川本ちょっとメモ

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<森友学園> 政治史に残る衝撃 昭恵夫人の威光が自殺者を生む 近畿財務局上席国有財産管理官、7日自殺

2018-03-10 07:24:06 | Weblog
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<森友学園問題> 蘇る赤木の声を聴け(1)2018.3.7. 近畿財務局上席国有財産管理官自殺 2020.3.18.自殺手記公開



悲劇。衝撃です。森友土地担当の公務員が自殺した。

田中角栄の運転手が、ロッキード事件の渦中で自殺したことを思い出した。
いつの時代でも、なんの利益を得られるわけでもない末端の人間に、犠牲者が出ている。

どうしてここまで追い込まれるほど職務に忠誠を尽くさねばならないのか。本人にとってもやりたくない仕事だったろう。それをむりやりやらされて、やらなければ組織内でいられない立場に置かれて、苦しい思いで職務をこなして、あげくの果てに自殺に追いこまれた。

失意と無念と悔悟の自殺であっただろう。

奥さんは夫の無念を共有して苦しみ、世間の目に苦しみ、これからの前途の不安に苦しむだろう。子は父をこのような形で失った悲しみを一生忘れることはできない。その子がまだ少年少女期にあるとすればなおさら、子どものときに出会った悲しみは、大人になって幸せを築いたのちでも無くなりはしない。

9日夜、佐川国税庁長官の辞任のニュースに引き続いて自殺のニュースを聴いた。買ってきたばかりの「松本清張『隠蔽と暴露』の作家」(集英社新書)をぱらぱらめくっていたときで、ちょうど「ある小官僚の抹殺」という短編の題名が目に入ったところだった。

いやな仕事を合法的な業務の姿で、現場で処理させられるのはいつも、末端の実務管理者とその部下たちだ。そして関わった実務が不法行為につながり、それがより大きな疑惑につながっているのではないかと追及されるとき、実務を処理した末端の人間ばかりが苦しまねばならぬ。

涙を抑えることができない。自殺者に追悼の祈りをささげた。国家私物化政治を政治機構や行政機構に強要する安倍晋三・昭恵郎党と、安倍をかつぐ政党・政治家への怒りが爆発する。

 近畿財務局職員が自殺
 時事通信 2018/03/09-13:36

 学校法人森友学園に大阪府豊中市の国有地が格安で売却された問題で、学園側との交渉を担当した部署に所属していた近畿財務局の男性職員が兵庫県内で死亡していたことが9日、関係者への取材で分かった。自殺とみられる。県警などが詳しい状況を調べている。

 男性職員は近畿財務局が学園側と交渉していた当時、国有財産を管理する部署に所属。この部署の幹部職員が学園前理事長の籠池泰典被告らとの直接交渉に当たっており、死亡した男性はこの職員の直属の部下だった。

 一連の問題では、この幹部職員と学園側が2016年に交渉した際のものとされる音声データの存在が明らかになっている。音声では、籠池被告が「グーンと価格を下げて」と求め、幹部職員とみられる男性が「ゼロに近い金額まで努力している」などと応じていた。

 一連の問題については、大阪地検が背任や公用文書毀棄(きき)容疑などの告発を受け捜査しており、近畿財務局職員らからも事情を聴いている。





 
 
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