川本ちょっとメモ

★所感は、「手ざわり生活実感的」に目線を低く心がけています。
★自分用メモは、新聞・Webなどのノート書きです。

最高検が昨秋から広島地検で進めてきた 河井克行前法相・河井案里議員の公職選挙法買収違反捜査の経緯

2020-06-05 11:10:05 | Weblog


2020-04-23
2020-05-13
2020-05-15
2020-05-16
2020-05-17
2020-05-20
2020-05-22
2020-05-25



〇2019.07.04.
   ▷参議院選挙公示日。 広島選挙区定数2。 野党1議席と自民党岸田派・
  溝手顕正氏1議席で安定しているところへ河井案里氏を自民党公認。 
  党の選挙資金配分が河合案里氏1億5000万円、溝手顕正氏1500万円。

〇2019.07.21.
   ▷参議院選挙投票日。 河合案里氏初当選、溝手顕正氏落選。

2019.09.11.
   ▷第4次安倍第2次改造内閣。 河井克行氏、法務大臣入閣。 菅原一秀氏、
  経済産業大臣入閣。

2019.09.25.
   ▷公設秘書が地元支持者の通夜で香典を渡した問題で菅原一秀氏(東京9区)、
  経済産業大臣辞任。 2012年第2次安倍政権発足後10人目の大臣辞任。

〇2019.10.30.
   ▷週刊文春2019.10.30.電子版によると、河井案里氏の陣営は2019年7月参
  院選で、13人の車上運動員にそれぞれ3万円の日当を支払った疑いがあ
  るという。 公職選挙法は施行令で、車上運動員の日当について、1万5
  千円を上限と定めている。  (時事通信2019.10.30. 18:13)

〇2019.10.31.
   ▷週刊文春の河井案里氏に関わる公職選挙法違反報道を受けて、河井克行
  氏が法務大臣辞職。 2012年第2次安倍政権発足後11人目の大臣辞任。

   候補者本人が公選法違反行為に直接関わっていない場合でも「連座制」が
  適用され、当選が無効になることがある。 週刊文春は「選対関係者」と
  される人物の発言を引用する形で、河井克行氏が「選対を実質的に取り仕
  切っていた」としている。 (産経新聞2019.10.31 08:27)

〇2019.12.06 
   10月下旬に閣僚を辞任した自民党の菅原一秀・前経済産業相と河井克
  行・前法相の国会欠席が続いている。 公職選挙法違反の疑いが週刊誌
  で報じられ、河井氏辞任につながった妻の案里参院議員も欠席している。
                     (朝日新聞デジタル2019.12.06. 18:49)

   衆院事務局によると、河井氏と公選法が禁じる寄付疑惑を受けて辞任した
  菅原氏は、11月7日以降の衆院本会議の欠席届を提出。  案里氏は週刊
  誌報道後、公の場に姿を現さず、同月15日以降は本会議に欠席届を出し
  ている。 

〇2019.12.28.
   ▷自民党の河井克行前法相(衆院広島3区)の妻案里氏(参院広島)の陣営
  が、7月の参院選広島選挙区で法定上限を上回る報酬を車上運動員に渡し
  たと報じられた疑惑で、広島地検が捜査に着手したことが27日、関係者
  への取材で分かった。 公選法に違反した疑いもあるとみて、当時の車上
  運動員らから任意で事情を聴いているもようだ。

   ▷陣営の関係者が地検から任意の事情聴取を受けていると、複数の関係者が
  明らかにした。 車上運動員に一斉に聴取が始まったと明かす関係者もい
  る。 今春の県議選の期間中に、案里氏が複数の自民党県議に現金を持参
  したとの証言も明らかになっている。

   ▷初当選した7月の参院選で事務所が13人の車上運動員に、1人当たりの日
  当として法定上限(1万5千円)を超す3万円を支払ったとする、公選法
  違反(運動員買収)などの疑惑が案理氏に浮上している。 疑惑が週刊誌
  で報じられた10月31日に克行氏は法相を辞任した。
                  (以上、中國新聞デジタル 2019.12.28. )
〇2020.01.15.
   ▷広島地検が河井克行前法相と妻の案里参院議員の地元事務所を家宅捜索 
  た。 

