かつて一緒に活動してきた人が亡くなっていくことはつらいものがあります。一緒に過ごしてきた日のことが懐かしく思い出されます。先日ともくんのお父さんが亡くなりました。寂しい気持ちに包まれました。
先日車で、国道を通っていると、ともくんのお父さんの葬儀などの看板が出ていました。びっくりしました。分かったのが、夜の9時過ぎでした。遅くなったので、どうしようと思いましたが、一度家に帰ってお参りさせてもらうことにしました。
ともくんの家に行くのは、本当に久しぶりです。ともくんとは、家に来たり、同級生の結婚式などで会う機会はあります。しかし、家まで行くのは、あまりありませんでした。
ともくんの家は、坂の上にあります。坂の下に車を置いて、歩いて坂を登っていきました。葬儀と分かる電気がぼんやりとついていました。まさか亡くなったんではないだろうと、看板を見間違ったんだろう・・・という少しの期待感が吹き飛んでしまいました。
ともくんのお母さんや親戚の方が迎えてくれました。
「遅い時間に申し訳ありません。」と言って上がらせてもらいました。ともくんやおねえちゃんのまさよちゃんたちを教えた頃、いろいろとお世話になりました。家にとまらせてもらったこともあります。
棺の中で、眠ったようにいるお父さんが、「あら、先生、どうしたんかな。」と今でも起きてきそうな感じです。頭は白くなっていますが、お顔はあの頃と変わっていません。
「先生、昨日まで、話もしていたんですよ。」
とお母さん。笑顔を作りながら、悲しい気持ちを押さえながら、話をしてくれました。
ともくんは、ちょっと買い物に行ったということで会うことはできませんでした。お参りをして、家を出てから、すぐにともくんに電話をしました。
「先生、お参りに来てくれてありがとうございます。」と丁寧なともくんの声。「お母さんを大切にします。」という言葉が電話口から聞こえてきました。
自分自身も思い出の西谷の地で、お世話なったともくんのお父さんの死がショックでした。
「先生もともくんもちょっと気持ちが落ち着いとき、またお参りと話に来るね。」
と伝えました。「おれもいろいろ話したいことがあるよ。」とともくん。
一緒に過ごしてきた時代の人たちが、亡くなることはつらく感じることが多いです。帰りの坂を下っているときに、蛍が雨で濡れた草陰で幾匹か隠れて光っていました。なんとなく寂しさを募らせました。
これからともくんがお母さんを大切にしながら、家をもり立てていきます。お父さんも見守ってくれていることでしょう。
先日車で、国道を通っていると、ともくんのお父さんの葬儀などの看板が出ていました。びっくりしました。分かったのが、夜の9時過ぎでした。遅くなったので、どうしようと思いましたが、一度家に帰ってお参りさせてもらうことにしました。
ともくんの家に行くのは、本当に久しぶりです。ともくんとは、家に来たり、同級生の結婚式などで会う機会はあります。しかし、家まで行くのは、あまりありませんでした。
ともくんの家は、坂の上にあります。坂の下に車を置いて、歩いて坂を登っていきました。葬儀と分かる電気がぼんやりとついていました。まさか亡くなったんではないだろうと、看板を見間違ったんだろう・・・という少しの期待感が吹き飛んでしまいました。
ともくんのお母さんや親戚の方が迎えてくれました。
「遅い時間に申し訳ありません。」と言って上がらせてもらいました。ともくんやおねえちゃんのまさよちゃんたちを教えた頃、いろいろとお世話になりました。家にとまらせてもらったこともあります。
棺の中で、眠ったようにいるお父さんが、「あら、先生、どうしたんかな。」と今でも起きてきそうな感じです。頭は白くなっていますが、お顔はあの頃と変わっていません。
「先生、昨日まで、話もしていたんですよ。」
とお母さん。笑顔を作りながら、悲しい気持ちを押さえながら、話をしてくれました。
ともくんは、ちょっと買い物に行ったということで会うことはできませんでした。お参りをして、家を出てから、すぐにともくんに電話をしました。
「先生、お参りに来てくれてありがとうございます。」と丁寧なともくんの声。「お母さんを大切にします。」という言葉が電話口から聞こえてきました。
自分自身も思い出の西谷の地で、お世話なったともくんのお父さんの死がショックでした。
「先生もともくんもちょっと気持ちが落ち着いとき、またお参りと話に来るね。」
と伝えました。「おれもいろいろ話したいことがあるよ。」とともくん。
一緒に過ごしてきた時代の人たちが、亡くなることはつらく感じることが多いです。帰りの坂を下っているときに、蛍が雨で濡れた草陰で幾匹か隠れて光っていました。なんとなく寂しさを募らせました。
これからともくんがお母さんを大切にしながら、家をもり立てていきます。お父さんも見守ってくれていることでしょう。