katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

当代島の小冊子完成と岐阜県多治見市のうながっぱ

2008-09-03 22:25:05 | 世界遺産をみんなでつくろ!
うながっぱを作っていると、大きめな箱がやって来る・・・とうとう来た。
そうこれはかぐやが作っていた当代島公民館での完成記念の本。

ご寄付を頂いた方へ、お礼と報告を兼ねてお渡しする為のもの。
これではうながっぱは後回し・・・まずは当代島公民館へ。

勿論アポ無し。いらっしゃらなくても結構。熱意だけ伝わればそれだけで。
そもそも遠慮する必要は無い。

お渡しするだけの数分なのだから。するとやはり館長は不在だったので担当だった職員
さんに、明日約束の日ですが、本が出来上がったのでお持ちしました。

1冊は館長ですが、その他の分に関してのお礼の手紙をすべて書いて置いて下さい。と
お伝え下さい。と言って先を急ぐ。

そこで前館長の岩島さんと小笠原さんのいらっしゃる場所を聞く。
そしてまずは人事課へ。ここも当然アポ無し。いらっしゃるはずも無く、

すみません、岩島さんいらっしゃいますか?と大きな声で尋ねると、何しろあちらは、
背広できっちり。こちらはおっsanに誕生日にもらった金魚のTシャツ。

そりゃ目立つのね。けれどお気に入りの1枚、胸張って良いじゃない俺らしい。
悪い事をしている訳じゃないし。

対応して下さった人もとても親切で不在な事だけで無く、次に行きたい第二庁舎の
青少年課もきちんと教えて下さった。そして本を預けた・・・

後は小笠原さん。ここは偶然にもいらっしゃって直接渡す事が出来た。
何も言う必要は無いだろう。ブログを読んでいないはずも無く、何があったか?

どうなっているか?そしてどうなるか?この位の事は、担当者として携わった時間や
それ以外にもきちんと向き合って話しをした時間が長いだけに、こちらとしても

何が言いたいか?は言わずと判る。だからこそこの本は自腹だから・・・
これだけ伝えれば何が言いたいか?それだけで伝わるだろう。

ほんの数分だったけれど十分だった。

帰って当然うながっぱ。縁取りとは言えどこれが今回の俺の仕事の1つ。
それと現地当日の教室の講師、そしてプレ-ト作り。

そんな中、唯一モザイクが出来る部分・・・・だからとても大事。

その後、かぐやと相談になる。昨日の話の続き・・・実は窯ぐれ祭りでの教室で
俺と日高氏とかぐやでうながっぱTシャツを作ろうとしていた・・・

勿論、パチンコ持ったうながっぱ。けれど昨日の話ではあんな調子・・・
どうしましょうか?と言う話になった・・・

昨日、あれだけ書いたんだから、最後は多治見市でも何でも問い合わせの電話しよう。
その2日間で捨てても良いから使わせてもらえないか?とね。

この3枚は俺が出す。やる気を組合に伝えないと、今までと何も変わらない。
無事終わった・・・そんなもんなら俺達が行かなくても、今まで開催されたんだ・・・

俺達じゃなければならない・・・そうはならんだろっ。
誰でも良いなら必要無かろう。こっちは死ぬ気でやってんだ。この貧乏人が必死で。

プレッシャ-の掛け合いなんだ。常に。こっちの必死さに相手がどれだけ応えられるか?
誰に頼んで来たのか?本気でやるつもりなのか?

