katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

棟梁完成と久しぶりのオードリー教室と・・・・

2015-12-30 09:08:13 | モザイク教室
今日は久しぶりのオードリー教室と言う事で、3年間マンツーマンで教えて貰った事もあり、犬の作品の完成を見せたい事もあって棟梁が目地をしに来る。ただこれだけで十分お教室として成立なんだけれど、何しろ最後は俺としてもゆっくり見せたい気持ちもあるし・・・・。

2人が来るまでは新作の穂竜。


そんなこんなで午後イチに2人が揃うと、何だろうね・・・・何しろ3年だからね・・・・作った人も教えた人も、見届けた俺も・・・完成した作品を観る気持ちは一緒で凄いね・・・・良かったって感じではあるのだけれど・・・・そこから先の気持ちって言うのも読んではいたんだけれど・・・。

まっ、それについてはオードリーが1人になってから・・・・にして、ひとまずお疲れ様なのね。3人で棟梁の差し入れをご馳走になって、懐かしい話なんかして、そんな中、キウイがやって来て・・・・また1人その完成に立ち会った・・・・確実に棟梁の作品を批評出来る腕の人がまた1人・・・。

賑わいを持って終わった・・・・では久しぶりのオードリー教室。


まっ、別にあぁしろ、こうしろって言うのは、ここまで作る弟子に特に言う事は無い。つまり作品への口出しって言うのは相談されるまで何も無い。
じゃ一体何をするのか?って言うのは、オードリーを語る事・・・そうね、自分自身をね。

こんな事を説明する必要は無いし、こんな事は何年もやり続けているから弟子なんだし、他人がどう感じようと不思議には思わない。
そもそも作品は自分自身であるのなら、ここまで作れる者が一番大事になるのは気持ちの問題になる。

まず切り出して来ると思われる話・・・・それは完全に亀有カルチャーに今後教えに来るかどうか?安い言い方になるが、棟梁の3年を終えた。
それによって1つの責任を果たした・・・そんな気分であろう。ここがオードリーの中での葛藤になる。

そもそも責任を負う事を極端に嫌うオードリーからすれば良く3年と言う長さを耐えてくれた。しかもこうしてこれだけの完成度の作品となるのだから、教えるって事も上手いのだと思う。勿論、棟梁との信頼関係を築けた事は一番の財産であったが・・・・。

しかし逆を言えば、3年費やした事になる。自分の作品を作りに来る事すらもままならない状況のオードリーの月に1回の半日を使っていた・・・・。
そうも言える訳で・・・勿論、更に逆を言えば、ここが無ければもっとアトリエは遠ざかっていたのかも知れない・・・・。

いずれにせよ、そう言う3年だった。つまりここで辞めて置かないと辞め時はいつなのか?って言う事なのだ・・・。
しかも人数でも増えていれば、行く方が良いかな?と思わせる事が出来るが、来春早々に1人お辞めになる事になっている。

そう言う状況下で更に手間を支払っていない・・・・ここね。ここには意味があるのだけれど・・・・今、責任と言う文字が嫌いって言う人に支払いをしている事で支払っているのだから・・・・と縛る事が良いのか?逆に支払っていないのだから、いつ辞めてもこちらには権利が無い・・と言う関係

を持っている方が良いのか?と考えれば、最初から支払わず、けれど一宿一飯の恩義と言う昼飯くらいはねぎらって・・・・ってスタイルを続けていた理由はそこにあったのだけれど・・・・強制では無くてね。あくまで御厚意としてね。だから来ない事も仕方なし・・・とね。

ある意味その日が来たのかも知れない・・・・と言う事なのね。終わりが来るまで続ける・・・・相手が決める事なのだから。
いずれにせよ、楽に決めるなよ・・・・葛藤して答えを出せよ・・・・どんな答えでも良いから・・・・とは伝えた。

ただ1つ追加であくまで弟子である事は変わりなしなので、辞めない限り権利が発生したら連絡はさせて貰うから・・・と。
来春はかぐや共々仕掛けて行く準備がある・・・・同じ1回の付き合いで言うのなら、カルチャーの場所から他の付き合い方になるのかも知れない。

いずれにせよ、オードリーはキーワードになる責任って言葉と向き合うと良いと思うのね・・・・別にモザイクとは関係無くても・・・。
責任を負う負わないじゃなくて、仮想で結構。葛藤で十分。やらなくなれば、無気力か腹をくくったか?のいずれかになる。

無気力を選んだのならそれもまたその人の生き方、腹をくくればそれもまたその人の生き方。ただし、その道を適当に選んだ瞬間、後悔は必ずやって来る。何故ならもう何も特権が無いようなものだから・・・・。

1つ言う事があるのなら、若かった・・・・これも特権の1つで、例えば子役・・・幼い特権、可愛い特権、許される特権・・・おまめなんて扱いになると思われる。出来ただけで十分。歩いた、しゃべった、食べた・・・・そして1人で出来た・・・・とね。

いつしか成長すると、大人への階段を登る事になる。今度はフィギュアで例えよう。今日から幼い部から大人の部に入ったとしよう。
何事も良い事と悪い事は背中合わせ。つまり幼いって言う若さを特権に未成熟の軽い体でジャンプをするのだから有利になる。

がしかし、悪い事は大人同等と見られた時に、大人の女の魅力は無くただのガキ。つまり上手く滑れただけになる。もし本当の美しさを競うのであれば、技術はテクニックだけでなく、女である、男であるそう言う魅力も加点の1つになるはず。

