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大雪と特別警報

2014年02月17日 | 時事
大雪再び 特別警報なぜ出なかった?「丸1日以上続く予想」と判断せず
場所によっては野菜やパンが品切れだったり週刊誌が月曜に間に合わなかったりしているとか。

こちらでも先週末は積もりましたが、今年はどうも東海地方より関東で降る傾向にあるようですね。甲府では過去の観測史上最高の2倍を超える114cmを記録した模様です。そりゃ物流も滞りますな。
ところで昨年から導入された特別警報ですが、どうも「50年に1度」の基準を色々策定していたくせに、50年どころか「過去の観測結果を上回る想定外の被害」については発令できないらしいですね。「まとまった雪が一定期間降る」と言う基準はあっても、「降り過ぎた雪が長期間融け残る」ことによる被害までは考えられていなかったようです。まあ気象観測なんてここ100年かそこらの技術なわけですし、千年に1度の東日本大震災を経験した以上、この際想定外のことなんていくらでも起こるという気持ちで警報を発したほうが良い気がしますね。

ただ、今回の雪も、テレビで気象予報士が「今度こそ積もります!」なんて言っていたくらいですし、大雪がドコでどのくらい降るという予報は難しいのかもしれません。まとまった降水量があっても雨だったら積もりませんし、あまり警戒を呼びかけ過ぎても困るわけなので、難しい所ですな。

それにしても特別警報って、出しても出さなくても問題になるよな・・・新人いじりみたいなものかも。