〇2020.01.20.
   ▷通常国会が始まった1月20日、国会には菅原一秀前経産相、河井克行前法 
  相、河井案理参議院議員ら「疑惑」が浮上した議員たちも姿を見せた。 
                     (毎日新聞2020.01.20. 19:40)  
〇2020.01.31. 
   ▷黒川弘務東京高等検察庁検事長の勤務延長6カ月を閣議決定した。 閣議 
    決定の 依拠法令は国家公務員法の定年規定の援用であり、検察庁法の定 
    年規定に基づかない閣議決定は違法無効と言える。 この不可解な閣議 
    決定は、安倍首相が黒川弘務氏を検事総長に任用するための手段であ 
    る。 

〇2020.03.03.
   ▷広島地検が3月3日、自民党の河井案里参院議員の公設秘書、夫である前法
  相・河井克行衆院議員の政策秘書、案里氏陣営スタッフの3人を昨年7月  
  参院選に関わる公職選挙法違反(買収)の疑いで逮捕した。 3人が公職 
  選挙法で規定する連座制の対象と判断されれば、案里氏が失職する可能
  性がある。  (産経新聞 2020.03.03. 12:40 )

   ▷また同3月3日、広島地検は河井夫妻の東京・永田町の議員会館にある事 
    務 所を家宅捜索し、2人の携帯電話も押収した。 河井克行氏は事実 
    上、河井案里氏の陣営を指揮していたとされ、地検は関与の有無を慎重
    に見極める。  (産経新聞 2020.03.03. 12:40 )  

〇2020.03.13. 
   ▷検察庁法、「特例任用による定年延長」条項を設定した改悪法案を閣議 
    決定した。 

〇2020.03.24.
   ▷広島地検が24日、自民党の河井案里参院議員の公設秘書と夫である前法  
    相・河井克行衆院議員の政策秘書2人昨年2019年7月参院選に関わ   
    る 公職選挙法違反(買収)の疑いで起訴した。 地検が審理迅速化をめざ  
  して「百日裁判」を 申立て。 3月3日逮捕のもう1人は処分保留で釈放。

〇2020.03.30.
   ▷広島高検に東京地検特捜部長経験者の中原亮一氏が着任。前任検事長は定
  年退官。

〇2020.04.09.
   ▷広島地検が渡辺典子県議と桧山俊宏県議の関係先を家宅捜索 
   ▷安芸太田町長が辞職。 参院選前、河井克行氏から現金20万円を受け 
    取っていた。
   ▷首長や地方議員への現金持参が次々発覚した。

〇2020.04.16.
   ▷広島地検が平本徹県議の事務所などを家宅捜索 

〇2020.04.21.
   ▷広島市の平野博昭元市議会議長らの事務所など家宅捜索 

〇2020.04.23.
   ▷沖宗正明広島市議の自宅を家宅捜索 

〇2020.04.25.
   ▷広島県安芸高田市の浜田一義前市長を聴取、自宅を家宅捜索 

〇2020.04.28.
   ▷広島地検、にある元県議会議長の桧山俊宏氏(75)ら自民党系県議3人の
    広島県議会棟会派控室を家宅捜索。 広島地検は夫妻側が案里氏への票の
    取りまとめを依頼し、現金を渡した可能性があるとみているが、県議3人
    は取材に対し、授受などを否定している。 (中國新聞 2020.05.09.)   

   ▷中国新聞のこれまでの取材で、別の県議7人と広島市議6人、廿日市市議 
    1人の計14人が、参院選前に河井夫妻が現金を持参してきたと証言。 
    県議選などがあった昨年4月の統一地方選前後の時期に30~50万円を持 
    参したケースが多かった。

     首長では安芸太田町長だった小坂真治氏が20万円を受け取ったと認め、
  4月に辞職。 大竹市の入山欣郎市長は現金が入ったとみられる封筒を提
  示されたが突き返したとしている。 (中國新聞 2020.05.09.)     



