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小学校銃乱射事件

2012年12月16日 | 時事
米小学校乱射 26人死亡、児童20人犠牲 20歳容疑者は自殺
銃規制の比較的強い州で、前代未聞の事件が起きた模様です。

アメリカには「武装の権利」があります。力の強い者・弱い者が「平等」な強さを持つ権利ということで、日本人には全く理解できませんが、このような銃の乱射事件が後を絶たないのが現状です。しかし、所持や使用条件にはおそらくちゃんとした手続きや制限があるはずですから、学校に持ち込むことも禁止されているはずです。教職員も、自宅にはあるかもしれませんが、おそらく職場にはそのような備えはなかったのでしょう。まさか銃に対してサスマタで立ち向かうことはないと思いますが・・・犠牲になった児童と、おそらく児童を守ろうとして丸腰で矢面に立った校長・教職員のご冥福をお祈りします。

学校の危機管理に関しては、日本でも池田小事件があって以来、かなり厳しくなっています。10年以上が経過した今でも授業中は校門が閉められますし、来校者は受付と名札着用の義務があります。幼稚園は、保護者ですら園内に入るのに中の者が開錠しないと入れない仕組みになっている所もあります。しかし、悪意をもって侵入しようとすれば、一般的な塀やガラス窓などは何の役にも立たないでしょうし、犯人が身内の者であれば、正規ルートで“侵入”することも可能であり、授業で使うはさみやカッターナイフですら凶器になり得るわけです。懐にナイフがあるかないかまで検査するわけには行きませんし、ましてや銃が許可されているアメリカでは、こうした事件を防ぎきることは不可能に近いでしょう。

これはもう、校舎を分厚い防壁で覆って入り口を一つにし、空港のような金属探知機を導入するしかないかな・・・