子どもたち大人を映す鏡なり
生きる喜び感じて欲しい
社団法人 中津青年会議所主催、牧野桂一さんの講演会がリルドリームで一昨日の夜開催されました。小さな会場ですが、たくさんの方が牧野先生の講演に詰めかけていました。
学校心理士会の先生で、今は、筑紫女学園大学で教授として教壇に立たれています。「子供は大人を映す鏡」~私たち大人の言動が子どもたちの未来を創りだす~というテーマで1時間30分話をして下さいました。仕事あとの疲れもありましたが、あっという間に先生の話に釘付けにされて時間が過ぎていきました。
子どもは、1年間早くお母さんのおなかから出てくる・・・他の動物は、生まれてきてから立ったりすることができるが、人間は、それができない。その寝ているゆっくりとした時間に、泣きながら、人間を見ているし、人間を学んでいます。
アマラ、カマラのように、親がオオカミであるとオオカミになります。つまり、その間の親や家族の接し方で性格などが形成されることになります。このような話から「子どもは大人を映す」というテーマに入りました。
少年院に入所した100人が、出所してから10年間犯罪に手をつけない人の割合は、1人以下であると言います。愛されて育ってきた人は、戻っていける可能性が高く、愛情を受けていない人は、どうしても犯罪に走ってしまう傾向があるとデータにでているそうです。
「3つ子の魂百」までといいますが、それだけ子どもの時に受けた愛情は、子どもたちが成長したあとまで続いていくということです。
どんな境遇にいても笑顔や子どもに対しての愛情を伝えること、親が鏡になることが大切であるとも言います。それをモデルに子どもは生きていくのです。子どもたちが幸せになっていく文化づくりを家庭に位置づけることが親の責任であると力説されました。
青年期で子どもたちが、社会の規範に反する行為をすることがあります。その時に、子ども側に立って、しっかり相手に謝る姿勢、最後まで子どもと向き合っていく姿勢を持つなど、親の真剣な生き方を子どもは家族の中でも見ているし、悪いことに対しても「こんなに愛されている感覚」感じることが、子どもの寄り道をまっすぐに戻していく大切な方法であると訴えました。
最後に
①ほほえみに満ちた親であるなら、子どももほほえみを絶やさない。和顔愛語(わげんあいご)の気持ち。仏教用語で、和顔愛語とは、「大無量寿経」にある言葉で、おだやかな笑顔と思いやりのある話し方で人に接することです。
②美人(人として美しい)で、子どもから真似されていい大人になる努力が大切。
と結びました。保護者の方も見えられていました。たっぷりと具体的な例を話していただきながら、伝えたいことをしっかりと感じることのできるあっという間の90分でした。
少しずつでも努力していきたいと感じました。
生きる喜び感じて欲しい
社団法人 中津青年会議所主催、牧野桂一さんの講演会がリルドリームで一昨日の夜開催されました。小さな会場ですが、たくさんの方が牧野先生の講演に詰めかけていました。
学校心理士会の先生で、今は、筑紫女学園大学で教授として教壇に立たれています。「子供は大人を映す鏡」~私たち大人の言動が子どもたちの未来を創りだす~というテーマで1時間30分話をして下さいました。仕事あとの疲れもありましたが、あっという間に先生の話に釘付けにされて時間が過ぎていきました。
子どもは、1年間早くお母さんのおなかから出てくる・・・他の動物は、生まれてきてから立ったりすることができるが、人間は、それができない。その寝ているゆっくりとした時間に、泣きながら、人間を見ているし、人間を学んでいます。
アマラ、カマラのように、親がオオカミであるとオオカミになります。つまり、その間の親や家族の接し方で性格などが形成されることになります。このような話から「子どもは大人を映す」というテーマに入りました。
少年院に入所した100人が、出所してから10年間犯罪に手をつけない人の割合は、1人以下であると言います。愛されて育ってきた人は、戻っていける可能性が高く、愛情を受けていない人は、どうしても犯罪に走ってしまう傾向があるとデータにでているそうです。
「3つ子の魂百」までといいますが、それだけ子どもの時に受けた愛情は、子どもたちが成長したあとまで続いていくということです。
どんな境遇にいても笑顔や子どもに対しての愛情を伝えること、親が鏡になることが大切であるとも言います。それをモデルに子どもは生きていくのです。子どもたちが幸せになっていく文化づくりを家庭に位置づけることが親の責任であると力説されました。
青年期で子どもたちが、社会の規範に反する行為をすることがあります。その時に、子ども側に立って、しっかり相手に謝る姿勢、最後まで子どもと向き合っていく姿勢を持つなど、親の真剣な生き方を子どもは家族の中でも見ているし、悪いことに対しても「こんなに愛されている感覚」感じることが、子どもの寄り道をまっすぐに戻していく大切な方法であると訴えました。
最後に
①ほほえみに満ちた親であるなら、子どももほほえみを絶やさない。和顔愛語(わげんあいご)の気持ち。仏教用語で、和顔愛語とは、「大無量寿経」にある言葉で、おだやかな笑顔と思いやりのある話し方で人に接することです。
②美人(人として美しい)で、子どもから真似されていい大人になる努力が大切。
と結びました。保護者の方も見えられていました。たっぷりと具体的な例を話していただきながら、伝えたいことをしっかりと感じることのできるあっという間の90分でした。
少しずつでも努力していきたいと感じました。