今年も古都奈良の夜を彩る様々なイベントに出かけました。その思い出を綴ります。

しあわせ回廊奈良瑠璃絵(2月12日)
春日大社、興福寺、東大寺の三大社寺を光の回廊でつなぎ、幸せを祈るという奈良の早春を彩る大ページェントです。ライトアップされた大仏殿の小窓から大仏様のお顔を拝みました。

公会堂東側の光の海(上)、川に流れるスモークが赤や青に染まり(下左)、サザンカの花の下でイルカが跳ねています。

春日大社参道のアートプロジェクション「閃光」
春日さんは雷の神様、その稲光をイメージした光りのオブジェが飾るゲートを出ます。美しい光の饗宴にすっかり魅了されました。

回光・高松塚(2月23日)
360°プロジェクションマッピングin高松塚と題して、古墳に3D画像を投影する日本初のイベントが行われました。古墳が真っ赤に燃え上がったり、玄武、朱雀などの四神が飛び出したりと迫力はありましたが、少し早く行きすぎてまだ辺りが明るく、あまり綺麗な映像は撮れませんでした。

東大寺修二会(3月3日)
天平勝宝4年(752)から今年で1261年、毎年欠かすことなく続けられてきた行事。二月堂の本尊・十一面観音世菩薩に懺悔する本行は3月1日から14日まで修行されます。毎夜、行を務める練行衆の道明かりとして大きな松明に火が灯されることから「お松明」といいます。

お松明の火の粉を浴びて無病息災をお祈りしました。
平城京天平祭(8月30日)
「光りと灯りのアートフェス」と銘打って平城京跡で3日間行われた夏のイベント。

燈火会@大極殿… ローソクの灯りが柔らかく暖かく大極殿を包みます。

夜空に輝く四神のミラーボール

「一期一会の極細デジタル掛軸」で幻想的に染め上げられた朱雀門…夏の夜の夢のような美しさでした。

おまけ…お隣・大阪の
大阪・光の陣(2月6日)大阪城のイルミネーション。

光の回廊や光のショーのあと

天守閣に投影される立体映像を見ました。最後はルービック・キューブのように回転してきれいでした。