Revolutionary Road
1950年代
コネチカット州
フランクとエイプリルのウィーラー夫妻は
ふたりのかわいい子供に恵まれた理想のカップル
‘レボリューショナリー・ロード’にある
閑静な住宅街に住んでいるが
そこは
郊外に夢を求める人々の新天地だった
フランクは元陸軍兵で
今はニューヨークの事務機会社ノックスの社員
エイプリルは
かつて女優志願だった美しい女性
あるパーティの会場で知り合ったふたりは
人生が素晴らしいものになると信じて結婚した
しかし
そんな青春の夢も次第に色あせていった
エイプリルは
地元のアマチュア劇団の舞台に立つが
芝居は最悪の出来で
その怒りを
帰りの車の中で夫にぶつける
ふたりは
激しい口論になり
心の中の不満をぶつけあった
ある時
フランクは
会社でタイピストのモーリーンを目にとめ
その初々しい若さに心を奪われる
彼女もフランクに好意を抱き
ふたりは食事に出かける
「父も同じ会社でセールスマンをしていた
そんな風になりたくないと思っていたが
結局はこんな人生を送っている」
その日フランクは
30才の誕生日を迎えた
アルコールの入ったふたりは
店を出て
モーリーンの部屋で
甘美なひとときを過ごす
夜になってフランクが帰宅すると
出迎えたエイプリルは
いつになくドレスアップをして
子供たちと笑顔で迎えた
家では
フランクの誕生日を祝う準備が整っていたのだ
やがて妻は彼に重大な決意を告げる
「みんなでパリで暮らしましょう」
軍人時代
フランクはパリに駐在したことがあり
その街に魅了されていた
その思いをかつて妻に語ったことがあり
彼女もまた
パリを夢の街と考えるようになっていたのだ
パリでは
自分が秘書として働くので
フランクは好きなように暮らせばいい
とエイプリルは言い出した
かつては
自分を特別な人間と信じていたが
今では他のみんなと同じになっていく
そのことに
エイプリルは耐えられなくなっていた
妻の強い言葉に
最初は動揺するフランクだったが
結局は一家でのヨーロッパ行きを決意する
出発は秋と決まった
翌日
会社に出勤したフランクは
いつになく上機嫌だった
移住する決意を会社で話すと
同僚たちは冷やかすような視線を送った
パリ行きの波紋は
隣人たちにも広がった
フランクとエイプリルの隣に住む
シェップとミリーのキャンベル夫妻も
その決意に驚く
フランクは自由に暮らし
エイプリルが仕事を見つけて
彼を支えるという雲をつかむような計画に
隣人夫婦は戸惑いを隠せない
しかし
フランクとエイプリルの気分は高揚していた
帰宅後は
キッチンで激しく抱き合う
憧れのパリで
失われたふたりの夢が取り戻せることを信じていた
ある日
フランクとエイプリルに家を紹介した
不動産屋のヘレンと夫のハワードが
息子のジョンを連れて
夫妻の家を訪れた
彼は精神を病み
病院に入っているという
息子の将来を案じるヘレンは
彼の話し相手にフランクたちを選んだのだ
病院では
電気ショックを受けたこともあるというジョンは
鋭い言葉をフランクとエイプリルに投げかける
そして
「人生のどうしようもない空しさを乗り越えたい」
というフランクを
どこか冷めた目で見ていた
ふたりのパリ行きの準備は
着々と進んでいたが
そんな時
ノックス社と取り引きのある広告代理店のバートから
フランクの引き抜きの話が来る
フランクの仕事に対する意欲に心を動かされ
コンピューターに関する
新しいポストを彼に任せたいという
フランクは
この申し出に心を動かされながらも
移住の決意をバートに伝える
いよいよ
家も売りに出され
パリ行きの日が近づいていた
そんな時
妻が衝撃の告白をする
彼女は
3人目の子供を身ごもっていたのだ
それを知って
移住の決意がゆれ始めるフランク
出発を強行したいと考えるエイプリル
ふたりが最終的に選んだ道とは……!?
