万華鏡には何かわくわくするものがあります。 作家さんがわくわくしながら創っているんだなと感じることもよくあります。
今日ご紹介するクリスマス万華鏡は、ジュディス・ポールさん、トム・ダーデンさんご夫妻の万華鏡「Lit from within」 です。 内側から光を灯すという意味でしょうか。
ダイクロイックガラスでデザインされたクリスマスツリー。 見る方向や光の当たり方で微妙に色を変えます。
ジュディスさんのオブジェクトセルから生まれる映像には、とてもわくわくします。
細かい緑色のビーズがクリスマスツリーのイメージに重なって、そこに展開する色模様は華やかだけれど、落ち着きがあっていいなと感じます。
ひそやかに見え隠れする輝きが、星のような映像を飾ることも。
青い輝きはツリーを飾る電球のようです。
細かいビーズの使い方がとても上手なジュディスさんの映像なので、上から下を覗き、回転させるだけでなく、オブジェくトセルの中がひっくり返るように、時折筒を上に向けて見ると、面白いです。
おとなのクリスマスシーンを飾るのにぴったりの万華鏡です。