 ※以下は、河井克行氏・河井案理氏の選挙違反に関係する公職選挙法第221条の
  条文です

 (買収及び利害誘導罪)
第221条 次の各号に掲げる行為をした者は、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する。

  一 当選を得若しくは得しめ又は得しめない目的をもつて選挙人又は選挙運動
  者に対し金銭、物品その他の財産上の利益若しくは公私の職務の供与、その
  供与の申込み若しくは約束をし又は供応接待、その申込み若しくは約束をし
  たとき。 


 二 当選を得若しくは得しめ又は得しめない目的をもつて選挙人又は選挙運動
  者に対しその者又はその者と関係のある社寺、学校、会社、組合、市町村等
  に対する用水、小作、債権、寄附その他特殊の直接利害関係を利用して誘導
  をしたとき。

 三 投票をし若しくはしないこと、選挙運動をし若しくはやめたこと又はその
  周旋勧誘をしたことの報酬とする目的をもつて選挙人又は選挙運動者に対し
  第1号に掲げる行為をしたとき。

 四 第1号若しくは前号の供与、供応接待を受け若しくは要求し、第1号若しく
  は前号の申込みを承諾し又は第2号の誘導に応じ若しくはこれを促したとき。

  五 第1号から第3号までに掲げる行為をさせる目的をもつて選挙運動者に対し
  金銭若しくは物品の交付、交付の申込み若しくは約束をし又は選挙運動者が
  その交付を受け、その交付を要求し若しくはその申込みを承諾したとき。

 六 前各号に掲げる行為に関し周旋又は勧誘をしたとき。

2 中央選挙管理会の委員若しくは中央選挙管理会の庶務に従事する総務省の職
 員、参議院合同選挙区選挙管理委員会の委員若しくは職員、選挙管理委員会の
 委員若しくは職員、投票管理者、開票管理者、選挙長若しくは選挙分会長又は
 選挙事務に関係のある国若しくは地方公共団体の公務員が当該選挙に関し前項
 の罪を犯したときは、4年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金に処
 する。公安委員会の委員又は警察官がその関係区域内の選挙に関し同項の罪を
 犯したときも、また同様とする。

3 次の各号に掲げる者が第1項の罪を犯したときは、4年以下の懲役若しくは禁
 錮又は100万円以下の罰金に処する。

 一 公職の候補者

 二 選挙運動を総括主宰した者

 三 出納責任者(公職の候補者又は出納責任者と意思を通じて当該公職の候補
  者のための選挙運動に関する支出の金額のうち第196条の規定により告示さ
  れた額の二分の一以上に相当する額を支出した者を含む。)

 四 三以内に分けられた選挙区(選挙区がないときは、選挙の行われる区域)
  の地域のうち一又は二の地域における選挙運動を主宰すべき者として第1号
  又は第2号に掲げる者から定められ、当該地域における選挙運動を主宰した
  者




2020.4.29. youtube アップロード
郷原信郎の「日本の権力を斬る!」#10
https://www.youtube.com/watch?v=PNqQ19EmHbA

元検察官の郷原信郎弁護士が熱い期待
広島地検の「河井克行氏・案理氏の公職選挙法買収違反」捜査



現職時代に私は広島地検特別刑事部長を務めていたことがある。
私は広島県政界の大物に何回も独自捜査をしかけて、その古い広島の政治構造と戦ったことがある。

その後輩たちの広島地検特刑部が、今回は東京地検特捜部からも大量の応援が入って大編成の捜査部隊になって、今、広島の古い政治風土の中で起きた選挙をめぐる不正問題に取り組んでいる。これは私、本当に期待しています。

今報道されているところを見ると、十分起訴できると思う。有罪にできると思う。 私は検察を批判してきた方なんだけども、今回は全面的に応援してます。がんばってくれ、と。

河井夫妻の秘書2人が起訴された。これは連座制が適用されるので百日裁判ということで、もう始まっています。

その後、本格的に始まっているのが、河井克之氏本人が、案里氏もいっしょかもしれませんが、県政界の有力者に現金うん十万円という現金を配って、案理氏への支持を呼びかけてたと、こういう問題なんですね。昨年4月ごろ……。

