(株)カプロラクタム-blog

果たしてココは何処なのだろうか・・・
否!ココは(株)カプロラクタム代表取締役兼社員αのweblogである!

高齢者事故増加

2016年11月15日 | 時事
高齢者事故に早急対応指示=安倍首相
確かに最近多いですね・・・

事故の被害者になるだけでなく、加害者になるケースが最近立て続けに報道されています。まあ、基本的に交通事故は怪我の程度によっては報道されない場合もありますから、地域のフラッシュニュースレベルのものも「高齢ドライバーの事故が相次ぐ」という印象に見せるためにわざと全国ネットで取り上げているだけかもしれません。ポケモンGO事故はあれだけ目の敵にされ、厳罰を求められるのに、こちらは高齢ドライバーに厳罰を、という風潮にならないのは、やはりメディア的に高齢者=弱者だからタブー視されてしまっているのかもしれません。個人的には、スマホ運転という悪質な違反行為が原因なら犯人を憎み、厳罰を求めることができますが、高齢ドライバーの事故はその後の認知検査で判断能力なしと診断されると無罪になってしまうわけで、罰を負わせることすら不可能になってしまい、遺族は憎むことすら許されないことの方に問題を感じます。

ちなみにうちの母方の祖父ももう90近いわけですが、10年位前によくあちこちぶつけて帰ってきていたので叔父夫婦が怒って免許を取り上げたと聞きました(笑)そんな風に家長とご隠居の力関係であれば取り上げるのも容易でしょうけど、まだ70代くらいは十分体は動きますから、多少の衰え程度では中々踏み切れない家庭も多いのではないでしょうか。免許更新の際に認知検査を厳しく行うというのもアリだと思いますけど、高齢者で一人暮らしで・・・となると、近所のスーパーに買い物にしても足が必要でしょうし、地方在住では公共交通機関も満足にないわけで、一概に免許を取り上げてしまうわけには行きません。代わりにバスカードやタクシーチケットを渡す自治体もあるそうですけど、事情が個人によって全然違うわけですから、全体として制度化するのは困難でしょう。

それこそ飲酒運転のときみたいに事故を起こしたら厳罰にして、抑止力に期待するしかないと思うけどなあ・・・