(株)カプロラクタム-blog

果たしてココは何処なのだろうか・・・
否!ココは(株)カプロラクタム代表取締役兼社員αのweblogである!

なか卯牛丼終了

2014年02月13日 | 時事
牛丼屋から牛丼が消えていく?
12日に終了した模様です。トッピングの卵が濃厚で中々好きだったのですけどね。

ところで、なか卯はずっとモスバーガー系列だと思っていたのですが、いつの間にかすき家のゼンショーグループになっていたようです。同じ牛丼店舗を買収してどうするのかと思いましたけど、まああそこは親子丼がメインみたいなものなので、ココに来て住み分けを図った形なのかもしれませんな。

なくなる前に食べに行こうと思っていたのに、前日家ですき焼きが出たため断念しました(笑)

(株)カプロラクタムの成り立ち

2014年02月12日 | 心境
10年目に突入して今更ですが、このブログ名についての由来というか、思い出を書き連ねたいと思います。

このブログの前身である(株)カプロラクタムには、隠しページ的な存在として宇宙完全大百科という読み物が存在しています。これは元々高校時代に、友人と自分の2人で「自分達だけに通じる造語に意味を見出し、それを訳知り顔で語り合うとカッコよくね?」という、今で言う中2病的な発想で生まれた書物です。学校のプリントの裏にびっしりと説明を書き、お互い回し読みをしていました。3年間かけて50音順に1語ずつ造り、2人で100語とはしがき等を10(笑)完成させました。なので、同じ頭文字(例えばアポラスト・アルティプラソーノ)の2作品は、それぞれが書いたということになりますね。今読むと高校時代の内輪ネタや当時の流行ネタが満載で、いわゆる黒歴史(笑)であると言えるでしょう。ただ、自分を構成する光と水は、大部分この時期に形成されたことが良く分かります。

で、その友人とはクラスで唯一2年間一緒だったのですが、3年になり離れても同じように、3年間様々なバカをやってきました。造語をお題に、イメージするキャラクターを描いて見せ合ったり、お互いに推理クイズやパズルを作って解き合ったり、2コマや4コママンガの前フリだけ書いて交換し、オチを考えたり、推理小説を書いたり、バクマンのPCPのような完全犯罪?の計画を立てて実行、報告しあったりと、ありとあらゆる才能を投じて暇つぶし手段に興じていました。会話にも暗号を混ぜたり、古語で話したりもしていました。もちろんそんな楽しげな活動が2人内で留まるはずもなく、自分達の作成したネタは幾人かに共有され、その恩恵を享受する組織ができたわけです。しかし表立って話すと目立つので、組織内に通じる暗号やコード名をつけて呼ぶようにしました。で、その名称こそが「(株)カプロラクタム」であり、主な発信源であった自分がα、その友人がβと名乗ったわけです。カプロラクタムという言葉はナイロンの原料で、化学Ⅱの教科書に載っていた語句であり、スペルが違うのは素で間違えた本来の意味との差別化を図るためですが、実はその発案者はβの方だったので、じゃあ何故カプロラクタムだったのか、というとはっきりしません。しかし秘密結社のようで中々かっこいい響きだと思い、その後、パソコンやインターネットのブームに乗り、大学時代にHPを開設したのは自分の独断ですが、今でも気に入って使っている次第です。

それにしても、ココまでネットやクールジャパン文化が花開くとは思っていませんでしたが、振り返れば大百科はアンサイクロペディアのようなものですし、お互いマンガの続きを書いたり、ある名から想像して創造する遊びなどは今もバラエティで扱われたりしています。推理クイズは後にデスノートで一般化した縦読み等、後のマンガや小説で同じ着想のトリックをいくつも発見するほどの完成度でした。学園祭でも推理劇や、今ある「リアル脱出ゲーム」のような企画をしたよなあ・・・完全犯罪(カプロラクタム計画)に至っても、「特定の人物に辛いカレーを食らわす計画」「離れたクラスでもポケ紙(ネタを忍ばせたメモ。ポケベル前世代のアナログ的手法)を回す計画」「年賀状を2度出す計画」「自転車で、お互いを常に抜き返しながら帰宅することで、後ろにいたオバちゃんにベルを鳴らさせない計画」など、PCPの着想は我々が元祖だったのではないかと思うほど酷似した行為を、十数年前に実際に行っていたわけです。ずいぶん時代を先取りして生きていたよなあ(笑)

