katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

東京朝鮮第二初級学校のみんなで作る記念作品終了

2016-03-06 07:24:32 | モザイク教室
今日はいよいよ準備をして来た東京朝鮮第二初級学校での記念作品作り。それがご好意で父兄の方々が作ってくれる昼食をご馳走して下さると言う事で、そこに合わせての出発なんで、随分とゆっくりなスタートだった。しかも連続3日続けて行く事になるので時間も間違い無いし・・・・。

それが曲がる道を1つ間違えて・・・でも単純に1つ間違えただけだし・・・・と右折をすると、そこは右折禁止だったらしくキップを切られる事になる。
ただ言いたい事もいっぱいあったが、どうでも良いから早く行きたいし・・・・反省する気も無いし、おまわりさんが何人もいたから変だな?

と思うが、車を押すくらいの早さだったし、逆にダメだよって教えてくれても良いんじゃないかな?・・・・とも思うし、質問も標識見えませんでしたか?って・・・見えなかったから曲がったんじゃないのかな?・・・・とも思うし、そうかと思うと近所の人が今日は随分と捕まっているよ・・・って。

じゃ見にくいって話じゃん・・・まっ、捕まえる人は末端だし、何も逆らう気も無いし、お疲れ様も言ったし、事故でも無いし、ただの間が悪かっただけ。って思って、切り替え、切り変え。こんなつまらない事でつまらない雰囲気が出る事だけがダメなだけ。

そんなこんなで到着して、子供達と一緒に昼食を頂いて、先生やお母さん方もお手伝いをして貰って、ご挨拶していつものようにスタート。


学校全体で40人弱なんで先生方も参加となったのだけれど、何か見渡すと大きい子と小さい子が入り交ざっているでしょ?それはこんな理由があっての事なのね。こんな表を作ったのね。


1年から6年までの子が一緒にやるのだから、当然難易度を変えないと、時間調整とかが無いと、早く終わり過ぎればとっちらかるし、遅過ぎても嫌になるだろうし・・・・ただ、下絵から分割すれば、座る席が同じ学年だらけ・・・には中々なるもんじゃないのね。

そこでこの表を横に8人づつのグループに分けて座る事になったのね。何しろその後、合体する時にバラバラに上がって来ても大変だしね。


そんな8人のグループでみんなが違う下絵と下地とタイルが入った袋から、自分の分を作って行くのね・・・・こんな段取りで1時スタート。


そんなこんなで数時間経つとポツポツと出来上がって来るのね。その頃になると、みんなからの質問は無くなって来るから、そうなると出来上がった子達のボンド取りとなる。何しろ初めての事だからタイルがボンドだらけになっちゃうのね・・・・。


それを下の方から順番に合体。更に合体した後の隙間のタイル張りをお母さん達にやって貰って・・・・更に目地。
あっそうそう、追加に作った下地は学校名で、お母さん達の分として用意したのね。何人ものお母さんがやってくれたんだけれど、軽くぅ、学校名ですから・・・・とプレッシャーを掛けたのね・・・・あはははは。そんなこんなでそっちも中々の出来栄えだったのね。


そして拭き取って仕上げると・・・・・時は7時。何とか無事終了となった。

結果報告はここまでとして、今回の話は今までで一番やるせない仕事だった・・・・。何しろ朝の枕の話だって捕まって反省無しかよっ・・・って言われても仕方無い事ならまだしも、生まれて初めて接する朝鮮と言う文字。今52歳となったここまで接する事の無かった・・・・。

それを言えばモンゴルだって、ローマだって同じなのに、何故?違うのか?勿論理由はご存知の通りだが、申し訳無いがテレビの向こうの話のようだったものが、今こうして接する事になった。しかも先方は何もかもが手厚く、みんなが一生懸命やって下さった。

正直、いつも通り・・・・いつも通り・・・・とやる事が精一杯で、けれどネットで調べれば調べるほど、楽しい話は1つも出て来ない。なのに、頼まれた事は1つ・・・・みんなが楽しむ事・・・・ただそんな単純な事が請け負って重かった。何が正解なのか?どうするべきなのか?と。

正直仕込みの時に手伝ってた人に楽しくやれれば良いのにと言われたが、何を何処までやれば良いのか?責任者として支払いは満足に出来ない、仕込みは大変、しかも楽しく・・・・って・・・・・。誰か俺に教えてくれ?この状況での楽しいって何だ?・・・・って?

色んな事を考えた・・・・ただこれを仕事と言うのなら、いくらが正解?本当に先方をそれで喜ばせる事が出来る?そしてこんな気持ちは必要なし。
そもそも仕事として単にこなすだけなら、儲けを考えて、自分の生活を守る事だけを考えて、残りのわずかで応えるんでしょ?

そして恐らくこの仕事を喜んで引き受けは出来ないだろう。ただこうした結果を得るには、こうした準備が必要で、何1つ無駄な事は無く、更に言えば担当者さんに俺の言わんとしている事が伝わったからこそ、担当者さん側の人達に伝わったと思うのね・・・・。

ならば、きっと今、俺が思っている事と同じような事を思っているのだろう・・・・。良かったって。

それは以前お会いした時の話で、担当者さんは子供の頃に色んな事が合った時に、お父さんが言った事が、・・・・それがどうした・・・って。
俺はその話が耳に残った。だから、俺もその言葉の通りに、・・・・それがどうした・・・・って気持ちでやった。

色んな気持ちを抱えたまま、でも、・・・・だから、それがどうした・・・・って。それもこれもみんなが最後に笑っていたから、これで良かった。
本当はもっともっと言いたい事はあるけれど、ある程度は伝わるかな・・・・とこの辺でお開きにします。それでは皆さんお疲れ様でした。



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