川本ちょっとメモ

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<コロナ> 大阪府発表、きょうのコロナ死亡は20人 / 回想・吉村大阪府知事 2020.8.4.「ポピドンヨード」記者会見

2021-04-21 18:05:41 | Weblog

大阪府ではすでに1週間前から、3次救急一般患者の受け入れ制限が始まっています。3次救急とは、重症~危篤の救命救急のことで、事故や心不全・脳卒中などの救急患者の搬送受け入れができず、大阪府はすぐに搬送先が見つからない救急車に酸素供給をする一時待機所を1カ所設けると発表しました。



(関西テレビ ニュース速報 2021.4.21. 17:36)
大阪で新たに1242人の感染確認 過去最多 20人死亡

 大阪府で4月21日、新たに1242人の新型コロナウイルス感染が確認された。
4月18日に確認された1219人を上回り、過去最多を更新した。
また、感染者20人の死亡が確認された。
 奈良県では新たに112人の新型コロナの感染が確認された。
1日に確認される感染者数としては初めて100人を上回り、過去最多。


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このブログに掲載するつもりで昨年8月5日にポピドンヨード記者会見の部分を抜いて文字化し、掲載していなかった2020.8.4.吉村大阪府知事の「ポピドンヨード」記者会見(ユーチューブhttps://www.youtube.com/watch?v=uzghfgnA6Cw)を掲載します。下の会見記録で(〇〇分△△秒)というのはユーチューブビデオ開始からの場所を表示しています。吉村知事がこの会見から後にポピドンヨードを推奨したことはありません。医療関係者、ポピドンヨード処方患者などから批判が集中しました。



  吉村知事 ポピドンヨード記者会見 2020.8.4.
        (陪席)羽曳野医療センター 山口誓司・松山晃文


 あのう、まず私からです。昨日発表いたしましたポビドンヨードのうがい液と使った研究の成果について、もう一度、また昨日も松山先生とともに発表して質問等説明いたしましたが、改めて、一部誤解があるようなところも見受けられますので、説明をいたします。

 まず、今回の研究成果で明らかになったことです。これはあの、コロナの治療薬というものではありません。明らかになったのはどういうことかって言うと、これまで唾液の中に多くコロナウイルスが存在するというのがわかっていた。で、その唾液が飛び交う環境で人にうつるということもわかっていた。

 その中でですねえ、このポビドンヨードを使った、あああうがいです、使っておってですね、うがいをする分と、そしてそれは何もしない分とに分けて、この4日間のこの観察の研究を行った結果ですね、口の中にあるコロナウイルスをポビドンヨードのうがい薬、これによって殺菌されて減少し、そして周りに陰性になっていくと。その速度が加速するということが研究の成果発表の内容です。

 で、これを受けてどうするかということですけど、何があるか、何が導かれるかと言うことですけども、一つは、大きな目標としまして、これは当然うがいですが、軽症の陽性者、軽症も症状の陽性者にするわけですけれども、そこから重症化することを防ぐ。その効果があるかないかを検証するという次の段階に入ると。重症化を防ぐ、その効果があるかどうか。これを次の大規模研究で一つ、やります。

 つまり口の中にたくさんあるウイルスが、こののどを伝って肺に入る。それによって実は肺が重症化していくんじゃないか。これは一つの、そこは推論ですけれども、それを防ぐことによって重症化を防ぐんじゃないか。重症化を防げば命を防げるんじゃないか。

 また医療従事者、医療の負担を防げるんじゃないか。軽減できるんじゃないか。これが一つの大きな、あのう次の研究目標です。

 で、もう一つ、今回の研究成果から言えることは、まあぼくも常に、唾液を注意してくださいと言ってきました。唾液を介してこのウイルスというのがどんどん広がっていくというのもこれは事実です。

 であるならば、その陽性になったりと、あるいはそのリスクが高い人がですね、このポビドンヨードを使ったうがい薬を使うことで、口の中のウイルスが当然減っていくわけですから、人に移すことを防ぐ。つまり感染拡大を防止する。それに寄与するんじゃないかと。それで府民の皆様に呼びかけをしたということがあります。

 ですので、大きくはその二つです。で、もう一つ誤解されてはいけないことなんですが、このポビドンヨードを使ったうがい薬でうがいすることで、コロナを予防できるわけではありません。

 ここは、あのう、まず先日の記者会見でも、あ、あのう、先日の記者発表のときでも、そうですけれども、予防効果があるということ、これは当然、あのう一切ない‥‥そういうわけですし、まあ、そういうことも言ってませんし‥‥。予防効果があるわけでもない。それから、治療薬でもないということを申してますが、ここでも改めて申します。あの、予防薬ではありませんし、あの、感染することを防ぐ効果が認められたわけではありません。

 そういう実験じゃない。つまり、先ほど申し上げた通り、実験の中身として、ただ今までは単にうがいをするだけでですね、このウイルスが取れない、なかなか取れない、というのが定説てした。

 しかし今回、このポビドンヨードのうがい薬を使うことで、ウイルス、コロナウイルスそのものが殺菌され、どんどん減少していくということがわかった。まさにここの一点に尽きるということです。