「CINEMA TOPICS ONLINE」より引用
タイトルから想像していた内容と
実際の内容とのギャップが…
燃え尽きるまでって…
エイプリルのあれは
燃え尽きると言うより
どう考えても人生の放棄でしょう
自ら命を絶ってどうすんの?
前日の大喧嘩で
さぞ翌朝は
お互い気まずい雰囲気だろうと
思いきや
エイプリルの
薄気味悪いくらい穏やかな表情&振る舞い
あれは
嵐の前の静けさってヤツでした
朝っぱらから子供達を友人宅に預け
フランクと二人で朝のひと時を過ごす
朗らかに夫を送り出した後
そそと堕胎行為を始めるエイプリル
怖い…
自意識過剰なエイプリルを
ケイト・ウィンスレットが
迫力満点で演技していました
夫婦揃って
現実逃避の傾向があり
そもそも
結婚したのが間違いなんじゃなかろうか…
その上
夫であるフランクは
かなり子供っぽい
大黒柱としての自覚をもてないまま
夫となり父親になり
気がつけば身動きできない四面楚歌
それでも
何とか頑張っていたのに
妻のあの仕打ち…
公園で遊ぶ子供達の側で
ただただ呆然とするフランク
辛すぎる…
その辺の
どうにもならない感じを
レオナルド・ディカプリオが好演してます
家族崩壊の過程において
子供が全く関与していない
(登場しない&描かれていない)ところも
変わってて面白い
それと
フランクとエイプリルを絶賛していた
不動産屋のヘレンが
二人の結末を知ったあと
二人の事をあからさまに非難するのですが
それを聞いていたヘレンの夫が
静かに補聴器のボリュームを下げていきます
妙にリアルでした
良作品だとは思いますが
ど~も
タイトルから受けるイメージと
内容がかみ合わない
それと
ケイト・ウィンスレット…
貫禄有り過ぎ
レオナルド・ディカプリオが夫に見えない!
な~んか
納得出来ない(笑)
なんか…違う
1950年代
コネチカット州
フランクとエイプリルのウィーラー夫妻は
ふたりのかわいい子供に恵まれた理想のカップル
‘レボリューショナリー・ロード’にある
閑静な住宅街に住んでいるが
そこは
郊外に夢を求める人々の新天地だった
フランクは元陸軍兵で
今はニューヨークの事務機会社ノックスの社員
エイプリルは
かつて女優志願だった美しい女性
あるパーティの会場で知り合ったふたりは
人生が素晴らしいものになると信じて結婚した
しかし
そんな青春の夢も次第に色あせていった
エイプリルは
地元のアマチュア劇団の舞台に立つが
芝居は最悪の出来で
その怒りを
帰りの車の中で夫にぶつける
ふたりは
激しい口論になり
心の中の不満をぶつけあった
ある時
フランクは
会社でタイピストのモーリーンを目にとめ
その初々しい若さに心を奪われる
彼女もフランクに好意を抱き
ふたりは食事に出かける
「父も同じ会社でセールスマンをしていた
そんな風になりたくないと思っていたが
結局はこんな人生を送っている」
その日フランクは
30才の誕生日を迎えた
アルコールの入ったふたりは
店を出て
モーリーンの部屋で
甘美なひとときを過ごす
夜になってフランクが帰宅すると
出迎えたエイプリルは
いつになくドレスアップをして
子供たちと笑顔で迎えた
家では
フランクの誕生日を祝う準備が整っていたのだ
やがて妻は彼に重大な決意を告げる
「みんなでパリで暮らしましょう」
軍人時代
フランクはパリに駐在したことがあり
その街に魅了されていた
その思いをかつて妻に語ったことがあり
彼女もまた
パリを夢の街と考えるようになっていたのだ
パリでは
自分が秘書として働くので
フランクは好きなように暮らせばいい
とエイプリルは言い出した
かつては
自分を特別な人間と信じていたが
今では他のみんなと同じになっていく
そのことに
エイプリルは耐えられなくなっていた