たった1ヶ月しか無いのだ。まさかと思うがまだ1ヶ月もあると思っている・・・
本気で成功を願う主催者であれば、そんな馬鹿な事は思っていないはず。

しかも本気でやっている者達にそんなにやらなくても・・・とは言わんだろう。
しかもまだこんなもんは序の口。

これから数日間、うながっぱの縁取りをし、それから有志の人達がやって来る。
他県の人間が無償で参加して下さる。更にご寄付も使っている。

それを組合はどう感じるのであろうか?多治見市に伝えてくれるくらいは当然だと思うが
どんなもんだろう。

何しろ一度、組合の方針や多治見市のお考えを聞いてみたいものだ。

当然、これだけの事を書くからには、まだ用意はしてある。
窯ぐれ祭り・・・・組合、多治見市、楽しみに待っていてもらおう。






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岐阜多治見市のうながっぱ・・・現状

2008-09-03 03:23:18 | 世界遺産をみんなでつくろ!
さて正直、昨日ティ-ア-トさんに発注じゃ今日は何すっかな・・・?これが本音だった
するとそこへキウイがやって来る・・・更にラムがやって来る。

当然2人共、岐阜の件での質問・・・そこで一応説明し、最終的に俺が縁取りしたら、ブログに書くから・・・ただ昨日タイルを発注なんで・・・と言うそばから・・・

タイルが到着する。何と言うタイミング。これで後はやって見た様子・・に切り替わった

すると今度は民芸もやって来る。呼びつけている訳では無いけれど今日だけで3人目だ。
多治見市の人やティ-ア-トさんや組合の人達に伝わるだろうか?

無償の人達がこうしてやる気のみで集まっていると言う事が・・・・
しかも他県であると言うのにも関わらず・・・1ヶ月も前から。

しかしどうやらこちらと温度差があるらしい。先方はおおもめらしいのだ。
ティ-ア-トさんから最初に依頼された時には、組合サイドは作品を作って欲しいと

言う意見だったけれど、いくらなんでもたった数日で作るのは・・・とティ-ア-トさん
が変更して教室に切り替えている・・・そんな話だった。

皆さんはテレビチャンピオンを観て下さって言っているらしいが、確かに決勝は1日半で
あれを作ったけれども、御宿へ行ってみると良い・・・みんな壊れているよ。

あれはすべてテレビ向きに作らされているだけ。みんな時間制限の中、日頃の仕事では
絶対にやらない施工を仕方無しでやったのだ・・・

人のについては言えないが、俺については外なのに室内用のボンドを使った。
それはスピ-ドアップの為に・・・そんな事をするとどうなるか?

今は少しずつ壊れている。当たり前である。みんなそれを知ってやったのだ。
終わらない・・・これでは番組が成立しない。だから作品の良さより終了するを取った。

建築で例えるなら、プレハブみたいなもの。一生はもたないだろう・・・
しかしながら、地味な建築を取り上げた番組に罪は無いと思うがね。

これを踏まえて、組合は一体何を俺に頼んでいるのだろうか?たった数日で一生モノを
頼むつもりなのかな?それとも今回限りで壊れても良い様なセットで良いのかな?

万が一前者の一生・・であったなら、延べ何人掛かるのだろうか?
こんな事はタイル屋の時の酒飲み話だ。雨は降るわ、工期は変わらないわ、じゃあ延べ

50人掛かるなら、ずっと休んで1日で50人集めれば終わるんじゃない?こんな皮肉。

話を戻して、こんなやり取りの中にティ-ア-トさんが日本一のタイルの町なんだ。
それをアピ-ルしたいと言った。それを俺に2日間の教室でやってくれと言うのか?

ただの教室だけで本当にそんなものがみんなに伝わるのか?意気込みは判るが無理だろう

そこで今回の当代島のようにやれれば、もしかしたら教室だけよりも見栄えも良いと考えたが、何しろ当代島では有志や公民館サイドのお力で100人以上のご参加があったし、

十分過ぎるご寄付、そして更にサ-クル有志と言う経験者そして日高氏、弟子これだけの
モノがあっての事。

ではそうするには・・・まずはご寄付を使わせて貰う事で1つは解決する。
ではグレ-ドを上げる為には経験者。日高氏と弟子は無理やりでほぼ整う。

しかしこれだけでは問屋さんでも在庫を持たないようにしているのに、材料費は一体
どうなるのだろうか?それをティ-ア-トさんが持ってくれると言う事で、

純粋な手間をもらえる。常にすべての支払いが終わった時に余ったモノが俺の取り分。
そこでいつも食えなくなるのが日常。

しかしそれを最初に考えれば、見なくともしょぼいモノになる。常にここが作り手として
の悩み所・・・・それを極力ゆとりを諦め、2食と煙草は確保くらいに考えて来た・・・

