今日は色々と話が来ていた事が正式に決まって来て、その1つが昨日の泉銀で伺ったワークショップの話で、浦安の魚ってモチーフで・・なのね。もう絶対外せないのは、そうなると何と言ってもアサリ。
今でもアサリを使った業者さんがいたりするのだから・・・じゃ描こうって事になるけれど・・・ 全然休んで無いし、気分転換も兼ねて、ふなばし三番瀬海浜公園に貝殻拾いって事にしたのね。
そうね、ここは行き付けの店のコーナンのすぐって感じだから、わざわざ遠くへ・・・って訳でも無いのね。今は埋め立てで砂浜は無くなっているから、こんな近くにあるのはラッキーなのね。とは言え、シーズン中じゃ混雑するけれど、
もう今年の潮干狩りは終わっているし、平日の浜にいたのは数人だったのね。だから50過ぎの親父の貝拾いは異様な光景であっても、見ている人はいないし、どうぞご自由に・・・って感じだったのね。
折角だから海の画像と言いたい所だったが、夢中になり過ぎて、撮り忘れ。慌てて入口の看板を撮った始末なのね。そんなこんなで1時間位いたのかな?帰ってかぐやと話したんだけど、アサリの模様って昔と変わって無い?
俺には全然違うモノに見えるんだけれど・・・それで殻の画像なんだけど、確かにアサリの殻って言うのは、色んな柄があって、もはや芸術品にも見えたりするのね。だからそれはそれで良いんだけれど・・・。でも明らかに変わっているのね。
何か見た事の無い模様になっているのね。少なくとも牛丼屋さんとか回転すしのお味噌汁の貝は、あれ?って思うのね。ただググって見ても、やっぱり違うんだよなぁ・・・って言うのが、普通に出て来るのね。
ここが難しい話で、食って言うのなら、何でも良いよ、喰っちゃえば味は一緒だよ・・・こんな感覚なら、それはそれで良いんだけれど、絵を描くとか制作するって場合、それ1つで世の中の定番のアサリですって事になるのね。
だって子供の頃の手描きの図鑑ってそうじゃん。シジミなら黒っぽいで済むけど、アサリってどれが普通?って事になると、割と画像は普通っぽいと思うのね。こうして調べて、さてどーする?どれ選ぶって事になるのね。
ただそれは1つ作る場合ね。これが何個も作るのなら、そりゃ色んな柄を選べるし・・・そうね、ランドセル選びみたいなもん。各社競うように色んなものがあって、でもどれもがランドセル。色も模様も素材も今はお金さえあれば選び放題。
でもアサリの模様はそれよりも選び放題・・・その中でアサリっぽいのを1つ選ぶって言うのは、ランドセルは好みで選ぶんだけど、確かに好みは入るけど、三陸と御宿のアワビの違いだったり、アサリだって三番瀬ブルーなんてのがあるらしい。
となると、簡単に俺好みぃぃって決める訳には行かないのね。そんなこんなで一応こんな感じかな・・・って言うのは見つかってね。ただこれはちゃんと・・・ってフォーマルなスタイルなのね。これが今マイブームのレキシさんのようにすると・・・
そもそも矢沢さん、ユーミン、達郎さん・・・ふざけた歌ある?どれもちゃんとなのね。つまりアサリってこう・・・って作ると、図鑑ぽくなる。だから感想は凄く似ているとかになる。これがレキシさんになると、歌詞に幕府とか、武士なんて出て来る。
ただ歌詞はそうでも、ただふざけているのでは無くて、ちゃんとふざけているのね。何しろ曲が素敵なのね。まぁ俺がファンク的なものが好きなせいもあるんだけれど、ただその歌詞じゃ無ければ名曲なんじゃ無いの?って感じなのね。
例えば良くあるもんなら、金魚とか魚みたいなシルエットなら、シルエットで何だか判る。その時にウロコを描いたり、色を忠実にすれば、ちゃんとだから、クラッシックって方向になる。
それをウロコを辞めて、お花畑にしたり、景色、ポップなデザイン、模様なんて事で素敵に個性的になれば、矢沢さんならロックだから、男っぽくとか多くして、時に甘いバラードなんて事になるし、ユーミンならお洒落な比喩なんて事も
あり、達郎さんならいつの時代にもポップなんて感じに、個性なんて事を探し続ける事になる。まぁ月並みだけど、自分探し的な事になる。それがレキシさんは歴史の言葉で歌詞を作るから、滑稽な歌になりがちなのね。
所が、そこを年貢フォー・ユーなんて歌だと、君に届け・・・みたいに、まるで恋愛の歌のように歌うんだけど、僕の相手は庄屋さんなのね。しかもそれを一緒に歌うのが秦基博さんって言うのだから、豪華な話なのね。
それが最後の将軍って歌になると、切ないバラードなんだけれど、あなたと離ればなれになる・・・明日からは独りって歌なんだけれど、もう幕府なんて終わらせて良いのよ・・・最後の将軍って・・・慶喜の歌なんじゃん。
それを松たか子さんとデュエットって事になると、興味沸くでしょ?どれも名曲揃いなのね。しっかり聴けば聴くほど、こんな事がしたいんだろうな・・・俺は。って気になるのね。どー考えても、俺はクラッシックな人じゃ無いし、お洒落ってのも、
流行りもんに縁は無いし、そうなると、俺っぽいって言うのは、俺が俺じゃ無くて、お題の決まった後の、不自由なくくりの中での俺表現となると、歴史くくりの中で作るってスタイルは、先日の陸前高田の名物揃い的なくくりの中の制作や
今回の浦安の海なんて縛りは俺にとてもむいているのね。お題ありきでね。ただ考えてしまうのは、鹿児島の水族館に展示して頂いているウミウシ作品。あれをバラバラに1匹にしてしまうと、芸術作品じゃ無くて、工芸品みたいになり、
上手いね、似てるねになりがち。それを何匹も組み合わせた事でオリジナル感が強く出た事になったのなら、また色々合体すると、浦安に関係した場所に置いて頂けるようになるのか?それとも、個人的に売りやすい1匹モノの方が良いのか?
合体すれば当然重々しくなる。そうね、答えはまだ出ていないけれど、俺の考える芸術感って、簡単な話、一石を投じる・・・ってスタイルだと思うのね。ただこんな事は誰でも言うから、あえて言えば、子供が数人で話している。
その横の池に石を投げる・・・石の大きさで音は変わる。えっ?何・・・って話は中断する。一旦、その話は終わる・・・盛り上がった話が一旦冷える。仮にこの話が良い話だったら水を差した事になる。しかし、逆に人の悪口だったりしたら
一旦終わる事で、冷静になる時間となったのなら、それは人の気持ちを変えるきっかけになった事になる。これが大人だったら?人数が増えたら?地域は?ありとあらゆる条件が変わって来る。しかもどんな時も巨大岩石なら全て振り向くが、
それではさじ加減も無いし、足りれば良いだろう的であり、何の工夫も無いのね。丁度良いって言うものがある。勿論毎回そうなっている訳じゃ無いけれどね。目指さないと見つからないものなのね。しかもプロなんだから・・・。
そんな事を考えると、依頼品では無い作品作り・・・縛りも無ければ、自由だらけ。だから自由が苦手な俺はかぐやに、俺2・3週間遊んでも大丈夫か?って聞いたのね。すると、大丈夫です・・・と返って来たから、またウミウシ作品のような
自由時間の作品制作が出来る事になったのね。さてどーすっかな・・・