勿論人は見栄え。見せる演技とはチビよりすらっとした方が良いし、デブは論外。えぐく表現をするが、審査は美なのだから。
持ち前の美しさは加点されて当然だと思うのね。勿論、美を競う事がこの競技の趣旨だからであって、お付き合いとするのなら見栄えじゃない・・・

なんて事を言うけれどね。要するに身の置く場所で変わるって話。これを踏まえると、アトリエで異様に若かったオードリーはいつしか、飛び切り若くは無くなった。異様に上手く見えた腕も他の人の底上げにより、ぶっちぎりには見えなくなった・・・・。

こうやって見える人には単なる弟子って名前だけのあだ名に見える事だろうし、もっと言えば本人がオードリーって人をその程度しか評価していないのだろうね。きっと。これがきちんと見る人がいるのなら、人にプレゼントする作品をあのグレードに作れる。それが意味するもの・・・。

要するに自分の作品を仕上げる・・・・これは誰もが最初そうする。じゃ今のオードリーは?自分の作品はおっくうだけれど、大切な人へのプレゼントならやろっかな・・・・ってな軽い気持ちであんなものを作れる。そう、やろっかなぁ・・・・これ。

つまりこれが奴の気持ち。つまりやらなきゃ・・・・じゃなくて、やってみよっかなぁ・・・・そうね、ノリとか気分。始めちゃえば責任感があるから追い込まれた気分になる。それが嫌なのね・・・。

じゃそんなノリや気分で作った作品の仕上がりは?・・・・要するに試合に出るのは嫌で、練習もなぁ・・・滑るのは好きなんだけれど、何曜日だの何日だのって先の話・・・・予定なんて判んないし・・・・こんな感じなのにも関わらず流石に弟子だけあって、みんなに凄いと言わせる作品になる。

しかもそこそこな時間程度に。そうね、汗一つ搔かずにね。ほぼ楽勝ってね。あぁ面倒だった・・・・って感じにね。しかも徹底的に下積みしているから、自分を語りながらだろうが、質問に答えながらだろうが、何時間だろうが全然平気・・・・それが証拠に10時を廻っていた。

あっ、もうこんな時間・・・・帰らなきゃって話になったが、もっと早く来ていたって余力を残して帰っている・・・・。そこまでの余裕がある。
ただ責任が嫌なのね・・・・まっモザイクに関しては、さくらも同様だけれどね。あははははは。

いずれにせよ、来春早々のカルチャーには来るらしいので、続ける続けないはそこでの話になるとは思うけれど・・・・。
さて、それじゃこの後は・・・・と、びれっじさんの忘年会に合流しようかね・・・・実は教室が終わり次第合流しますと伝えてあったのね。

しかもこうなる事も予期していたので、場合に寄っては顔だけ出す・・・になるかも・・・・とも言ってあったのね。
要するに弟子のオードリーの時間の方が大切だった・・・・って事になる。そんな事を言えば、帰るに決まっているし、遊びに来ている訳じゃない。

そう言う葛藤があるだろう事は判っていたし、当然そんな話も出る覚悟もあった・・・・もし何も言わずに帰るのなら、1年の最後が弟子ってお教室は悪く無いし、そう言う話ならきちんと師匠なら聞くべきだし、顔を出さないと無礼になるかも知れないが、最低行くだけ行けば顔は立つ。

体は1つしか無いのだから、優先すべきは何か?・・・・きちんと選択したつもりだが。そんなこんなで合流したのは11時過ぎ・・・。
それがビルの20何階?みたいな場所のゲストルームでの忘年会でね、夜景が綺麗でホテルみたいで、こんなの若い頃だったら・・・・。

素敵な彼女と・・・・あらまっトレンディドラマみたい・・・・って感じだったのね。正直、金魚好きの人の忘年会って感じじゃなかったのね。
何かイメージとしては、地元の居酒屋さんにあっどうも・・・・遅れてすみません・・・・って思っていたんだけれどね。

そんな中、びれっじさんに置かせて貰っていた小物の作品が売れたり、ネットでのやり取りで金魚好きの人達の主催でお教室を開く段取りをみどりと進めているらしく、単なる忘年会じゃなくて、しっかり営業になっていたりする・・・・。

ただね、何しろ人見知りなのね・・・俺。ここに日高氏でもいるのなら、間も持ててボケの1つも言えるのなら、面白い事もあるのだろうが、真面目な質問をされれば、真面目に答えちゃうし・・・・ボケられても強い突っ込みが出来るほど馴染めていないし・・・・。

さじ加減が判らないのね。とほほほな事に。しかも遅れて行っているのだから・・・・・ただ逆に言えば、その時間が丁度良い今の俺の時間だったのかも知れないけれど・・・・・。ただ、これがお教室ありきだったのなら、ある意味もっと自分が出せるのかも知れないけれど・・・・。

遊びなのか?仕事なのか?何かそこらの境目みたいな見えない線があるのよ・・・・こう言う場合はね。純粋に楽しめる場所じゃないのね。
今の俺はモザイクありきの場所じゃないと、俺の居場所探しをしちゃうのね・・・・どこらに身を置くべきか?ってね・・・・。

位置が決まらないと、回遊魚じゃないから根魚は居心地や居場所の確保。まっ生き様なんで仕方無し。遊牧民族と土着民族の違いみたいな話ね。
ただ本当に感謝する場所ではある。ただみんなの期待するkatsuって場所には届いていない・・・いや俺の思うkatsuでも良いが・・・。

本当に喜べるのは、そんな時であって、今の俺でもこうした居場所を作ってくれる事だけでも有難い話なんだけれど・・・。
俺の気持ち1つなのかも知れないが・・・・・ただ遅れはしたが顔は出した・・・。

これでいよいよ今年も後2日かかぁ・・・・。

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