昨年の参議院選挙、問題はそれだけにとどまらない。
なぜ、そんな露骨な、現金を配ってまわるようなことをしたのか。

この広島地方区の参議院議員選挙はそれまで、自民党公認が1人、そして野党が1人。この2人で、ほとんど無風選挙だった。

それが、自民党は溝手氏に加えて2人目の河井案理氏を公認した、溝手氏には1500万円。案理氏には1億5000万円。10倍ですよ。それが原資になって買収資金に充てられた。

これは自民党本部にも直結する問題じゃないか、と疑われるわけですよ。
ちょっとこれまでの選挙違反とはまったく性格の異なる重大な政治案件なんですよ。 つまり政権の中枢に直結するような事件です。

公職選挙法違反。買収・供応。これは非常に単純なんですが、実はこれが厄介なんです。

政治活動なのか、選挙活動なのか、これの弁別が検察実務上非常に厄介なんです。

政治活動に関して何かお願いをする。政治活動のための寄付をする、というのは政治資金規正法収支報告書に記載されていれば合法だし。政治資金であれば、政治資金収支報告に記載されていなくても、それは政治資金規正法の問題なんですね。

政治資金規正法対象になる政治活動、すなわち地盤培養行為と公職選挙法の買収との線引きが難しい。

これまでは、そういう弁解が出てきそうなものは、政治活動に関するお金のやりとりだということで、起訴の対象にしてこなかった。

ところが今回は違う。最高検からも「がんばってやれ」という大号令がかかって、東京地検からも大量の検事が投入されて、大部隊でやってるじゃないですか。

まさに、これまでの検察実務から一歩進めて、やろうじゃないか、ということでやってるんだと思うんですよ。これは起訴すれば、有罪になります。だから、がんばれと言いたいんです。

これは有罪になります。
もちろん供述は取らないといけないですよ。

それは、河井安理氏の選挙でよろしく、支持する活動してください、選挙でも助けてください、運動してください、という趣旨だということは立証しなければいけないですよ。趣旨が立証できれば、有罪になります。

それでは、検察は今までの慣習を破って、今回は起訴しようという方向に向かっているのか。

それは、安倍政権にずたずたにされたからです。なんといっても検事長定年延長の問題ですよ。まちがいない。あれは絶対にやっちゃいけないことをやったんですよ、政権が。

違法に、検察庁法違反をして、定年で退官しないといけない検事長を国家公務員法の定年延長でむりやり、そのまま検事長に置いて、そして検事総長の職まで付けて、そういうことで内閣が政権が検察を支配下に収めようとする。

違法な手段を使って支配下に収めようとするから、世の中から大変な批判を受けました。

で、そんなものをやられてしまう検察は何なんだと。法務省だってそうですよ。というその、国民から検察に対する不信がものすごく高まりつつある。そんな政権にやすやすとされてていいのかという状況で、検察が敢えてこの事件をとことんやろうという方向に行ってるんだと思いますよ。

黒川人事、東京高検検事長の違法な人事に検察が怒ったのか、それともこの広島の事件が官邸に来るかもしれないと恐れを抱いた政権が黒川さんを検事総長にしようとしているのか、どちらなのか。

河井克行氏が県政界の有力者に現金を配ってまわってたいうことが、もし公職選挙法の1号、お金を直接に選挙人や選挙運動者に渡したという供与罪になるとすると、買収罪になるとすると、その資金を提供する行為は第5号の交付罪に当たるんです。

というのは、1500万円と1億5000万円の違いがあるからです。普通の選挙運動に対する直接経費であれば、1500万円ていどで賄えるわけですよ。なぜ、1億5000万円もの多額のお金を渡したのか。それ以上のことをやって支持を取り付ける目的としか考えられないじゃないですか。最も効果的な方法は有力者にお金を配る行為ですよ。これ、誰が考えたってわかるじゃないですか。

そういう意味では、党本部から1億5000万円が河井克行氏の陣営に渡されたこと、河井克行氏と案理氏の両方に入ってないんですよ。それがその最終的に買収と言われる行為に直結した疑いがあるわけですね。

この問題は検察が敢えて河井克行氏本人に向かっていくとすると、政権に直結するんですよ。自民党本部に直結し、もう一つここには安倍首相の個人的な動機があるんじゃないか、と言われてるんですね。