本当にβは才気溢れる男でした。本日亡くなったそうです。逝くには早すぎるだろ・・・

永遠の0

2014年02月11日 | Weblog
永遠の0」を観てきました(ネタバレあり)

小説が累計発行部数であのワンピースを抜いた、興行収入も60億を超えなおも上昇中、安倍総理も観た(笑)という前評判を知り、俄然観たくなりました。原作者の百田尚樹さんは、小説「海賊とよばれた男」で知り、非常に緻密な取材を行ってストーリーを構成する人だという認識をもっているので、まだ小説版を読む前でしたが、きっと映画もすばらしい完成度なのだろうと思い、先週映画館に飛びこみました。とりあえず公開から2月は経っていますが、最近自分の観た劇場では珍しく8割方埋まる人入りでした。これはまだまだ伸びそうですね。

今回のテーマでもある零戦は、宮崎駿作品「風立ちぬ」で出てきた堀越二郎が造った世界最高・最先端の戦闘機です。素早く飛ぶためには軽くないといけないし、長く飛ぶには大量に燃料が必要です。そんな精密な機動性と長距離飛行という相反する技術を兼ね揃え、当時は米軍にして「ゼロとは戦うな」と言わしめたほどだったそうです。しかし、そんな零戦にはパイロットを守る装甲がほとんどなく、唯一にして致命的な弱点である「防御が脆い」と言う点を、何とパイロットの腕で補っていたという大胆不敵ぶり。まあ肝心の設計者は装甲どころか機関銃すら外したがっていたわけですし、「美しい飛行機を作りたい」という一心で設計された夢の戦闘機に、超一流の腕と頭をもつパイロットが操縦していたことで、分厚い装甲や物量・情報収集力で圧倒的に勝っていた米軍に対しひけを取らずに善戦できていた模様です。しかしこれって、完全にダイの大冒険であった「攻撃が当たらないお前と、当たっても効果がない私、一見同じようだが結果は明らか。」というシチュエーションですよね。1発でも当たったらアウトなので、流石に戦争が長引くにつれて徐々に熟練パイロットが亡くなっていき、最終的に学徒出陣や特攻と言う戦術もひったくれも無い作戦に甘んじ、しかもそのほとんどが目的を達することなく撃墜されてしまった模様です。

主人公の本当の祖父、宮部久蔵もそんな零戦の凄腕パイロットの一人で、主人公が祖父のことを知っている人にインタビューをしていき、その回想シーンを交えつつ祖父の人間像を浮かび上がらせていくというストーリーでした。そのきっかけが祖母の葬儀の際に今の祖父が号泣していたから、ということでしたが、ここで超ネタバレをしてしまえば(笑)なぜこの時点で縁もゆかりも無い人にインタビューして回る前に直接祖父に聞かなかったのか、と思いました。まあその辺はご都合展開の一種ですかね。インタビューも、丁度都合よく証言を連ねていくと真珠湾からミッドウェー、ラバウルにガダルカナル、レイテなどと、順番に戦争の進行を語っていく構成になるようになっていましたし、核心を知る人をあえて後回しにする演出もありました。まあ全体を通して現代編はオマケ扱いであり、この事実を知った所で主人公がどうなったと言うわけでもなかったので、とにかく百田さんが零戦について取材したことを描きたかった映画だという認識をもちました。その分、軍師官兵衛の人が扮する大東亜戦争の回想シーンには非常に熱がこもっており、零戦の魅力や特攻に対する矛盾を語る上で十分な完成度であったと思いました。また、「戦争中はたくさんのおじいちゃんみたいな人がいた」と言う言葉には、今がもう戦争の体験や物語を聞ける最後のチャンスであると言うことを警告しているように思いました。大正生まれだったうちの祖父はもう20年前に亡くなっていますし、戦中に教師をしていたと言う祖母もついに寝たきり状態になったことで、自分にはもう戦争時の様子を聞くチャンスはなくなってしまいました。地域にはまだ戦争体験を語ってくれる元気の良いボランティア翁もいますけど、それももう10年と持たないでしょう。学校の戦争学習も含め、今後どうしていくかは本当に喫緊の問題ですね。宮部久蔵のように、昔語りを紡ぐことによって現代に「生きて帰ってくる」ことができればよいのですが・・・

そんなわけで本日小説版も読破しました。基本的なプロットは当然同じですけど、小説版では映画でやや弱いと感じた現代編もしっかりまとめられていましたし、はっきりとこの戦争に対する作者の見解が現れていて非常に面白かったです。コレを読んで、自分もあの戦争の原因はマスメディアの無責任さだったと納得しました。戦争が終わり、価値観も変わりましたが、いつの世もメディアが無責任であることだけは永遠に変わらないのかもしれませんな。

ノロはテロか?

