とありますが、この違い、変愚院にはよく分かりません。



今日は北門(黒門)から境内に入ります。



本堂の前には、渡り廊下のような通路が設けられています。
14日には、曼荼羅堂(本堂・西方浄土になぞらえた)から観音菩薩、勢至菩薩ら二十五
菩薩が娑婆堂(人間界)に架けられたこの橋を渡って中将姫を迎え、蓮台に乗せて再び
曼荼羅堂(つまり極楽)へ導くという「中将姫の現身往生を再現する行事」…お練りが、
行われます。



中将姫像。



中将姫お手植えの松



本堂のご本尊は仏さまではなく「蓮糸大曼荼羅(マンダラ)」です。
このマンダラは中将姫が蓮糸で織ったといわれていますが、実際は絹糸つづれ織り。
極楽浄土の様子が4m四方の大きな掛け軸に表されています。(今回は拝観しませんでした)



當麻寺には国宝の東西二塔が往時の姿のまま現存しています。これは西塔です。
この塔の横にある塔頭・西南院は花の寺として有名です。