2014-12-04
安倍首相によるNHK間接支配 (中) 天皇は現御神(アキツミカミ)であると言う長谷川NHK経営委員
2015-04-08
安倍研究(5) 首相外交演説で「祝詞(のりと)ことば」! そこに安倍晋三の本性を見る
2015-06-16
安倍研究(11) 安倍首相―長谷川NHK経営委員―日本会議
2015-06-17
安倍研究(12) 安倍「神道」政権そのもの――日本会議をご紹介
2015-06-23
安倍研究(13止) アトランダムなまとめ――天皇と伊勢神宮を精神世界の頂点に置く
「安倍研究(5) 総理演説のことばから安倍首相の心性を見る」の記事中安倍首相外交演説に「祝詞(のりと)」ことば」!>の項で記したように、それまでの人生経験で祝詞でしか聞いたことのないことばを、官邸ホームページに掲載されている総理スピーチの中に見出して驚きました。
それもそのはずで、安倍首相は神道政治連盟国会議員懇談会の会長です。(※ Wikipedia 神道政治連盟 参照) 「幸はふ」、「幸わう」ということばは、安倍首相にとって親しみのあることばだったのです。
<神道政治連盟>
神道政治連盟は神社本庁の関係団体で、本部は神社本庁と同じ住所に置かれています。神社本庁は都道府県すべてに、地方本部である神社庁を置いています。神道政治連盟の都道府県地方本部は、神社庁に同居しています。
神道政治連盟国会議員懇談会の会員は平成27年4月7日現在で国会議員293人(衆議院215人、参議院78人)であり、懇談会所属全議員の氏名が神道政治連盟ホームページに掲載されています。
衆議院定数は475人、神道政治連盟国会議員懇談会メンバーはその45%を占めます。参議院定数は242人、同メンバーはその32%を占めます。
<神社本庁>
長崎県神社庁ホームページによれば――。
「神社本庁に所属する神社数は約8万社で、この数は一般に神社と称される宗教法人の約97%にあたります。
また神社に奉仕する神職数は約2万2千名、宮司に協力して神社をお守りする「神社総代」の方々は約38万名を数えます。」
信仰の面で神社本庁は、皇室の祖先であるとする 「天照大御神」をおまつりする伊勢神宮を、全国の神社の総親神として「本宗 (ほんそう) 」 と仰いでいます。お寺式に言うならば、伊勢神宮は全国大多数の神社の総本山と言えます。
神社本庁総裁は伊勢神宮祭主の池田厚子(昭和天皇の四女)、神社本庁統理は前の伊勢神宮大宮司・北白川道久です。元北白川宮家、戦後、皇籍離脱。
総裁、統理に関する「神社本庁憲章」は次の通りです。
第四条 神社本庁は、総裁を推戴する。
2 総裁は、神社本庁の名誉を象徴し、表彰を行なふ。
第五条 神社本庁に統理以下役員、その他の機関を置く。
2 統理は、神社本庁を総理し、これを代表する。
3 第一項の役員、その他の機関については、規程で定める。
<伊勢神宮>
一般の神社では神職の最高責任者は宮司です。しかし、伊勢神宮では、祭主が最上位にあり、大宮司がその下で神宮司庁を統括します。
現在の祭主は、昭和天皇の四女である池田厚子。しかし高齢のため、臨時祭主の黒田清子が代行しています。黒田清子は今上天皇の長女・紀宮清子さまのことです。
現在の大宮司は、鷹司尚武で、五摂家の一つだった鷹司家28代当主。
伊勢神宮大宮司は祭主を助けて祭典に奉仕し、礼典を執行し、神宮職員を統監し、事務を総監する役職です。その選任については、所定の手続きを経たうえで勅裁を仰ぐことになっています。祭主・大宮司ともに、選任には天皇の裁可を得ます。
<神道政治連盟所属議員>
※○印は日本会議国会議員懇談会にも参加
神道政治連盟 日本会議
国会議員懇談会 国会議員
2015.4.7.現在 2015.4.16.