2014年02月10日 | 時事
集団食中毒か、生徒ら268人欠席 埼玉県立高で学校閉鎖
何か最近、ノロでの休校がバイオテロでも受けたかのような報道ですよね。

浜松市で集団欠席があったときも同じことを書きましたけど、あれは広域にわたって同時多発的に起きたので確かに一定の話題性がありました。しかし高校では珍しいとはいえ、たかが1校が休校したことで、保健所が立ち入り調査・消毒を行い、その様子を物々しく報道するなど、はっきり言って異常な対応です。休校対応なんて、小学校なら数年に1度くらいは普通にありますし、学級閉鎖だとクラスの2割が基準なのですが、この時期ギリギリの4~5人が入れ替わり立ち替わりで欠席することなど日常茶飯事です。「食中毒」以外でも菌は容易に持ち込まれるので、マスク着用を呼びかけたり、担任が加湿したり放課後机などを全部拭いて回ったりしますが、完全に防げるとは到底思えませんし、学級閉鎖もなったらなったで止む無しかなと思っています。しかしこのようにテレビで重大事件のように報道されると、最早本当に媒介者や施設管理者(担任や校長?)の責任問題になりかねないような勢いを感じますね。

前述の浜松の件では、結局食パンが原因で、その工場の調査で保菌者の特定まで行きましたけど、発症しないキャリア状態だったので防ぎようがなかったという結論に至りました。これも前述したようにノロは感染しても発症するかどうかは運次第で、その間に媒介することもしばしばあるわけです。衛生対策も基準を満たしており、自覚なく媒介したとあっては、もうどうしようもありません。風評被害と犯人とされた従業員に対するバッシングだけが残る、後味の悪い調査になってしまいました。今回の件でもそのうち犯人があぶりだされるかもしれませんが、そうなったところで同じことが繰り返されるだけです。そもそもノロはウイルスなので、インフルエンザと同じようにかかってしまえば免疫ができ、そのうちかかりにくくなるわけです。(亜種が多いので毎年かかる場合もありますが…)抵抗力を身につけない状態で小児期を過ごした子ども達が、将来の悪環境についていけるのか、逆に心配です。

そういえば最近は皆勤賞を表彰しなくなりましたが、年間皆勤の子も本当に少ないような・・・

舛添都知事

2014年02月09日 | 時事
都知事に舛添要一・元厚労相…細川氏らに大差
下馬評通り、舛添氏が当選した模様です。

先週この辺であった市長選でも思いましたが、大きな政党が応援している以上、40%ぐらいの得票率では組織票を打破できないと言うことですかね。そうは言っても1位200万票超は流石東京と思わずにはいられません。岐阜県の人口分の票が入るのか・・・少なくともそれだけの期待を背負っていると言うことなので、是非頑張って欲しいものです。

ソチ五輪

2014年02月08日 | 時事
ソチ五輪、開幕=ロシア初の冬季大会
飲み会帰りにボーっとしながら、結局最後まで見ていました。

入場行進で中国が途中で止まり後ろの国に迷惑をかけているし、日本の行進は地震速報と重なるなど、ハプニング的な意味でなかなか見ごたえがありました。しかし1番は五輪の輪が1つ開かなかったことでしょうか。しかも丁度アメリカ大陸・・・これはオバマが来なかったことに対する当てつけですかね。おそロシア・・・

韓国大脱出

2014年02月07日 | 時事
内閣府職員変死、米韓に捜査共助要請 死因は水死と断定
考えれば考えるほど不思議な事件ですね。

朝日新聞によると事件性はないそうですが、仮に普通の旅券じゃなかったことでこっそり韓国脱出を図ったとして、その後どうするつもりだったのでしょうかね。記録上は韓国にいるわけですから、その前提だと再び韓国まで戻るつもりだったことになり、今度は海流に逆らって行かないといけないわけですし・・・そもそも内閣府職員ともあろう人が冬の日本海に軽装&動力がないに等しいゴムボートで本気で渡れると思うものでしょうか。コレが通ると今後何回も同じような漂流者が続出する気さえしますね。ちゃんと捜査して欲しいものです。

