みずあめやさんの新作「ブーゲンビリア」です。新しい試みとして今回登場した柔らかい印象のガラス装飾の作品です。ガラスのパウダーを石膏型に敷き詰めて描いたブーゲンビリアは、ひたすら優しげでひっそりと咲いているみたいです。それにしても細かな花の景色をパウダーで表現するのは、さぞかし大変なのではと思います。
中を覗くと南国の花らしい明るさと鮮やかさがありながら、上品な色合いの花模様が展開します。グリーンの濃淡やピンクの濃淡の組み合わせが、みずあめやさんらしい色合いかなあと思います。
中を覗くと南国の花らしい明るさと鮮やかさがありながら、上品な色合いの花模様が展開します。グリーンの濃淡やピンクの濃淡の組み合わせが、みずあめやさんらしい色合いかなあと思います。
もう1点は「ミモザ」です。グラデーションのかかった薄いブルーに柔らかい黄色がきれいです。 色の配合を少しずつ変えながら敷き詰めていくことで、このようなグラデーションが出ると伺いましたが、丁寧な手仕事と推察します。まるで絵を見ているようです。
擦りガラスを使うことで、 少しかすんだ効果を生かして、和紙を透かしてみたような柔らかな映像が展開します。
12月7日までこの個展は開催中です。(火曜は休廊)