Wikipedia
<北海道> 伊東良孝(衆)
今津寛(衆) ○
高木宏壽(衆)
武部新(衆)
中川郁子(衆)
中村裕之(衆)
堀井学(衆)
前田一男(衆)
町村信孝(衆)
吉川貴盛(衆) ○
伊達忠一(参)
<青 森> 江渡聡徳(衆) ○
大島理森(衆) ○
木村太郎(衆) ○
津島淳(衆)
滝沢求(参)
山崎力(参)
<岩 手> 鈴木俊一(衆) ○
高橋比奈子(衆)
橋本英教(衆)
藤原崇(衆)
<秋 田> 金田勝年(衆)
冨樫博之(衆)
御法川信英(衆) ○
石井浩郎(参)
中泉松司(参)
<宮 城> 秋葉賢也(衆) ○
勝沼栄明(衆)
土井亨(衆) ○
西村明宏(衆) ○
愛知治郎(参)
熊谷大(参)
<山 形> 遠藤利明(衆)
大沼瑞穂(参)
岸宏一(参)
<福 島> 亀岡偉民(衆) ○
菅家一郎(衆)
吉野正芳(衆)
岩城光英(参)
森まさこ(参)
<茨 城> 石川昭政(衆)
梶山弘志(衆) ○
新谷正義(衆)
田所嘉徳(衆)
永岡桂子(衆)
丹羽雄哉(衆)
額賀福志郎(衆)
葉梨康弘(衆) ○
岡田広(参)
上月良祐(参)
<栃 木> 佐藤勉(衆)
船田元(衆)
茂木敏充(衆) ○
簗和生(衆)
上野通子(参)
高橋克法(参)
<群 馬> 小渕優子(衆)
佐田玄一郎(衆)
中曽根弘文(参)
山本一太(参)
<埼 玉> 大塚拓(衆)
神山佐市(衆)
今野智博(衆)
柴山昌彦(衆)
新藤義孝(衆)
田中良生(衆)
豊田真由子(衆)
中根一幸(衆)
野中厚(衆)
牧原秀樹(衆)
三ツ林裕巳(衆)
村井英樹(衆)
山口泰明(衆) ○
関口昌一(参)
古川俊治(参)
<千 葉> 秋本真利(衆)
門山宏哲(衆)
小林鷹之(衆)
齋藤健(衆)
櫻田義孝(衆) ○
白須賀貴樹(衆)
薗浦健太郎(衆) ○
浜田靖一(衆) ○
林幹雄(衆) ○
松野博一(衆)
森英介(衆) ○
渡辺博道(衆)
石井準一(参)
豊田俊郎(参)
<東 京> 秋元司(衆) ○
石原伸晃(衆)
井上信治(衆) ○
大西英男(衆)
下村博文(衆) ○
鈴木隼人(衆)
萩生田光一(衆) ○
平沢勝栄(衆) ○
松本洋平(衆) ○
山田美樹(衆)
中川雅治(参) ○
丸川珠代(参)
<神奈川> 甘利明(衆)
河野太郎(衆)
菅義偉(衆) ○
田中和徳(衆)
星野剛士(衆)
牧島かれん(衆)
松本純(衆)
山際大志郎(衆)
義家弘介(衆) ○
小泉昭男(参)
島村大(参)
<山 梨> 長崎幸太郎(衆)
中谷真一(衆)
堀内詔子(衆)
宮川典子(衆)
森屋宏(参)
<長野> 木内均(衆)
後藤茂之(衆) ○
小松裕(衆)
宮下一郎(衆)
吉田博美(参)
若林健太(参)
<岐 阜> 金子一義(衆)
棚橋泰文(衆) ○
野田聖子(衆)
古屋圭司(衆) ○
武藤容治(衆) ○
大野泰正 (参)
渡辺猛之(参)
<静 岡> 井林辰憲(衆)
勝俣孝明(衆)
上川陽子(衆)
城内実(衆)
塩谷立(衆) ○
宮澤博行(衆)
望月義夫(衆)
岩井茂樹(参) ○
牧野京夫(参)
<愛 知> 青山周平(衆)
池田佳隆(衆)
伊藤忠彦(衆)
大見正(衆)
神田憲次(衆)
長坂康正(衆)
根本幸典(衆)
酒井庸行(参)
藤川政人(参)
<三 重> 川崎二郎(衆)
島田佳和(衆)
田村憲久(衆) ○
三ツ矢憲生(衆)
<新 潟> 石徹(衆)
金子恵美(衆)
斎藤洋明(衆)
高鳥修一(衆) ○
長島忠美(衆) ○
細田健一(衆)
塚田一郎(参)
中原八一(参)
<富 山> 橘慶一郎(衆)
田畑裕明(衆)
宮腰光寛(衆) ○
堂故茂(参) ○
野上浩太郎(参)
<石 川> 北村茂男(衆) ○
佐々木紀(衆)
岡田直樹(参)
山田修路(参)
<福 井> 稲田朋美(衆) ○
高木毅(衆)
山本拓(衆) ○
滝波宏文(参)
山崎正昭(参) ○
<滋 賀> 上野賢一郎(衆) ○
大岡敏孝(衆)
武村展英(衆)
武藤貴也(衆)
<京 都> 安藤裕(衆)
伊吹文明(衆)
田中英之(衆)
谷垣禎一(衆) ○
宮崎謙介(衆)
西田昌司(参) ○
二之湯智(参) ○
<大 阪> 大塚高司(衆)
北川知克(衆)
左藤章(衆) ○
佐藤ゆかり(衆) ○
竹本直一(衆) ○
渡嘉敷奈緒美(衆) ○
中山泰秀(衆) ○
原田憲治(衆)
<兵 庫> 大串正樹(衆)
関芳弘(衆) ○
