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10.東明寺(大和郡山市矢田町)
「ヘソを取られたカミナリ」東明寺は矢田寺の北、矢田丘陵の中腹にある高野山真言宗の寺院です。
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673年、舎人親王が母・持統天皇の眼病治癒を祈願して建立した伝えられています。親王の枕元に現れた金の鍋にこの地の井戸から湧く霊水を汲み天皇が目を洗うと、東の空が明るく見えて、やがて快癒しました。金の鍋は寺の下に埋まっているそうで、これが鍋蔵山(かぞうさん)東明寺の名の由来です。
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また、私たちが子供の頃「裸で昼寝すると雷にヘソを取られる」と言われたものですが、この寺には境内にあった松の木の根元に雷が昼寝に降りて、ぐっすり眠り込んだ挙句に寺の僧にヘソを取られたという伝説もあります。今でも寺宝として保存されていますが…ひょっとすると隕石ではないかと想像しています。
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