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講演会で学びました

2010年02月18日 | Weblog
 先日の土曜日の昼から、PTA研修会に参加をしました。「なかつプロジェクト」事業に係わるPTA対象研修会でした。


 いろんな事業の説明のあとに、福岡県子育てアドバイザーで「てらこやきっど」を主宰している高田悦也さんの講演がありました。高田さんの講演は、昨年、日田にいる時に一度お聞きしたことがありました。過去と現在の時代をしっかりと分析をしながら、学校・家庭・地域がどうあればいいのかを明確に示していく講演会でした。




 高田さんの講演は、語り口もそして、内容もわかりやすく本当にたくさんの大人が聞くと、もっと子育てや気持ちの持ち方が楽になるし、またこれから大人がこどもたちに対してどのように接していったらいいか参考になることが多いと思います。



今年になって、教育に対しての講演は二回目です。一回目は、仲島正教さんでした。これも今までに聞いた中で本当に、心に響くものがありました。今年になって講演会は学ぶものが多いです。



 日本は、農業国、工業国と発展をしてきました。その中で、今自分を含めて、右肩上がりの時代に生きてきました。しかしそれが崩壊して、第3次産業を中心とした社会になろうとしています。そんな社会情勢の中で、家庭における父親、母親の役割も変化してきています。



 子どもは、家庭や地域などで20人の大人と関わりを持つことによって、教えられていくと言われているそうです。



工業国になり、核家族が進んできました。かつては、子どもたちは多くの人たちが関わりながら成長をとげてきました。時代の変遷の中で、子育ては、母親という母子密着型が増えてきました。そこで失敗をしてしまうと、子どもも学べる機会の大きなものを逸する・・・だからこれから、学校、地域・家庭と協育していく社会が必要であることを訴えられました。




データ的に地域と子どもが密着させているところの子どもたちの成長が大きくなるという傾向があると言うことです。学校、地域、学校がお互いに責め合うだけでは現在の問題は解決できない状況も話されました。今の実態になっている社会構造がそこにはあるのです。



 先日のNHK大河ドラマで龍馬のお父さんに、画家の方が「あなたは幸せだ。あなたの家庭にはあったかさがある。だから龍馬も優しさがある。」という台詞がありました。




 あたたかさに包まれた子どもたち幸せな笑顔がたくさん見ることができる社会をみんなで創っていきたいですね。

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