こんな話の中、前に進んでいた・・・しかし今度は組合が役所からクレ-ムが来たらしい
理由は著作権。パチンコを持っている事が問題あると言うのだ・・・

えっ?そんな初歩的な事・・・言われても当然な事だとは思う。
しかしながら、ティ-ア-トさんは最初の電話で使用して構わない・・・とこちらから

の申し出にそう対応して下さっていたのだ。しかもパチンコ持たせる事も言った。
それでも了解が出たのだから作り始めた。

なんとご英断。そう思った。作家さんのご理解、市長さんが完成したうながっぱを寄付
する事で営利目的では無い事をご理解しての話なんだな。

組合は相当な熱意でお話して下さったのだろうなぁ・・・と。

するとどうやらそうでは無くて、営利目的じゃないから良いだろう・・・と組合の了解
だけだったらしく、今になって役所からクレ-ムが来て困っているのでどうしよう?

と、ティ-ア-トさんと組合の方から2本電話を頂いた。ティ-ア-トさんは、katsuが
ここまでやったのを壊せとは言えないから、組合には自分達で話してくれと言ったから

・・・と言われた。まさか営利目的じゃないものにクレ-ムが付くとは思わなかったと。

組合からの電話では、どうしたものか?と反対に尋ねられたので、それでは俺の意見と
して、お話しします。と切り出してこう言った。

まず、こちらとしてはティ-ア-トさんからの話は組合の話と受け取りました。
そして内容が、日本一のタイルの町なのをアピ-ルしたいとの事。

そこにうながっぱと言う、アンパンマンの作者が描いたキャラクタ-があると。

俺は建築で18年生きて来て、今もタイルで飯を食っている。しかしながら、タイルは
衰退へ向かっている。建築に関係の無い皆さんでも簡単に判るはずです。

家をご覧下さい。新しい家なら玄関の床しか無いでしょうから・・・極端に言えば・・・

更に言えば地場産業のタイルを知らない岐阜県の人がいる・・・それで他県の人が知る
なんて事に繋がるでしょうか?勿論うながっぱもそうです。

多治見市だけで収まらず、岐阜県、もっと言えばアンパンマンの作者の作品なのです。
全国区になっても不思議じゃない。

それを踏まえればうながっぱにパチンコ・・・悪いアイデアでは無いと思いますが、
許可を取る・・・そんな初歩的な事を怠ったのは組合のミスですが、

どうしてイチ役人に言われただけであたふたする必要があるのですか?
ポリシ-があるのなら、どうして手続きが後手になったとは言え、市長まで話を

上げないのですか?どうしてアンパンマンの作者にご連絡して熱意を伝えないのてすか?
俺はその為に寄贈と言う話やすい展開にしたつもりなのですが・・・そんな話をした。

もしそれでも認めないと言われたのならパチンコ部分は祭りの当日落とすつもり。
そこを現地で作り直せば、いかにモザイクと言うのは、ものつくりとは?

そんな事も皆さんに見て頂けるのなら、それもそれ。

そして寄贈の件は無くすつもり。これはいるけれど、これはいらない・・・・
もらう側にそこまで規制されては、心底喜ばれていない以上、みんなのご寄付や人件費

そしてみなさんの気持ちを考えれば、アトリエにでも置いて置いた方がみんなに喜ばれる
気もします。

本来なら、市長をはじめ公民館の皆さんに喜ばれるモノをタイルの組合の人達が俺達が
作ったモノが寄贈される・・・そんな話にしたかったもの。

まだどうなるか?は判らないけれどどんどん進めて行こうと思う。
先方の問題は先方に任せて、作り手の俺達は納得行くモノを作ろう・・・ね。みんな。

そうそう当然、夜は日高氏を呼んで一部始終話し、今後の展開や予定なんかを打ち合わせ
当然ながら、黙って了解。頼もしいね、何とも。



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