かっきーの独り言

自転車通勤で実業団レースに挑むガンダム大好きイクメン、かっきーのブログです。遊んで行って下さい。

新車購入に向けて

2008年06月12日 | 自転車
コッピを第一線から退かせて、新しいロードを組もうという計画が進行中です。

K子さんからの条件はただ一つ。
ルイガノを明け渡してK子さんセッティングに換装すること。
これは近いうちにフサにお願いするでしょう。
プロには程遠い力量の私ですが、最大のスポンサーはK子さんです。

で、候補が色々ありまして。

自転車を買うときは、車体選び以前にお店選びが大事だと思います。
目的にあったお店を選ばなくてはなりません。

候補のお店は以下の三軒。
名古屋でもっとも安い「フクイサイクル」
高い技術と深いお付き合いのある「フサ」
自宅から最も近い自転車屋さん「クエスト日進」

フクイサイクルはとにかく安いです。コッピもこちらで組んでもらいました。
気になるところは、お客さんが多くて細かい対応が望みにくい事。自宅から遠いこと。技術的な信頼度がいまひとつ(これはコッピを組んでもらったときの私の印象です。今はわかりません)

フサはこれまで散々お世話になってきたお店です。親父さんの技術力は高く、細かい対応にも応じてもらっています。
これからも自転車生活の上で色々お世話になると思います。
気になるところは、自宅から遠いこと(フクイとほぼ同じ)、親父さんはコンフォート系やオールドバイクに造詣が深いがロードレースや練習のノウハウは持っていないこと。

クエスト日進は家のすぐ近所。トラブルはすぐ持ち込めます。ご主人は鈴鹿ロードでの優勝経験もあり、練習方法やレースの展開にも詳しい様子。技術力は未知数ですが、値引きせずに限られたお客さんにしっかりアフターサービスをしたいという理念があるらしいので、細かい対応はしてもらえそう。

私自身はタイヤ交換やちょっとした調整程度しか出来ません。

で、自転車の候補ですが。ホイールはコッピで決戦用にしているコスミックカーボンを、スプロケット10速にして対応します。
よってコンポはシマノで決定。

オルベア「オルカ」軽量で加速も良く、快適性も高い。コストパフォーマンスに優れるが絶対的な値段は高い。優雅で美しいデザインが特徴。乗るものを奮い立たせ、見るものを射すくめるシャチ。スペイン製。
取り扱いはフクイとクエスト。価格的にはクエストだと予算オーバー。フクイでなら、デュラでちょっとオーバー、アルテグラSLでならOK。

K子さん曰く私には似合わないそうです・・・
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ピナレロFP5FP6
取り扱いはフクイとフサ。
イタリアのトップブランド「ピナレロ」のコンフォートモデル。
FP6はプロ用機材であるパリカーボンと同じ設計で、カーボンの弾性を調整して一般サイクリストでも快適に扱えるようにしてあります。
どちらも快適性重視、ロングライド用と銘打ちながらアベレージスピードは殺しておらず、むしろレースに使った場合体力を温存してゴール前に挑めるか。
安定性を増すオンダフォーク&ステーが視覚的にも素晴らしい。

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K子さんいわく、これは私らしいそうです。

BH「G4」取り扱いはクエスト。他は未確認。
スペインで100年以上の歴史を持つブランドで、ツールドフランス、ジロデイタリアと並んで三大ツールの一つに数えられるスペインのブエルタ・エスパーニャ(茄子アンダルシアの夏の舞台)で活躍、最近では2004、2006と個人総合優勝者を出してます。
今年はフランスのTEAM AG2R (アージェードゥザル ラ モンディアル)にフレームを供給。ジロやツールを走ります。

で、G4はまさにそのトッププロ使用のフレーム。
プリンスカーボンあたりと伍して戦ってるフレームなのです。
日本では今ひとつマイナーなブランドですが、技術力は折り紙つき。最新技術であるISP(インテグレーテッドシートポスト)もこのBHが最初に実用化したそうです。軽量かつエアロ形状で登りもその後の下りもアドバンテージを持ち、加速性、快適性も高い。シートステーの角度が72度とやや寝かせ気味で、小柄な日本人の体格に合うとのこと。
このフレーム、本来は値段も相当なものなのですが、日本代理店が新設され、キャンペーン価格で超お買い得になってます。
戦闘力と背景を考えたら絶対これですが、カラーリングがちょっとおもちゃっぽい・・・悪くはないですが・・・

サイスポ別冊のインプレ本でこのメーカーのフレームは高評価でした。インプレは一つ下のグレード(L89。G4はフラッグシップのL97と同一グレードのようです)までしかなかったですが。

K子さん曰く、若々しくて速そう、だそうです。似合うんじゃないかと。

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コスカボ履くとこんな感じ。

なんたってシートポストがいらない分安く上がるし、デュラで組んでも予算内かな~。



今のところG4が最有力候補です。
何か良い情報、ご意見があれば下さい。


使えるということ

2008年06月12日 | 自転車
機動戦士ガンダム0083というアニメに次のようなやり取りがあります。

高性能なガンダムに乗る主人公の新米パイロットが、様々な経験を経て成長し、ついに歴戦のエースである上官から模擬戦で一本取ります。「やったな」と褒める上官に対し、「ガンダムあってのことです」と返す。上官は「使えるようになったってことだろ」と言葉をかけるのでした。

「競技」という面から見た場合、どれだけ高性能な道具を持っていても、使いこなせなければ意味がありません。

コッピは当時高性能といえる自転車でした。

アルミフレームにカーボンフォーク。まだカーボンモノコックフレームはおろか、カーボンバックすら一般的ではなかった頃。
シマノの最高級コンポであるデュラエースで組み上げられた車体はプロの使用にも耐えるものでした。

乗り手がもたもたしていたせいで、その性能を十分に生かしてやれなかった。
やっとそこそこ「使えるようになった」頃には技術は進み、今ではエントリーモデル並みのスペック。

自分はコッピにふさわしいか、時々自問しながら走ってきた8年でした。

自分にロードレースを教えてくれたコッピに、感謝と申し訳ない気持ちがいっぱいです。

0083の主人公はその後「どんな機体でも乗りこなしてみせる」と努力を続け、戦死した上官の跡を立派に受け継いでエースへと成長します。

どんな機体でも乗りこなしてみせる。
しっかり体を作る。
どんなに自転車が良くても、乗り手がしょぼかったらレースには勝てない。

当面自分は勝つために自転車に乗ります。頑張ります。