もう一人の候補であった落選した溝手氏に対して積年の恨みがある。週刊文春が書いてます。第1次安倍政権のとき参議院選挙で負けて、そのとき批判されたことをずっと恨みを持っていたという事情があったと言われてるわけです。

しかも1億5000万円もの多額の資金を出すときに総裁が知らないわけないじゃないですか。となると、この事件は自民党本部、そして官邸にまで及びかねない大変な事件なんです。

となると、遡って考えると、あの検事長、違法な定年延長の動機もひょっとするとここにあったのかなというようなことも疑われてくるんですね。

しかも検察がハードルを下げて、こういう、選挙から少し離れた時期の不透明な金のやりとり、それによる支持の拡大を違法だ、公職選挙法違反だ、という風に考えて起訴した、有罪になったということになったら、日本の選挙が変わります。ぐうっと選挙の透明性が増すことになるんです。ですから今回は、検察にがんばってもらいたい。

それじゃ、どうしてこれを東京地検特捜とか大阪地検特捜とかでやらなかったのか。広島地検は広島高検管内です。東京地検特捜部であれば、東京高検管内です。東京高検の検事長は黒川弘務氏です。

  
(注) 黒川東京高検検事長は5月21日辞職。 この郷原弁護士youtube談話は
   その前の4月29日で、黒川辞職が考えられない時期のことです。


いくら官邸の意向を受けてストップをかけようと思っても、残念ながら今の黒川検事長には何もできない。管轄外なんです。人(検事)を出してるだけです、東京から。



〇2020.05.09.
   ▷自民党の河井案里氏(46)=参院広島=の陣営による公選法違反事件で、
    広島地検が案里氏と夫の克行前法相(57)=衆院広島3区=を大型連休中
    に任意聴取していたことが9日、関係者への取材で分かった。
                      (中國新聞 2020.05.09.)     

〇2020.05.19.
   ▷自民党の河井案里参院議員(46)が初当選した昨年7月の参院選で車上運
  動員に違法な報酬を支払ったとして、公選法違反(買収)の罪に問われた
  案里氏の公設秘書立道浩被告(54)の第2回公判が19日、広島地裁(冨田
  敦史裁判長)で開かれ、立道被告は「違法報酬を支払ったのは事実です」 
  と起訴内容を認めた。  (共同通信 2020.05.19. 18:19)

〇2020.05.20.
   ▷週刊文春電子版が黒川弘務氏と新聞記者が賭け麻雀をしたと報道。

〇2020.05.21. 
   ▷黒川弘務東京高検検事長が自らの賭け麻雀発覚により辞職。

〇2020.05.26. 
   ▷法務省は26日付で、東京高等検察庁の新検事長に林真琴名古屋高検検事長
    を起用した。

〇2020.05.27.
   ▷自民党の河井案里参院議員(46)=広島選挙区=の陣営による公選法違反
    事件で、検察当局が自民党本部関係者を任意で事情聴取したことが27日、
    関係者への取材で分かった。 河井案里氏が初当選した昨年7月の参院選
    の公示前、自民党本部が案里氏側に提供した1億5千万円について、目的や
    決定者などを確認したとみられる。

   ▷検察当局は、河井案里氏の夫で前法相の河井克行氏(57)=自民、衆院広
    島3区=が地元議員らに現金を配ったとして、公選法違反(買収)の疑い
    で河井克行氏を立件する方針を固めている。 1億5千万円を使い、広範囲
    に買収行為をした疑いがあるとみている。

〇2020.06.05.
   ▷自民党の河井案里参院議員(46)=広島選挙区=が初当選した2019年参
    院選を巡り、検察当局が、夫で自民党の克行前法相(57)=衆院広島3区
    =に加え、案里氏についても、公職選挙法違反(買収)容疑での立件を検
    討していることが関係者への取材で判明した。通常国会閉会後の本格捜査
    を見据え、2人の共謀関係が問えるかなどについて、最高検が最終的な検
    討を重ねているとみられる。  (毎日新聞 2020.6.5.)




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<政治とカネ> 安倍内閣 甘利明前大臣の大臣室現金授受事件を忘れない(1)
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