舞台立つ最後の雄姿を一目見ん
笑い・感動の湯気山に上り
これからも「たいせつなもの」を探しながら、道草をしていきます。
先日第30回の宝泉寺温泉の素人劇が上演されました。山あいの静かな温泉街の特設舞台で行われました。新聞によると、PRで、
「今回の演題は、敵討ちが題材の時代剣劇「関東嵐」と、生き別れた母と子を描いた時代人情劇「月の都は佐渡の月影」。
出演者は「地元を活性化させたい」との思いで集まった旅館経営者や商店主、農業者、会社員らでつくる宝泉寺素人演芸同好会(岐部栄作会長)のメンバーら約20人。最年少は小学5年の池部晴香さんと香下りのさん、最年長は72歳の麻生勅夫さん。玖珠署宝泉寺駐在所の尾川誠一さんも特別出演する。岐部会長は「30回目ということで、みんな練習に熱が入っている。心を込めた演技で沸かせます」と話している。」
と書かれていました。
駐在員のいとこは、母の通夜、葬儀と来てくれました。今年で定年退職です。近くに住んでいるいとこなので、何かにつけて頼りにしています。
幼いころから行き来があり、よく遊んでもらっていました。兄みたいな人です。来春定年を迎えるので、最後の出演となります。母の初七日の時にいとことそういう話になり、姉夫婦、家族と一緒にいとこの最後の舞台を見に行きました。
素人芝居と言っても、しっかりと練習して見応え充分です。特設舞台の会場は、大正・昭和に戻ったような雰囲気の造りの小屋?(家)です。小屋の中には、敷布団がしかれ、布団の上で座って見ます。
出演者の方々の家族たちは、お酒やジュースなどを振るまったりしています。小屋の中は観客でぎっしりです。いい雰囲気です。
夜の7時からのステージ。駐在員のいとこは、親分の役柄です。敵から殺されてしまいます。「一幕は1時間の劇だけど、7時から始まって7時30分ころには、殺されてしまうよ。」と言うので、時間に遅れないように道を急ぎました。
すごく長いセリフをよく覚えているなあと感心しつつも、迫力ある演技に見入ってしまいました。
姉たちも県南から来ました。いとこの演技にふだんとはまた違う姿に感激していました。いとこが出る一幕だけしか見ませんでしたが、しっかりと最後の姿を脳裏に焼き付けることができました。
母が亡くなり、寂しさと心の重さでいっぱいですが、母が亡くなり、みんなが集まりました。その中で人と人とのつながりを深めてくれています。親戚のつながりがその中の一つです。
「これからもみんながしっかりと絆を深めて」
という母の思いなのでしょうか。
母もいとこが大好きで、いとこも母を慕ってくれていました。母の分まで、いとこの最後の晴れ舞台を堪能し、宝泉寺温泉をあとにしました。
笑い・感動の湯気山に上り
これからも「たいせつなもの」を探しながら、道草をしていきます。
先日第30回の宝泉寺温泉の素人劇が上演されました。山あいの静かな温泉街の特設舞台で行われました。新聞によると、PRで、
「今回の演題は、敵討ちが題材の時代剣劇「関東嵐」と、生き別れた母と子を描いた時代人情劇「月の都は佐渡の月影」。
出演者は「地元を活性化させたい」との思いで集まった旅館経営者や商店主、農業者、会社員らでつくる宝泉寺素人演芸同好会(岐部栄作会長)のメンバーら約20人。最年少は小学5年の池部晴香さんと香下りのさん、最年長は72歳の麻生勅夫さん。玖珠署宝泉寺駐在所の尾川誠一さんも特別出演する。岐部会長は「30回目ということで、みんな練習に熱が入っている。心を込めた演技で沸かせます」と話している。」
と書かれていました。
駐在員のいとこは、母の通夜、葬儀と来てくれました。今年で定年退職です。近くに住んでいるいとこなので、何かにつけて頼りにしています。
幼いころから行き来があり、よく遊んでもらっていました。兄みたいな人です。来春定年を迎えるので、最後の出演となります。母の初七日の時にいとことそういう話になり、姉夫婦、家族と一緒にいとこの最後の舞台を見に行きました。
素人芝居と言っても、しっかりと練習して見応え充分です。特設舞台の会場は、大正・昭和に戻ったような雰囲気の造りの小屋?(家)です。小屋の中には、敷布団がしかれ、布団の上で座って見ます。
出演者の方々の家族たちは、お酒やジュースなどを振るまったりしています。小屋の中は観客でぎっしりです。いい雰囲気です。
夜の7時からのステージ。駐在員のいとこは、親分の役柄です。敵から殺されてしまいます。「一幕は1時間の劇だけど、7時から始まって7時30分ころには、殺されてしまうよ。」と言うので、時間に遅れないように道を急ぎました。
すごく長いセリフをよく覚えているなあと感心しつつも、迫力ある演技に見入ってしまいました。
姉たちも県南から来ました。いとこの演技にふだんとはまた違う姿に感激していました。いとこが出る一幕だけしか見ませんでしたが、しっかりと最後の姿を脳裏に焼き付けることができました。
母が亡くなり、寂しさと心の重さでいっぱいですが、母が亡くなり、みんなが集まりました。その中で人と人とのつながりを深めてくれています。親戚のつながりがその中の一つです。
「これからもみんながしっかりと絆を深めて」
という母の思いなのでしょうか。
母もいとこが大好きで、いとこも母を慕ってくれていました。母の分まで、いとこの最後の晴れ舞台を堪能し、宝泉寺温泉をあとにしました。