はんこをなくすといっても当然必要な部分は残すわけで、形骸化したハンコのみ問題なのですがねえ。
サインは「確かに認めました」というしるしであり、いちいち書かなくて済むようにしたのがハンコです。その利便性は誰でも認めるところですが、問題は「誰が押しても効力がある」という点ですね。問題がおきたとき、ハンコがあることで上司にも責任が及びますし、「部下が勝手に押した」と言い逃れができないので、ハンコ業界はそれをメリットだと主張しているわけですけど、そのせいで何にでもハンコを押して許可とするためわずらわしくなっている分は多いでしょう。そこを少し減らしてくれればいいのですが、「ハンコをなくす」とメディアに取り上げられたために問題が大きくなっている模様です。
電子ハンコとかいうわけのわからない進化を遂げるのではなしに(笑)