鉢づくりの朝顔。フリー素材より。
2日間、動き回ってさすがに疲れた。特に月曜日は搬入作業で4時間立ちっぱなし。夜はホテルで懇親会。来賓あいさつ聞きながら眠っていた私。
来賓男性は白髪率高し。真っ白な長髪を一部ポニーテールにして鶯色の、和服のような洋服のようなお召し物の高齢男性が特に印象に残った。
あれが芸術にたずさわる人の生命力というのでしょうか。
絵も工芸も一人でする孤独な作業なので、たまには人の中に入って行くことも大切。人の様子と話す内容に元気をもらう。
そして人の作品を素人がけなさないと言うことも大切かなと思いました。人をけなして自分がうまくなるわけでもない。人の足りないところが分かったら、自分の作品の糧にするというスタンスでいいのでは。
若いころの小説の同人雑誌、それが足りていませんでしたね。初心の私は何か言われるたびに怯えていました。そして人の作品が自分以上に評価されると心穏やかでない人も。それが作品の向上につながればいいのですが、各自が持つ才能の量は初めから決まっている。伸ばせば伸びるけど、それも才能の範囲内。
協調性はあまり重きを置かれてなかった集団。かく申す私もそう。いつも何か言われるかと身構えていた。話題の持って行き方が、「あなた、あれ読んでる?」で始まったら身構えるしかない。世の中には無数の作品があり、誰でも読んでいるのはごくわずか。好きなものしか読まない。それでいいんです。若い私はそれが分かっていなかった。
昨日は開会式に続いて主な作品の講評があった。大変勉強になったけど、これも立ちづくめ。昼は一度家に帰り、午後の茶話会に。織りの先生の真向かいに座ったので、大学で習っていることのあれこれを。
会に誘われたのは二年前の、忘れもしない安倍さんの亡くなった日でした。それから二年、今年は初歩の賞を頂き、今朝の新聞に私の名前も小さく載っていた。長男が早速見つけてラインしてくれていた。
がしかし、これから先どこまでやれるのか、もはやネタ切れ気味。才能ないなんて自分で決めてはいけない。あるなしを決めるのは神の領域。淡々と頑張るだけです。
昨夜は股関節がとても痛くて眠れないので、湿布貼って痛み止め飲んで寝た。
これからはこんなことが増える予感。履物はお洒落よりも楽なのを優先。そして体重を減らす!!