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「2024年、年末の雰囲気」

2024年12月30日 | 大分県
いろんなところの神社の正月の様子の写真を掲載しながらの、今日のブログです。

2024年もあと1日となりました。

 
かつては我が家が店を営んでいて、ほとんどが掛け売りでした。

この時代ならではです。


年末になると、わたしたち子どもたちは、請求書と領収書を両親がくれたバッグを持って集金役でした。
また店もつけをはらいに来る人でごったがえしていました。

 
地区には、いろんな店も多かったので、年末は商工会主催のくじ券がありました。

地区の駅のところにくじを引くところがあったので、そこに集めたくじ券を持って引きに行くのが年末の楽しみでした。


一度だけ、特賞を当てたことがありました。
折り畳み机です。

さすが、小学生のわたしが持って帰るには大きすぎて、大喜びで家に帰って父に取りに行ってもらいました。

半世紀が過ぎていますが、なんとまだその折り畳み机は健在で、活用しています。
思い出の机です。

 
今日は、レコード大賞の様子が放映されていますが、かつては、大晦日に行われていました。

毎年、レコード大賞が終わるころに、お客さんが帰って行って、それからが、お正月の準備でした。

みんなで紅白歌合戦を見るというのがたいていの年末の動きでした。

 
お正月も今と違って、正月の3が日は、店も開いていません。
「正月にお金を使うとその1年は、お金がたまらない。」
と言われていました。

元旦にお金を使うと、財布からお金が出ていく1年になるということらしいです。

特に商売をしている両親にとっては、そのならわしには当然、敏感でした。


最近は、もう初売りが始まっているところもあるので、そういった慣習が薄れてきているのでしょう。
 
当時は、中津の商店街に行っても開いているところがほとんどなかったので、正月は家でのんびりといった家庭が多かった時代だったと思います。

 
今年まで、元旦には、昔から続いてきた「初寄り」という地区の寄りがありました。

地区の役員の方が新年のあいさつをして、お酒を酌み交わしていくという行事です。

しかし、地区も高齢化になり、来年の1月から廃止になりました。
だから、正月は、ほんとうに家でまったりです。

時代がいろんなものに変化を与えます。
 
今日は、窓ふきや家族が帰ってきた時のために、風呂掃除など気合いを入れて大そうじをしました。


たくさんのドラマがあった2024年も残すところあと1日です。
思い出を蘇らせながら過ごしていきましょう。





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