「山見浩司となかまたち展」 から。
ふたつの箱は酒井裕子さんの万華鏡です。きれいな箱の蓋を開けると・・・
右の作品は仙台での「星の万華鏡展」出品作。 箱の中に、きらきら光る星がいっぱい入っています。LEDライトを内蔵して、色が変わっていきます。
それをテレイドスコープで見ます。
左側の箱は今年のアメリカでのコンベンション出品作です。 ご覧の通り、たくさんの覗き口があります。それぞれが違ったミラーシステムで、オブジェクトの素材もさまざま・・・のようですが、それらが全部入っているのではないところが特徴です。 意味がわかるかな?
たとえば、ビーズを使った、ちょっとユーモラスな映像。
ネオンみたいに輝く、楽しい映像。
折り紙みたいな立体のある映像。
蓋をあける期待感、そして、箱の中に見えるさまざまな色模様がとても楽しく、わくわくする万華鏡です。
もう1点は、川田朋美さんの万華鏡です。 たくさんのオブジェクトセルを用意し、交換して使うので、いろいろな模様を楽しむことができます。
この展示会でしか拝見することはないけれど、毎回、気になる作品を作られます。
今回のミラーシステムは4ミラー。覗き口も四角になっています。
オブジェクトの選び方、組み合わせがユニークで、どんな映像になるんだろう?と思わされます。
リボン、レース、羽、ひも、ガラス、ビーズなど質感と色合いの組み合わせが絶妙で、期待とおりきれいな映像です。
いろいろ試しながら、万華鏡ってだから楽しいのよね・・・と思った私でした。