作曲偽装

2014年02月06日 | 時事
佐村河内氏の全ろうは偽りか “影武者”新垣氏「聞こえないと感じたこと一度もない」
食品偽装の次は、作曲偽装か・・・

自分はこの方を良く知らないので、今回の報道で見た限りの意見ですけど、インタビューで応えていた声質を聞く限り、聞こえていない人のしゃべり方だとは思えませんでした。聾学校を始め全ての特支を見学した経験上、難聴もしくは全聾の子は、しゃべり方にはっきり特徴が出るものです。簡単に言えば、人は自分の耳で聞こえるようにしゃべるので、例えば補聴器をつけているときと外している時では、同じ人物でも声質が全然変わるものです。少なくとも、自分が聞こえていない分、大声になります。そうした特徴が感じられなかったので、かなり怪しいと思うのですが、こういった違和感をNHKをはじめ各マスコミの誰も気づかなかったのでしょうか。

食品偽装にも通じる話ですけど、我々はあるモノに対してそのものの本来の価値以外に付加価値を求めてしまう傾向があります。○○産だと売れるから、産地を偽装したり、一旦その地に運び込んでソコで取れたことにしてしまうなど、本来「味」で勝負する所を様々な付加価値でもって評価しようとするから、素人では判断がつかずに偽装問題が起こるわけです。今回も、別に別の人が作曲したとしても、できた曲がすばらしい曲であることは変わりません。しかし、「被爆者である」「障がい者である」というTV的付加価値?を求めてしまったことで、今回のような本来の価値を見失う結果になってしまったのではないでしょうか。こうした方々が逆境にめげずに頑張っている姿は、確かに人々の心を打ちます。翻って、それをテレビや新聞で紹介すれば多くの人が関心を寄せ、まず視聴率も上がることでしょう。しかし、間違っても後者が目的になってはいけません。今回のように逆手にとって売ろうとする不届きな輩もいるわけですし、審美眼をもたず目先の利益におぼれてしまう輩も言わば同罪の共犯者でしょう。黙認していた疑惑も拭えませんし・・・

この件で一番の不利益を被るのは、別にスポットを当てて欲しいわけでもなく、本当に逆境の中で頑張っている人達です。何かここぞとばかりにこの作曲家を非難する報道ばかりが目立ちますが、本当に自分達に非がなかったのか、しっかり考えてもらいたいですね。

金質選挙

2014年02月05日 | 時事
維新、共産擁立に期待 大阪市長選、独り相撲に危機感
何やら「大阪都構想」が実を結ぶまで何回も辞職→選挙を繰り返すらしいです。

その度に貴重な税金が使われていくわけですが、これ本当に意味があるのですかね。どうせなら市議会を解散させないと、どんどん税金を使っていくだけのような気が・・・まさか、本当に府民の税金を人質に取る作戦なのか!?

大須演芸場

2014年02月03日 | 時事
大須演芸場、トリは強制執行 満員の観客が執行官迎える
ついに強制立ち退きとなった模様です。

自分も名古屋出身の同僚に誘われて、1度行ったことがあります。1500円の入場料を払うと、後はいつまでいてもいつ出てもOKというシステムは、暇つぶしにもってこいだと思いました。まあ大体は2時間ぐらい見ると一巡するので、その辺のタイミングで帰るわけですが、その時も観客は10人足らずで、入る客も出る客も非常に目立ちます。これ出演者にしてみたら、自分が話している時に帰られたらショックだろうなあと思い、中々出るに出られない所も趣を感じました。中には最前列に座ると客をいじってくる落語家もいて、ある意味で客と演者の距離が近い演芸場だと思いました。

昔は娯楽と言えばこういうものしかありませんでしたが、テレビが普及した時点でもうオワコン化は必至だったのかもしれません。さらに暇つぶしの方法が多様化してきた今、むしろ今まで良く生き残ってこられたと思います。まあ、今でもテレビで有名になった芸人や歌手などはライブをしたりするわけで、こうした演芸場にも、有名人に生で会えるという価値はあるわけです。しかし、何もかも東京に集中させてしまう現状では、中々地方には人が集まりにくいのでしょう。実際自分が行ったときも知っている人はいませんでした。まあ有名人を呼ぶにはそれなりのギャラが必要でしょうし、若手の登竜門的な扱いだったのかもしれません。そう考えると、今回の閉鎖は落語家の卵達にとって非常に痛手でしょうね。

この3日間は入場無料だったこともあり、超満員だったとか。有終の美を飾れてよかったのかな。