妻の強い言葉に
最初は動揺するフランクだったが
結局は一家でのヨーロッパ行きを決意する
出発は秋と決まった
翌日
会社に出勤したフランクは
いつになく上機嫌だった
移住する決意を会社で話すと
同僚たちは冷やかすような視線を送った
パリ行きの波紋は
隣人たちにも広がった
フランクとエイプリルの隣に住む
シェップとミリーのキャンベル夫妻も
その決意に驚く
フランクは自由に暮らし
エイプリルが仕事を見つけて
彼を支えるという雲をつかむような計画に
隣人夫婦は戸惑いを隠せない
しかし
フランクとエイプリルの気分は高揚していた
帰宅後は
キッチンで激しく抱き合う
憧れのパリで
失われたふたりの夢が取り戻せることを信じていた
ある日
フランクとエイプリルに家を紹介した
不動産屋のヘレンと夫のハワードが
息子のジョンを連れて
夫妻の家を訪れた
彼は精神を病み
病院に入っているという
息子の将来を案じるヘレンは
彼の話し相手にフランクたちを選んだのだ
病院では
電気ショックを受けたこともあるというジョンは
鋭い言葉をフランクとエイプリルに投げかける
そして
「人生のどうしようもない空しさを乗り越えたい」
というフランクを
どこか冷めた目で見ていた
ふたりのパリ行きの準備は
着々と進んでいたが
そんな時
ノックス社と取り引きのある広告代理店のバートから
フランクの引き抜きの話が来る
フランクの仕事に対する意欲に心を動かされ
コンピューターに関する
新しいポストを彼に任せたいという
フランクは
この申し出に心を動かされながらも
移住の決意をバートに伝える
いよいよ
家も売りに出され
パリ行きの日が近づいていた
そんな時
妻が衝撃の告白をする
彼女は
3人目の子供を身ごもっていたのだ
それを知って
移住の決意がゆれ始めるフランク
出発を強行したいと考えるエイプリル
ふたりが最終的に選んだ道とは……!?
「CINEMA TOPICS ONLINE」より引用
タイトルから想像していた内容と
実際の内容とのギャップが…
燃え尽きるまでって…
エイプリルのあれは
燃え尽きると言うより
どう考えても人生の放棄でしょう
自ら命を絶ってどうすんの?
前日の大喧嘩で
さぞ翌朝は
お互い気まずい雰囲気だろうと
思いきや
エイプリルの
薄気味悪いくらい穏やかな表情&振る舞い
あれは
嵐の前の静けさってヤツでした
朝っぱらから子供達を友人宅に預け
フランクと二人で朝のひと時を過ごす
朗らかに夫を送り出した後
そそと堕胎行為を始めるエイプリル
怖い…
自意識過剰なエイプリルを
ケイト・ウィンスレットが
迫力満点で演技していました
夫婦揃って
現実逃避の傾向があり
そもそも
結婚したのが間違いなんじゃなかろうか…
その上
夫であるフランクは
かなり子供っぽい
大黒柱としての自覚をもてないまま
夫となり父親になり
気がつけば身動きできない四面楚歌
それでも
何とか頑張っていたのに
妻のあの仕打ち…
公園で遊ぶ子供達の側で
ただただ呆然とするフランク
辛すぎる…
その辺の
どうにもならない感じを
レオナルド・ディカプリオが好演してます
家族崩壊の過程において
子供が全く関与していない
(登場しない&描かれていない)ところも
変わってて面白い
それと
フランクとエイプリルを絶賛していた
不動産屋のヘレンが
二人の結末を知ったあと
二人の事をあからさまに非難するのですが
それを聞いていたヘレンの夫が
静かに補聴器のボリュームを下げていきます
妙にリアルでした
良作品だとは思いますが
ど~も
タイトルから受けるイメージと
内容がかみ合わない
それと
ケイト・ウィンスレット…
貫禄有り過ぎ
レオナルド・ディカプリオが夫に見えない!
な~んか
納得出来ない(笑)
なんか…違う