今年の「大和路の花」の想い出をまとめました。
金剛桜
まずは山で見た花です。近くの矢田丘陵は別として…まず金剛山に咲く多くの山野草のうち、珍しいものをご紹介します。
1.ヤマブキソウ 2.ヤチマタイカリソウ 紀伊半島、四国、九州の一部に咲くイカリソウの変種で絶滅危惧種です。3.ルイヨウボタン(類葉牡丹)葉がボタンに似ていますが、メギ科の小さな花です。 4.シラネアオイ(5月撮影)。
葛城山は春のツツジで有名ですが、山野草でも
1.カタクリ や 3.ショウジョウバカマの群生が見られます。2のカワチスズシロソウは絶滅危惧種です。(以上4~5月)秋には4.リンドウも咲きます。
「高天(たかま)山野草園」(5月10日)。
金剛山の帰りに寄りました。高天彦神社の近くに、山の斜面を利用して山野草が植栽されています。広い敷地内に2000本のエビネ、60本のシャクナゲはじめ、様々な山野草が咲き乱れています。
この時期はエビネが満開でした。
「鹿華苑」(5月14日)
多武峰から吉野に向かう途中の新鹿路トンネル近くにある個人のお宅の敷地に花木40種、山野草60種が植栽され、四季折々の花を見せて頂けます。
シャクナゲツツジ
この日はサクラソウ、モッコウバラ、フジ、シャクナゲなどたくさんの花に出会えました。
1.カラタネオガタマ 2.カルミア 3.カザグルマ 4.タイツリソウ
大神神社ささゆり園(6月14日)
三輪山へ登拝した帰りに寄りました。
率川神社へのササユリ奉献神事を二日後に控え、園内には勢の人が満開の花を楽しんでいました。