食べてしまった生徒は気の毒でしたが、これ見方によっては検食が機能した成功例とも言えるでしょうね。
学校給食は、まず一番に校長等管理職が食べることになっています。これは何も校長がエライからではなく(笑)いわゆる毒見をかねているのですね。美濃加茂にいたときも、一度野菜に虫が混入していたらしく、配膳される前に食べないようにと放送で注意が入ったことがありました。パンは2700人分でカビが確認されたのは約2割とのことですから、9校中2校は「運よく」管理職にそのパンが当たったのでしょう。形骸化された制度にも大事なものはあるということですね。