katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

日高氏とキウイとうながっぱモザイク

2008-09-23 00:44:50 | 世界遺産をみんなでつくろ!
朝、日高氏がやって来る。雨で仕事が中止になったのでワイヤ-付けをしに。
それとキウイがうながっぱモザイク作り。勿論、俺もね。

あんまり進まない・・・と泣き言にも聞こえるキウイ・・・このうながっぱモザイクが
どんなに過酷なのか?やった時間の多い人がどんどんと判って来る・・・・

何しろ進まない。目地幅一定にして、ピッタリにする・・・この行為が実に面倒臭い。
腕が上がって行くのが一目で判る・・・それと根気のあるなしもね・・・

コツコツ進む、やればいつか終わる、そもそもモザイクとはそう言うもの。
広げて言えば、モノ作りと言うものがすべてそうと言っても良いと思う。

これ言った事あるかな?良い例なんだけど、正月のお飾り、クリスマスやハロウィン、
色々とあるけれど、一生使う?

ではお雛様、かぶと、こいのぼり・・・一生使う?

前者は捨てるだろうね・・・けれど後者は一生モノ。値段の問題?嫌違うね。
方や、手の掛かった季節モノと手のあまり掛からなかった季節モノ・・・・

大事にされる・・・これが大事。勿論捨てるのは何か決まりがあるのかも知れない。
けれど、惜しいなぁって思わせるだけの品物になっているか?どうか?

これはル-ルは関係無い。それと値段でしょ?って言う人にはこの意味が判らないだろうね・・・・

凄いから高いであって、高いから凄いでは無いと言う事の違い・・・・
まっこれが判ると色々な事が見えて来るとは思うのだけれど・・・・

それはそうと、日高氏はいよいよプレ-ト完成までほんの数時間になった。
後は1日前に乗り込む訳だから、その時でも・・・と言ったが、まだ来れると思うよ。

って事だから、もうプレ-トは完全に俺の手から離れた。

と言う事は、うながっぱに専念なのだけれど、次から次へと問題が起こる。
キウイがタイルが足りない・・・・みたいな事を言う。

そりゃそうだ。最初に頼んだ数とは違う、取りあえず送るって形で届いた数。
足りなくて当たり前なのだけれど、もうすでに足りなくて俺の分の持ち出し。

すでに組合はこっちに送ったタイル分持ち、俺は現地の分を持つ・・それで相殺してと
言われた時点で、頼む気は無かったし、更に言えば追加として頼んでも、

必ずその色になる・・・そんな保障は無い。更に10枚20枚くらいじゃ送料の方が
掛かるんじゃないかな・・・

まずは色。タイルと言うものは焼く。当たり前と思うだろうが、って事はムラにもなる。
安定した色を出すって言うのは難しいはず。

簡単な事言えば、良く周りの建物の外壁見てご覧。窯の違いや追加で出て来たとも思われるタイルかな?と思うくらいの色ムラのある建物がたくさんあるから・・・・

安定した供給なんてのは、余程の事が無いと無理って考えた方が良い。

そう言う点では、日本の内装の壁のタイルは比較的安定した色が出ていると思われるが、
釉薬なんだか、土なんだか、窯の違いなんかで、あれ?新色なの?ってのがある。

今回のうながっぱの緑は明らかにそう。今までぺきぺきを使って見た事無い色。
それを配分して使っていたのだけれど、あっちこっちに気を取られた分、

ここ数回の間、気にせず使ったのと人数がいっぱい来た時の分を数えなかった・・・
それでもまっ何とかしましょう・・・って事にした。

そんな事も踏まえて、あっちこっちに分配して使ってあるのだから、消しておかしくは無い。まっこう言うやりくりは、常にやって来たので当たり前で、

当代島公民館のように全く材料を気にせず作ったのは、ご寄付による奇蹟。
ならいつも切り抜けているように今回も同じ。

こっからはやりくり。うながっぱだけ考えれば良いのだから・・・・






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