先日、19㎡のフロントラインを10cm近く縮めた。しかし、まだ少しピッチを下げた方が具合が良いので、今日はコントロールラインを10cmほど延長してみた。悪くはないが、いまいちシックリこない。
理由を少し考えていたら、リーシュラインを延長していないことに気が付いた。コントロールラインを伸ばしたら、それに合わせてこれも伸ばさないと、当然、センター部分に翼変形がおきる・・・なるほど、何ごとにも原因がある。
ちなみに、パラグライダーにも飛行速度を変えるためのピッチ調整装置があって、これをトリム・コントロールと呼ぶことが多い。前からA・B・C・Dと4束あるラインのうち、主に後ろ側のC・Dの長さを変えてピッチ角を変更する。これはトリムベルトを手で引いて調整するのだが、乱気流に即応できないという難点もあり、最近は標準では装着していないグライダーが多くなっている。
しかし、カイトのフロントラインとも言えるA・Bラインを伸縮する「アクセラレーター」は大概のグライダーに付いていて、これは脚で操作する。グッと踏み込むとピッチ《正しくは迎角(むかえかく)=AoA(アングル・オブ・アタック)》が下がって、速度(対気速度)が上がる。ただ、10分もアクセルバーを踏み続けると、大概のパイロットの脚はガクガクになる。フルアクセルで10km程度はスピードアップするが、激しい下降気流に当たるとバッサリ潰されたりすることもあるので、それなりの注意が必要だ。
パラグライダーに触れると、かなり浮世離れした空での事々が次々に思い出されて、いろいろ書きたくなる。また、徐々に・・・ということにしよう。
19㎡・5km
理由を少し考えていたら、リーシュラインを延長していないことに気が付いた。コントロールラインを伸ばしたら、それに合わせてこれも伸ばさないと、当然、センター部分に翼変形がおきる・・・なるほど、何ごとにも原因がある。
ちなみに、パラグライダーにも飛行速度を変えるためのピッチ調整装置があって、これをトリム・コントロールと呼ぶことが多い。前からA・B・C・Dと4束あるラインのうち、主に後ろ側のC・Dの長さを変えてピッチ角を変更する。これはトリムベルトを手で引いて調整するのだが、乱気流に即応できないという難点もあり、最近は標準では装着していないグライダーが多くなっている。
しかし、カイトのフロントラインとも言えるA・Bラインを伸縮する「アクセラレーター」は大概のグライダーに付いていて、これは脚で操作する。グッと踏み込むとピッチ《正しくは迎角(むかえかく)=AoA(アングル・オブ・アタック)》が下がって、速度(対気速度)が上がる。ただ、10分もアクセルバーを踏み続けると、大概のパイロットの脚はガクガクになる。フルアクセルで10km程度はスピードアップするが、激しい下降気流に当たるとバッサリ潰されたりすることもあるので、それなりの注意が必要だ。
パラグライダーに触れると、かなり浮世離れした空での事々が次々に思い出されて、いろいろ書きたくなる。また、徐々に・・・ということにしよう。
19㎡・5km