katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

kameyaさんの出張教室と体験教室

2023-06-25 02:02:28 | 出張教室

今日はkameyaさんの出張教室から。まずはりょうさんのお楽しみ作品のフクロウの印鑑立て・・・ただりょうさんは目があるものが苦手で、今回の大作と言い、このお楽しみと言い、良く選んだなぁって感じなのね。ってそんな中、このお楽しみ作品を作った人の中で、サンプルに忠実に作ったのを

初めて見たのね。そっくりだったのね。けれど、完成してから、ここが・・・あそこが・・・って、中々目が肥えた事を言ってたのは、とても印象的だったのね。その後は、また大作へ。

ちょっと髪の毛に入ったんだけれど、基本中の基本な事は、まず言葉で表現をする事なのね。この髪はどんな感じ?って質問した時に、クネクネとか、グネグネとか、クルクルとか、何かこんな表現をしたとする。その時に、全部一緒なら、その人のバリエーションは1つしか無い事になるのね。

所がクルクルだと、こっちからあっちへ・・・みたいに聞こえると、恐らくこっちは表であっちは裏が見えたりするだろうなぁ・・・って言うのが、クネクネだと、表ばかりが見えてただよじれている感じに思える。それがグネグネなら、その角度が大きい感じがする・・・みたいな違いが感じられる

なら、そうする為にはどうしたら良いか・・・になるのね。所が、その言葉の違いが理解出来なければ、何をどうして良いか判っていないのに、理解せずに切り出そうとしてしまうのね。それでは思ったようにはならないのね。まぁこの理由は、簡単な話で、初見で丸を切って貰うとする。

その時に丸って何ですか?って質問は絶対に無いのね。つまり理解は出来た上で、タイルを初めて切るのだから、未熟ってだけになるのね。所が俺が作った言葉のいびつ角形って言う形を切って見て・・・と言われると、初めて聞いた言葉に戸惑うのね。では言葉の説明となると、それをランダムって

言うとすると、ランダムって好き放題って自由なんだけれど、自由って事は丸でも良い事になるでしょ?それは駄目なのね。何故ならそれを否定する為に角形って言葉が付いているのね。角張っていないと駄目なのね。つまり楕円も駄目。ほら初めてでもこうして理解して行くと、判らないながらも

少なくとも駄目な事は消去法として判るから、正解は判らなくても禁止事項だけはやらない意識は出来るのね。所が丸のように完全な理解が出来ないから、それでもまだ曖昧になる。これが仕組みなのね。つまり決まり事って言うのは、そこに向かって寄り似させる事になるのね。

だから一切考えなくて良いのね。所が自由って言うのは、好きにして良い反面、考えないとならないのね。しかもルール無用でも良いのね。ただ、そのルール無用過ぎると、自由なだけにとっ散らかるし、だらし無くもなる。まぁ簡単に言えば、校庭に大集合って言うと、昼休みみたいになるのね。

自由気ままに子供がとっ散らかる。これを6年2組の体育の時間って言うと、まず同じカッコの体操服で、同じような大きさに統一されるのね。そもそもそこに1年生はいないからね。それを更に身長順に整列って規則を加えると、段々小さくとか、大きくなんて、段々って綺麗に並ぶのね。

逆に名前順にすれば、デコボコになる。ほらこうしたルールを作る事で、きちんと・・・になるのね。所がルールを減らすと自由過ぎてだらしなくもなるのね。それが校庭に集まれなのね。この自由の中でいかに自分ルールを作ってさじ加減をするって言うのが、考えるって事なのね。

まぁ俺の教室に通っている人なら、まず言葉で表現なんて事は、そこそこ経験しているとは思うんだけど、全ての人が必要な訳では無く、原画がある人は、この話は要らない人もいるのね。それは忠実に真似るだけになるから。でも所が真似ているつもり・・・このつもりの人は、自分だけがそう思っている場合も多いのね。

そこをさっきのグネグネとかクネクネのように、意識を持つ事で、髪の毛を直毛にはしないし、その為にどうすべきか?と考えるのね。ただそれは、切るって技術をある程度持っていないと切れないから、難しいけれど、逆にここの人達くらいなら、意識すべき・・・になるのね。

当然、ラパンさんも同様で、ただタイルを切っているだけだと、何故そうしないとならないのか・・・になるから、強制的に思われるのね。だから、この話が必要な人は、グネグネでもクネクネでも一緒じゃん・・・って人には必要無い話なのね。こんな事を相当理解していて、更に切るのが上手い

のが棟梁って事になるのね。

ただ厄介なのは、上手くなるって言うのは油断に繋がるのね。その油断って言うのは、寄り似せるには?って・・・何?じゃ似せると、寄り似せるが一緒なの?寄りって何?・・・それが美大な人なら、資料なんて見なくてもデッサン力があるのね。でも、そこまでの画力は無かったとする。

そのカバーこそが、良く見る・・・それを確認する事で、意識を更にする事で、本物寄せになるものなのね。それを何となく・・・ってやっても、そこそこの画力とかなりの切る技術・・・バランス悪く無いかな?そこをそこそこな画力をアップする為に資料とにらめっこしつつ、かなりの切る技術

・・・これがバランスなのね。ただこんな意識をさせるだけで、油断は解決するのね。まぁkameyaさんの指導はかなり本格的な事を言えるようになったと思うのね。そんな後は、アトリエに戻って体験教室。

ここは難しい事は一切要らないのね。楽しければ十分だし、これだけ出来れば自慢の一品になる。何よりだったのね。


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