(株)カプロラクタム-blog

果たしてココは何処なのだろうか・・・
否!ココは(株)カプロラクタム代表取締役兼社員αのweblogである!

気仙沼

2012年04月09日 | 震災
南三陸町の次は気仙沼に向かいました。

ナビに気仙沼駅を指定して、30分無料の間に観光案内所で情報収集をしました。気仙沼市は結構高低差があり、この駅の辺りまでは津波が来なかったとのことですが、南にあった駅は完全に流され、ネットで津波にのまれ、火の海に包まれていたあたりは壊滅状態だったそうです。地図に津波が来た辺りまで線を引いてもらいましたが、渡された地図には、よくある観光マップのおよそ半分辺りに新しい海岸線のようなものが浮かび上がっていました。

丁度食事時だったので、是非名物のフカヒレが食べたいと思い、ラーメン屋のメニューにあった「フカヒレラーメン2000円」を注文しようとしたのですが、震災の影響でフカヒレが獲れていないらしく、魚のツミレが入った「気仙沼ラーメン」を食べました。とりあえず土産のフカヒレスープぐらいは駅売店で購入できたものの、1年ではまだ当然、産業の完全復帰とまでは行かない模様です。

船が陸にあっては無理だなあ・・・orz

縮小しすぎたので巨大さが分かりにくいかもしれませんが、船手前のスクリューがおよそ2m、真ん中辺りにある白い立て札がおよそ1mで、その右にあるのが見物の乗用車です。通り過ぎる時はまさに見上げるような巨大船でした。船が打ち上げられている光景は実はそう珍しくなく、名取市では数10隻単位で田畑に点在していたり、南三陸町では防災庁舎の近くの建物の2階に引っかかっていたりするのを見ましたが、これだけ巨大なものを、数100mは離れているであろう場所にまで運ぶ津波の威力は凄まじいものだと改めて感じました。一旦陸に上がってしまったからには、また海まで運ぶにも一大事でしょうしね。

何やらこの船をこのまま復興のシンボルとして保存し、周辺を公園にする計画もあるそうですが、そんなことより先に、フカヒレのためにも産業を復興させる方に税金を投入してください。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