katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

新作の打ち合わせ

2016-01-24 08:09:31 | モザイク作家
今日は本来ならkameyaさん教室なんだけれど、みんなの都合が悪くなったらしく中止になっていたのだけれど、ひょんな事から次の依頼の方から連絡が入って・・・・実は今年初めに連絡をしたんだけれど、子供さんの調子が悪く・・・・と延期になっていたのだけれど、そんな事で今日になったのね。

でも急な事だったので、何時にしますか?・・・・みたいなやり取りをすると1時頃に亀有に・・・・って事になる。これが不思議な話で、kameyaさんも亀有なんだけれど、亀有が中止で亀有で待ち合わせ・・・・・結局、亀有に行くんじゃん・・・ってね。

そんな訳でそれまでは穂竜のモザイクをやっていたのね。それで約束の時間が近くなっていたので、早めに出発すると・・・・ちょっと遅くして貰えないですか・・・・連絡があり3時に変更になったのだけれど、もう出発しちゃっているし・・・じゃ何処かで時間調整。

お昼を食べたり、金魚を観に行ったり、それでも時間は余って・・・・それはそうなのね。いつも早め早めだからね・・・元から。
そんなこんなでも1時間あって・・・・アリオに到着。アリオで時間潰しでも良かったんじゃない?・・・・って思う人もいるだろうけれど、

一人賑やかな場所って言うのが苦手でね・・・・そんなこんなで人生で2度目のタワーレコードへ行ったり、本屋さんでほぼ1時間・・・・。
そんなこんなで約束の時間が来て、打ち合わせが始まったのね。

それでもね、きっと待ちたかったんだろうね・・・・俺。この方は依頼を数年待っていて下さって、順番が来たので連絡するととても喜んで・・・・。
そんな事もあってね、ほんの少しだけれど待つって気持ちになりたかったのかもね・・・・きっと。

そんなこんなで打ち合わせになるんだけれど、作品依頼の打ち合わせって何?って思う人もいるだろうけれど、別に大した事は無いのね。
ただ予算、大きさ、どんなものか?とか聞いて、その後は無駄話にしか思えないような話を時間のある限り話すのね。

要するにこの無駄話に思える事が大事なのね。例えばその人がどんなものが好きか?とか、趣味趣向を聞きたい訳なのね。だって依頼の予約はされたけれど、それ以外苗字と家族構成くらいしか知らないし・・・・その人がどんなものが欲しいか?なんて当たるはずが無いでしょ?

そこでどんな場所に飾るのか?とか、何か手掛かりを探すのね・・・・きっかけになるようなものをね・・・・すると自宅の画像が何枚かあって、それは子供の匂いがしないような画像で、全てが白と黒なのね・・・・。

普通小さい子供がいる家って、賑やかな色で溢れている感じしない?・・・・それが全く無いのね。まっここまでは良いんだけれど、何よりも気になるのはアトレの作品が・・・・って常に口にするのね。もう何度と無く聞いていて・・・・今日も言ってた。

ただあれは商業施設の展示のものだから、ある意味全く正反対のもので、ピンクなんて派手にも見えるようなものだった。
それを気に入ってくれている方は白と黒が好き・・・・ん・・・・それでどうやら好きなのは文字なのかな?って言う感じにもなって来た。

それと見逃しては行けないのは、何枚かの画像確かに部屋は白と黒だけではあった。けれど問題は本当にそれは同じだったか?
例えば白と黒をシックって表現も良いだろう。けれど書道や墨絵はどうだろう?・・・・違って来るでしょ?

じゃ無印良品でどうだろう?・・・・違うのね、きっと望まれているのはそうじゃない。白や黒って単純な表現では無く、そこに照りを加えると、
シックって表現よりも高級感が加わるような気がしないかな?・・・・つまり一見、白と黒しか色は無かったようだけれど、

シックな雰囲気もあったが、きらびやかな雰囲気の画像もあった・・・・そこでそれを質問すると・・・・大阪出身だって言うのね。
そこでキラキラ好きですか?・・・・と質問すると、大好きぃぃです・・・・って。

この方、以前お会いした時に全くそう言う雰囲気は無かったんだけれど・・・・今日の服には確かにキラキラがあって・・・・ちょっと雰囲気が違うな・・・・と思っていたが、なるほどね・・・・そう言う事かぁ・・・・じゃキラキラ入れましょう。・・・になる。

ただシックはシンプルな感じがするが、そこに照りを加え過ぎると、そうねクラブみたいな飲み屋さんテイストになっちゃうから、そこは加減しないとならないのね・・・・他には・・・と聞くと、昔海外に住んだ事がある・・・とか、知らなかった事がいっぱい聞けた。

そうね、そんな中、下の子の情報がみんなと比べて何も無いのね・・・・勿論、小さいから歴史が少ないのは事実なんだけれど・・・・。
でもね、いつか大きくなった時に、私は?・・・・って聞かれて、何も無いって言う訳には行かないのね。それじやファンタジーにならない。

最低でも、これだよ・・・って言うのを入れてあげないと。いずれにせよ、こうやって話す事で見たままでの思い込みを減らせると、気に入られる方向に近づく事が出来る。そこの部分が多ければ多いほど良いに決まっているが、そこにプラスアルファをより良くする為の何かを考える。

そこの部分が恐らくkatsuが好きに考えて良い部分になるのだろうが、そこの部分の多い少ないはその人との関係性でもあると思うのね。
その時に付き合いが長いとか短いじゃなくて、最初のひとことだと思うのね・・・・もう作ってくれないのかな?と思っていた・・・。

だから、順番が来て嬉しかった・・・・って言われた時点で、本当に欲しかった・・・・って言う気持ちが伝わった。
作家冥利である。正直、何年も待つって言うのは、状況や環境も変わるだろうし、頼まれてすぐに作れた昔のようであれば、欲しい・・・はい。

ってすぐに作れたが、今は何年も待たせる事になる。それなのに、そう言う気持ちで待っていて下さった事・・・・作家心に火が付く。
ただ今は、火をともす・・・って感じで、それにも焚き火なのか、暖炉なのか、バーベキューなのか?・・・・って火の種類探しなのね。

それからそれにあった火にくべる適正なものだったり、焼くものだったり、焼く理由だったり・・・・そんな事に発展させる。それを考える為の打ち合わせって言うよりも、仲良い人達なら普通にやっている事を、知っている事を聞きたいのね。

ほんの少しだけ・・・・何も知らないよりは・・・って程度でも、思い込みや押し付けにならないように・・・・少なくとも、聞いた話に肉付けして行くのだから・・・ってね。こんなスタイルが俺の作り方だから・・・・。

そんなこんなで打ち合わせが終わって、駐車場代も結構な感じになるのだけれど、何かを買うといくらか安くなるようなので、買い物をしてから帰ったのね・・・・ただこんな長い時間、1人でこんな賑やかな場所にいられるようになったんだぁ・・・・って少し感心だったり、関心だったり。

昔はこんな所に例え少しでもいられなかったものだけれどね・・・・まっ、それはそうと、今度はちゃんと仕事としての新作。
今から広げて行くので、これからなんだけれど、これから観るもの全てがそれに関係するかどうか?なんて見てしまうのね・・・・。

だからシュールに動き出すのね・・・・。いずれにせよ、これから。

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