ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

2014年の想い出(7)大和の祭事と催し

2014-12-28 18:26:57 | 四方山話

  

奈良の祭事や催し物のうち、「夜遊び」は前に投稿しましたので「昼の部」をレポートします。


「橿原考古学研究所付属博物館(1月12日)別展示・十二支の考古学・午」を見学後、女性の学芸員さんのやさしい解説で、ゆっくり常設展示も見学しました。右上・馬の埴輪  左下・銅鐸(別においてあるレプリカを鳴らして音色を聞かせて頂きました) 右下・藤ノ木古墳出土の馬具
 
 
大和郡山盆梅展(3月4日)毎年開かれる大和郡山城の盆梅展も今年で11回目。120鉢の盆梅が飾られた会場は梅の香りで一杯でした。庭園のウメも見頃になっていました。

 
凛とした気品のある女性のイメージで今や盆梅展の顔となった「悠妃」
 
 
「高取町・町屋の雛巡り」 今年で8回目の開催(私たちは3度目の訪問です)。ご自慢のお雛様を見せて下さるお店や民家のお雛様イン会場三つの地区にあるジャンボ雛などゆっくりと見て歩きました。
左上・清水谷絆広場の「貝合わせジャンボ雛」高さ5m  右上・メイン会場「雛の里親館」の天に届けと段上に飾られた数百体の「天段のお雛様」  左下・いつも見せて頂く増本家のお雛様  右下・カグヤ姫みたいな竹のお雛様
 
 
率川(いさかわ)神社ゆり祭り(6月17日) 大神神社(三輪明神)の摂社であるこの神社で、毎年この日に行われる三枝祭(さいぐさまつり)。1000年以上も続いている由緒ある神事です。
 
 
祭神ヒメタタライスズヒメノミコトが三輪山麓の狭井で育ったことから、当時そこに咲いていたササユリの花でお供えの酒樽を飾ります。

 
奈良県立博物館「大古事記展」(11月12日) 石上神宮の国宝国宝「七支刀(しちしとう)」をはじめとする秘宝、考古資料、美術品などあらゆる角度から味わうことができました。少々専門的で肩がこりましたが、勉強になりました。

 
大和民俗公園「なら民博ふるさとフェスタ」 11月15日、16日)「関西文化の日」の一貫としての行事。15日は西中ブラスバンド部の演奏で始まり、民俗芸能「室生の獅子神楽」(右上)、「奈良西九条町の千本餅搗き」(左下)「御杖村桃俣の獅子神楽」(右下)。
 

16日は三つのチームによる迫力のある太鼓の競演、獅子やひょっとこも浮かれ出ました。

大和民俗博物館(年間の展示見学をまとめました)
 
 
コーナー展「絵馬と縁起物」(1月5日)…干支に因んだ絵馬など。どの絵馬にも人々の様々な願いや、その願いが叶ったお礼の喜びが表されていてとても興味深く観覧しました
 
 
春季企画展「なに?なぜ 昔の道具を知ろう」(6月12日) 左上・唐箕、右上・江戸時代の和時計など、左下・色んな時代の照明器具、右下・ハイトリック(明治時代のハエ取り器)など先人の知恵に驚くとともに、昭和初期に使っていたものもあり懐かしかったです。
 
 
夏季企画展「金魚と暮らす」(7月16日) 金魚養殖の様子や道具の紹介に始まり、陶磁器や玩具など身近なところの金魚、さらに今年20回目となる金魚すくい選手権大会の紹介まで、金魚の町・大和郡山にふさわしい内容でした。
 
 
秋季企画展「やまと伝統のものつくりとわざ」(11月15日)機織り体験もさせて頂きました。