子宮頸がんワクチン勧奨控える=副作用相次ぎ、接種中止はせず―厚労省部会
「接種は行うが積極的には勧めない」というもののようですが・・・この判断では混乱必至でしょうね。
子宮頸がんは「予防できるガン」として最近ワクチン接種が始まったものです。以前触れたときは自分も良く知りませんでしたが、どうやら原因不明の全身の痛みが長期にわたって続くという、深刻な副作用が報告され、現在は100万接種辺り約40例に登るとか。この数値のみを冷静に見れば「即中止するレベルのリスクではない」とした今回の判断は妥当なようにも見えますが、実は大事な前提を忘れているように思います。
そもそも、このワクチンの有効期間は9.4年と報告されています。つまり小学6年生で接種したとしても、成人になる程度までしか効果が認められていません。あと、子宮頸がんの発症者の多くは基本的に40代以上で、ワクチン接種がなかった頃のデータを見ても、20歳前の症例は0だそうです。つまり早期に打つ必要は全くないわけです。まあ、有効期限に関してはまだ「研究が進んでいない」というだけで、ひょっとしたら20~30年ぐらい効果があるのかもしれませんが、言い換えると実はまだ「小6でワクチンを打って40歳になった女性」というのは世界中に誰もいないということなのです。接種後すぐ発症する事例だけが問題になっていますが、それこそ10年後に副作用が起こる可能性だってあるわけですね。
また、「性交渉前でないと効かない」という大前提から、小6から高1が対象になっているわけですけど、この頃は成長期であり、様々なホルモンが分泌され、1年で身長が10cm近く変わるなど、成人になってから接種するのとは違った身体的な特徴を秘めている年であることも特筆に価します。子どもに大人と同じ分量の薬を与えるのは多すぎることは、誰でも分かっているはずです。ひょっとしたら、投入するワクチンが、対象者の身体にとって「強すぎる」ことだってあると思いますし、逆に弱すぎて効かない場合も考えられるでしょう。3回接種するらしいですが、その間に特に変化しない大人と、大きく変化する思春期の子どもとでは、条件が明らかに違います。その辺まできちんと考えて臨床実験したかは、現状を見るとかなり疑問ですね。
ぶっちゃけ、子どものうちはちゃんと親が性交渉させないように監督することで100%防げるわけですし、20歳前後で状況に応じて自己責任で接種させた方がリスクも少なく、効果も長く続くのではないかと思います。
「接種は行うが積極的には勧めない」というもののようですが・・・この判断では混乱必至でしょうね。
子宮頸がんは「予防できるガン」として最近ワクチン接種が始まったものです。以前触れたときは自分も良く知りませんでしたが、どうやら原因不明の全身の痛みが長期にわたって続くという、深刻な副作用が報告され、現在は100万接種辺り約40例に登るとか。この数値のみを冷静に見れば「即中止するレベルのリスクではない」とした今回の判断は妥当なようにも見えますが、実は大事な前提を忘れているように思います。
そもそも、このワクチンの有効期間は9.4年と報告されています。つまり小学6年生で接種したとしても、成人になる程度までしか効果が認められていません。あと、子宮頸がんの発症者の多くは基本的に40代以上で、ワクチン接種がなかった頃のデータを見ても、20歳前の症例は0だそうです。つまり早期に打つ必要は全くないわけです。まあ、有効期限に関してはまだ「研究が進んでいない」というだけで、ひょっとしたら20~30年ぐらい効果があるのかもしれませんが、言い換えると実はまだ「小6でワクチンを打って40歳になった女性」というのは世界中に誰もいないということなのです。接種後すぐ発症する事例だけが問題になっていますが、それこそ10年後に副作用が起こる可能性だってあるわけですね。
また、「性交渉前でないと効かない」という大前提から、小6から高1が対象になっているわけですけど、この頃は成長期であり、様々なホルモンが分泌され、1年で身長が10cm近く変わるなど、成人になってから接種するのとは違った身体的な特徴を秘めている年であることも特筆に価します。子どもに大人と同じ分量の薬を与えるのは多すぎることは、誰でも分かっているはずです。ひょっとしたら、投入するワクチンが、対象者の身体にとって「強すぎる」ことだってあると思いますし、逆に弱すぎて効かない場合も考えられるでしょう。3回接種するらしいですが、その間に特に変化しない大人と、大きく変化する思春期の子どもとでは、条件が明らかに違います。その辺まできちんと考えて臨床実験したかは、現状を見るとかなり疑問ですね。
ぶっちゃけ、子どものうちはちゃんと親が性交渉させないように監督することで100%防げるわけですし、20歳前後で状況に応じて自己責任で接種させた方がリスクも少なく、効果も長く続くのではないかと思います。