(株)カプロラクタム-blog

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風評

2008年06月28日 | 時事
飛騨牛偽装問題で岐阜県が「丸明」を行政処分の方針
地元ブランドとあっては、立ち上がらずにはいられません。

これらの報道で気になるのは1点。それは、社長の贅肉・・・ではなく、いわゆる「特上」と呼ばれる5等級の霜降り肉が、必ずイメージ写真として使われることです。

今回の偽装に、霜降り肉は一切関係していません。むしろ、他のブランド牛と比べて勝るとも劣らない最高品質の肉が安価で買えるというのが、丸明も含めてこの近辺の肉屋激戦区の特徴です。自分が行きつけにしているのはまた別の店ですけど、それこそ店で食べたら5倍は請求されるような肉を家族で美味しく食べています。

そんな最高級の肉でも、社長と並べられ大きく「偽装」とテロップがつけられたら、一気に魅力を失ってしまいます。それでなくとも、メディアの「霜降り飛騨牛」が悪いような報道の仕方は消費者の買い控えを煽り、ただでさえ飼料代の高騰に泣く畜産農家にダブルパンチを浴びせる結果となっています。安易にイメージを作るのではなく、もっと全体の事を考えて報道してほしいものです。