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戴帽式に参加させてもらって・・・

2012年06月21日 | Weblog
おごそかに炎ゆらめくフロアーに
                   夢と希望のナースキャップ




高校の戴帽式に昨日参加させてもらいました。


戴帽式の意義は、
「戴帽式(たいぼうしき)は、看護学校において、看護師を志願しふさわしいと認められた看護学生に、看護師のシンボルであるナースキャップを与える儀式です。このキャップをかぶる事によって、看護という職業に対する情熱や人の命にかかわる責任感を意識します。そして、専門的な知識と看護師としてふさわしい態度を身につけるよう決意を持ちます。
戴帽式では、戴帽生(ナースキャップを受けた生徒たち)が、ナイチンゲール像から受け取った灯火をかかげてナイチンゲール誓詞を朗唱します。そして、看護する相手の立場に立ち、思いやりの心をもって看護を行うことを誓います。」




中学校からもこの看護科に進学をしている生徒がいます。生徒も2年生になり、白衣を着ている姿が大人びてそして、中学校時代よりもさらにたのもしくなったように感じました。お母さんも会場にいらして、我が子の様子を写真に撮っていました。




音楽が流れる中、生徒たちが緊張した面持ちで入場してきました。



看護師を夢みて進学をしてきています。それぞれに目標をもった生徒たちです。



「戴帽の儀」は粛々と行われました。表情には出しませんが、この日を生徒たち、そしてお家の方たちは、どれほど待ち望んでいたことでしょう。それぞれの生徒たちの表情は、輝いていました。



厳粛な式を経験して、看護師としての歩く道をさらに意識するとともに、これからの活動に勇気と希望が与えられたのではないかと思います。



中学校の卒業生も校長先生からキャップを頭の上に載せてもらっていました。一歩足をひいて身をかがめキャップを受けとる姿に感動するものがありました。


生徒たちは、2学期から、病院実習に入ります。実習とは言えども、病院では自分自身が学ぶことも大きな意義がありますが、直接患者さんに接するわけです。患者さんが癒され、回復し、たとえ学生とのかかわりであっても何らかの意味を見出してもらえるような関わりをする必要があります。学生には学生なりの力で、心から患者さんに接してもらいたいと思います。




式が終わったあと、卒業生に、「おめでとう。」と声をかけました。その時見たいい笑顔が今でも蘇ってきます。またお母さんともお会いをすることができました。



これから苦しいことやつらいことも多いことでしょう。しかし、ナイチンゲールのようにどのような人にも分け隔てなく、平等な看護を行い、病む人の心の灯となれるような心優しい看護師になって欲しいと願っています。


 
感動の式に参加させてもらえて感謝をしています。そして、これからの生徒たちの活躍に期待しています。

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