谷公一(衆)
西村康稔(衆) ○
藤井比早之(衆)
山田賢司(衆)
鴻池祥肇(参)
末松信介(参)
<奈 良> 奥野信亮(衆) ○
高市早苗(衆) ○
田野瀬太道(衆)
堀井巌(参)
<和歌山> 石田真敏(衆)
門博文(衆)
世耕弘成(参)
鶴保庸介(参)
<鳥 取> 石破茂(衆) ○
舞立昇治(参)
<島 根> 竹下亘 ○
細田博之(衆)
青木一彦(参)
<岡 山> 逢沢一郎(衆) ○
阿部俊子(衆)
加藤勝信(衆) ○
橋本岳(衆) ○
平沼赳夫(衆) ○
山下貴司(衆)
石井正弘(参)
<広 島> 亀井静香(衆)
河井克行(衆)
岸田文雄(衆) ○
小島敏文(衆)
小林史明(衆)
中川俊直(衆)
平口洋(衆)
寺田稔(衆) ○
溝手顕正(参)
<山 口> 安倍晋三(衆) ○
河村建夫(衆) ○
岸信夫(衆) ○
高村正彦(衆)
林芳正(参)
<徳 島> 後藤田正純(衆)
福山守(衆)
山口俊一(衆) ○
中西祐介(参)
三木亨(参)
<香 川> 大野敬太郎(衆)
瀬戸隆一(衆)
平井卓也 (衆)
磯仁彦(参)
三宅伸吾(参)
<愛 媛> 塩崎恭久 ○
白石徹(衆)
山本公一(衆)
井原巧(参)
山本順三(参) ○
<高 知> 中谷元(衆)
福井照(衆)
山本有二(衆)
高野光二郎(参)
<福 岡> 麻生太郎(衆) ○
井上貴博(衆)
鬼木誠(衆) ○
三原朝彦(衆) ○
大家敏志(参)
松山政司(参)
<佐 賀> 今村雅弘(衆) ○
岩田和親(衆)
福岡資麿(参)
山下雄平(参)
<長 崎> 北村誠吾(衆) ○
谷川弥一(衆)
冨岡勉(衆)
<熊 本> 金子恭之(衆) ○
木原稔(衆) ○
坂本哲志(衆) ○
馬場成志(参)
松村祥史(参)
<大 分> 穴見陽一(衆)
岩屋毅(衆) ○
衛藤征士郎(衆)
礒崎陽輔(参)
<宮 崎> 江藤拓(衆) ○
武井俊輔(衆)
古川禎久(衆) ○
長峯誠(参)
松下新平(参)
<鹿児島> 小里泰弘(衆)
金子万寿夫(衆)
森山裕(衆)
保岡興治(衆) ○
尾辻秀久(参) ○
野村哲郎(参)
<沖 縄> なし
<比 例> 赤池誠章(衆)
有村治子(衆) ○
衛藤晟一(衆)
片山さつき(衆)
水落敏栄(衆)
山谷えり子(参) ○
<安倍研究シリーズ・リンク>
2015-04-02
安倍研究 (1) 政治の混乱の中で生まれた安倍総理就任記者会見
2015-04-03
安倍研究 (2) 日本防衛の対象は遠くインド・中東、アデン湾・ホルムズ海峡・インド洋・太平洋・南シナ海まで
2015-04-06
安倍研究 (3) 安倍首相の「積極的平和主義」は「強い日本」を志向する
2015-04-07
安倍研究 (4) 「積極的平和主義」への安倍首相の使命感は自衛隊に向う
2015-04-08
安倍研究 (5) 首相外交演説で「祝詞(のりと)ことば」! そこに安倍晋三の本性を見る
2015-04-11
安倍研究 (6) 東京育ちの長州人――敗戦で滅びた明治維新型日本のリメーク版をめざす
2015-04-12
安倍研究 (7) 吉田松陰の日本国防策、そして滅びた明治維新型日本
2015-04-13
安倍研究 (8) 「戦後レジームからの脱却」は「戦後70年の平和からの脱却」だ
2015-04-15
安倍研究 (9) 思想的バックボーンは「維新長州」、 心の支えは祖父・岸信介
2015-04-17
安倍研究 (10) 安倍首相は神道政治連盟会長、神道政治連盟と神社本庁と伊勢神宮の関係
2015-06-16
安倍研究 (11) 安倍首相―長谷川NHK経営委員―日本会議
2015-06-17
安倍研究 (12) 安倍「神道」政権そのもの――日本会議をご紹介
2015-06-23
安倍研究 (13止) アトランダムなまとめ――天皇と伊勢神宮を精神世界の頂点に置く
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<私のアピール>
2012年末の安倍政権成立以後の短年月、武器輸出3原則を廃し、特定秘密保護法の新設、憲法9条解釈変更の7・1閣議決定(集団的自衛権ほか)と、先行き不安な政策ばかり急激に推進されています。安倍内閣の政治手法は民主主義下の独裁と見えて、危険です。安倍総理退陣まで、来夏参議院選挙で自民党に“No”を。