(株)カプロラクタム-blog

果たしてココは何処なのだろうか・・・
否!ココは(株)カプロラクタム代表取締役兼社員αのweblogである!

4連ミサイル

2017年03月06日 | 時事
北朝鮮がミサイル4発発射、3発が日本のEEZに落下=菅官房長官
正男氏暗殺の騒動が収まらない中、またも北朝鮮がミサイルを打ち上げた模様です。

しかも今回特筆すべき点がいくつもあるようです。まずは4発動時ということ。これまでも複数発というのはありましたけど、この短期間でこれだけの数を飛ばすということは、まず経済的に困っていないということですよね。暗殺部隊にもそれなりの礼金を出したでしょうから、どこから資金が出ているのかは気になりますな。もちろん技術的なことも大きいです。今回も察知が難しい移動式の発射台が用いられている模様です。これはミサイルの発車地点を狙って攻撃するということが不可能になりますし、水上発射を含め、もしも複数箇所から同時に発射されたとしたら防ぐのも困難を極めるでしょう。

そして一番の問題は、今回その目的がはっきりと示されたということです。それによると、「在日米軍を攻撃する部隊の訓練」だったということ。在日米軍ということは、対象こそアメリカですが、日本にある米軍基地、つまり日本を標的にしていると今回初めて宣言されたわけですな。そしてそのための部隊が存在し、その訓練として日本の排他的経済水域に落としたとすれば、これは最早「日本を攻撃するぞ」と宣戦布告し、既に攻撃を開始しているに等しいのではないでしょうか。またそこに打ち込めば日本の報道が正確に場所まで教えてくれますから、成功したかどうかもはっきり分かりますしね・・・そもそもEEZミサイルが落下したという事象は半年前から起こっていますが、日本では当時それが故意か偶然かということをこの期に及んでも議論していました。迷惑をかけないように公海上に落とすはずが間違って入っちゃったと・・・そんなわけあるはずがありませんが(笑)どれほど頭がお花畑でも、流石に今回の報道を聞けば北朝鮮が日本を攻撃する意志を明確にもち、その準備を進めていることがはっきりわかったことでしょう。日本には憲法9条がありますが、相手が攻めてくるのを止めてくれる魔力まではありません。今日を境に日本はしっかり対北朝鮮防衛策を考えないといけなくなったと気づくべきでしょう。