 ですので、予防薬でもなければ、治療薬でもない。ただ、感染拡大防止、これについてはかなり寄与する可能性がある。そして、今感染が広がっている状況のなかで呼びかけをしたというのが一つで、もう一つは、次の大規模実験において、重症化を防ぐ可能性があるんじゃないか、これを効果検証するという研究を、こんど、大阪のホテル利用者のみなさんに‥‥、同意をいただける方に実施を臨床研究であるということが大きなポイントです。(※13分21秒)

で、もう一つ、「皆さんに注意」ということでお願いしておきたいことです。ええ、まずもう一度重ねてということになりますけれども、このコビドンヨードのうがい薬には、コロナの予防薬としての効果、それが立証されているわけではありません。これが一つです。

で、二つ目です。これはうがい薬ですから、ほかの、いくら薬局で買えるとしても当然、あのう医師の指示であったり、製品の注意事項、これは守ってください。これは薬局で買う薬も、どの薬も、まあ別に、あのポピドンヨードのうがい薬に限らず、どれdも一緒ですけれども、使用上の用法などは守ってください。当たり前のことですが、再度、お願いをしておきます。

それからうがい薬以外のポビドンヨードの消毒剤というのがあるんですけども、このポビドンヨードの消毒剤をうがいに使うことは絶対にやめてください。まあこんなん用法以外の使い方ですけども。

ポビドンヨードだから、なんか薄めてうがい薬にできるんですか、とか。それはできませんから。それはやめてください。

それからもう一つ。必要な方に行き渡るように、買占め、これは先日もお願いしましたが、買占めを、あのう控えてください。現在、メーカーに順次出荷等、メーカーに置いて順次出荷を行っているところです。買占めとは、ただ、みんな‥‥ひとりがたくさん買い占めると、これは当然すぐなくなりますから。メーカーからどんどんどんどん卸していってもらってますけれども、買占めは控えていただきたいと思います。

 ※記者会見中に買いに走る人が出て、店頭売り切れが出始め、翌日午前には大阪市中からポピドンヨードが消えました。

それから転売については法律で禁止をされていますので、これ犯罪行為に当たります。高値で転売、あるいはその、まがい物の転売みたいなものが、これはあり得ますけれども、それは犯罪行為ですから、やめていただきたいと言う風に思います。

ええ、このポビドンヨードのうがい薬の予防、この研究結果については、今後もこの松山先生とともにですね、研究は大阪府として、また大阪府の医療機構、松山先生所属ですので、進めていきたいと思います。

ま、これまで、このコロナウイルスというのは、治療薬も当然ないし、まだウイルスのワクチンもできてないと、なかなか、この対応策というのが見当たらない中でですね、ええ、まあ社会全体を抑えるということをやりながら、今もやってきて、これからもやっていかなければなりません。

もちろんポビドンヨードのうがい薬っていうのも万能薬でもなんでもありませんし、治療薬でもありませんが、ただウイルスを非常に媒介する口の中の第1期のコロナウイルスをまあ、殺菌し、陰性化をどんどん早めていく。そういった効果があるということは、これはどうも研究結果上、明らかになっているというふうに思いますから、新たな選択肢として重症化を防ぐ、これは今後の研究として引き続きやっていきます。(16:34)

それから、あのう、今感染がどんどん拡大している状況ですけれども、特にリスクの高い型に移さない、広げないためにも、そしてまたリスクの高い場面とそういったあのう、接客を伴う飲食業とか、いろいろ広がっている業種もある程度見えてきていますから、そういった意味では移さない、そういった新たな選択肢として、ぼくは可能性があるんじゃないかという風に思っていますので、感染を防ぐといった意味での、ぼくとしてはきちんとした注意お願いはやりながら進めていきたいという風に思います。(17;10)


<質疑応答>
※質問者の声はほとんど聞こえないので、質問そのものは記録することができませんでした。


(知事) これはあのう、あくまでうがい薬ですから、うがい薬をして体にある、またウイルスが広がってきている。それを消滅させると言う効果が当然、あるわけではない、という風に思っていますし、今回の研究結果、研究内容、そういったものを研究したものではない、ということです。(25;54)


(知事) まず、あの、先ほど申し上げた通り、感染拡大防止というのを、一つ大きな、あの、目的として公表しているというのもあります。きょうも今おそらくどっかで感染が拡大、広がっていますから。それが、大阪の状況だと思っています。

ですので、これは予防効果じゃありませんので、きのう発表した通りですけども、やはり、あのう、また風邪等の、風邪みたいな症状がある方、ま、もちろんコロナと判明している方は、コロナとして治療を受けていただきますけれども、みんながみんな風邪の症状があるとか、コロナとか、判明してるわけじゃないので、風邪等の症状がある方、それからその同居の家族の方。まあぜひご利用いただきたいと、もしそれがコロナだった場合、広がりを防ぐ可能性が、ぼくはあるんじゃないかと思っています。

それから夜の接待を伴う飲食店の従業員の方、これはここで感染の広がりがある程度見えてますし、陽性者も非常に多く出てるっていうのはもう周知のことですので、そっからなかなか、さらに広がったときに囲い込みが難しい、そういったジャンルでもありますので、まあそういった方にはそういった、なんと言うのかな、これは当然仕事、お仕事をするわけなんで、そういった方にご利用いただきたいということです。ま、これもだから感染拡大防止の観点からです。(27:30)


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