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アルファ碁無双

2017年01月05日 | 時事
ネット上の謎棋士「マスター」、正体はアルファ碁進化版
ちょっと沖縄記で離れていたうちに囲碁界がものすごいことになっていた模様です(笑)

アルファ碁の説明は要らないでしょうけど、あれから自己研鑽を続けてさらに強くなっていると言う噂は去年からありました。そして野狐囲碁という対局サイトの公式ツイッターが、「アルファ碁が来年(今年)驚くべき成果を見せる」などと予言めいたメッセージを残していました。年末にはGodMovesという謎のアカウントが出現したようで、この前趙治勲名誉名人に1勝してトッププロと互角に渡り合うと証明された日本のDeepZEN碁に3連勝し、あまりの中央経営のうまさにアルファ碁じゃないのかという噂が立ちましたが、それは結局まだ正体不明のままの模様です。布石のナメプ具合(笑)がAIというより人間っぽく、序盤の数手だけ人間が打った中国のAIなのではないかと思っています。時期的に首相の真珠湾訪問で歴史的和解となったはずのアメリカがそんなことをするとは思えませんし・・・偏見かな?

GodMovesはその3局だけで消えましたけど、この冬休みはネット碁界でAIの群雄割拠状態となっていたらしいです。日本のDeepZEN碁はKGSだけじゃなく東洋囲碁でも最高位の9段相手に勝率9割あるようですし、上記で推測した中国AIは刑天というアカウントで、野狐囲碁の9段やプロ相手に勝率8~9割を誇り、現在世界ランク1位のカケツにも勝ち越す実力を見せていました。そして記事にあるMasterですが、東洋囲碁と野狐囲碁に相次いで登場し、韓国のマークがついている以外は正体不明で、9段どころかプロアカウント(P9段)にも驚愕の勝率10割(無敗)というにわかには信じられない強さで無双していた模様です。自分が初めて知ったのは我らが日本のトップである井山6冠を倒した時で、その時点で既に40連勝間近でしたが、その後も中国韓国のトッププロを軒並み撃破し、その後カケツも韓国1位のパクジョンファンも手も足も出ずに敗退、昨夜もトッププロとばかり10局こなし、ついに無傷の60連勝を決めた時点で、米google社が新型アルファ碁だったと公表したというわけです。

まあ何故韓国国旗だったのかと言う謎は残りますが、例のイセドルとの対局の後で韓国棋院からアルファ碁に9段を名乗る資格を授与されていましたから、その関係だったのかもしれません。よく回線切れを起こしていたのは韓国のネット事情のせいでしょうか(笑)まあネット碁でプロと対局するには9段のアカウントが必要ですし、トッププロがいくら年末年始だからといっても偶然延べ60人こぞって対局を行うはずがないので、おそらく事前にある程度仕組まれた手合いだったのでしょう。当然野狐囲碁や東洋囲碁などのサイト関係者も知らないはずはないので、みんなして年末年始に「謎の最強棋士」を演出していたというわけですな(笑)人類の完敗・・・と言いたい所ですけど、今まで数局しかなかったアルファ碁の棋譜が一気に60局もできたわけですから、囲碁界にとっては大きなお年玉をもらった気分ですね。今後研究が進み、AI対策や新たな定石が生まれてくるのかもしれません。

どうせならsaiって名前にしてくれたらもっと盛り上がったのに・・・日本棋院は蚊帳の外かorz