
大札山森林公園の少し手前に大きな案内板があり、この分岐を右に入るとそこが林道藤川線。
路肩にある開設プレートを見ると、昭和63年度からの工事のようで、終点と表示されている。ここから路面はすぐダートとなる。

元々歩ける道があったわけでもない山の斜面を強引に削って道を作ったようで、パラカラと落石の音が聞こえるところを、さっさと通過し先に進む。

ところどころ落石はあるものの、南赤石線に比べれば、路面はそれほど荒れていず、何箇所にもガードレールが付いているので、怖さは感じず走ることができる。
もっとも、バイクとライダーの能力から、「かっとぶ」なんてことまではできないが。

道路開設はここまでで、完全に行き止まり。約5km走ることが出来た。この間にあった案内板のある分岐まで戻ることにする。

どこに出るのか知らないが、大札線と名前の付いた道へ入ってみる。
走りながらふと思い出したが、「ステアリング・ベアリングにガタがある」と言われてたっけ。直すまでダート走行は止めておくつもりでいたのを忘れてた~。

途中の分岐を左へ下る。右はどこへ行くのか、どんなところか、また確かめにくるまでの楽しみとしよう。
下りっぱなしで5kmほどダートを走り、舗装された道になってから少しで、国道362へ出た。
今回は思いのほか未舗装林道を多く走ることが出来たが、これならオフ系バイクが欲しくなったりする。カワサキ・スーパーシェルパやスズキ・DR-Z400Sなんて選択肢があったりして。