昨夜は暑くて寒くて、首が痛くて二時間おきくらいに目が醒める。
未明4時、我慢できずに痛み止め飲んで、夫の湿布を拝借して首から背中に貼る。
首はまだしも、背中上部はどうしても手が届かず、台所道具のトングで掴んで勢いつけてぺたりと貼り付ける。
一人で湿布の貼れる道具、もう世間にはあるのかもしれませんが、なければこれから一人暮らしの老人が増えるので、発明したらヒットするかも。
昨日の友達の話で、印象に残っていること二つ。
同じマンションの人が地元の老人施設に入ったので様子を見に行ったとか。月24万の費用で3畳くらいの部屋で生活。ベッドと机、テレビに小さなチェストが置いているそうです。
3畳一間の個室が辛いと本人が言っていたそうな。そりゃ誰でも辛いでしょう。狭すぎる。独房みたい。まだ頭がはっきりしていたなら介護保険使って、足りない分は私費で民間の介護業者に頼んで、家にいる方が幸せかなと思いました。
そのためには男も女も生活者として自立していないといけませんね。
買い物、食事の支度、ゴミ出し、これは必須。お金の管理。その先は・・・差し迫ってないので詳しくないのですが、いろいろな支援を使って、なるだけ家にいたいと私は思っています。
で、山口県の島にあるさる施設はとても費用が安いそうで。病院併設。多分その病院の経営と思いますが、建設費が安かったのでしょうか。入居希望は60人待ちだそうです。
いえいえ、まだ少ない。姑の介護が家でどうしてもできなくなって、とりあえずショートステイに預けて施設にいろいろ当たった所ではいずれも150人以上の待ち人数。
幸い、2か月後に特養の空きか出来て、姑は同じベッドで寝ていたけど、特養に昇格。本当に運のいい姑でした。
全然歩けないけど初めはまだ頭もしっかりしていたので、私たちが行くと会えて嬉しそうな、でも家に帰れないと分かっていて悲しそうな顔をしていました。それを今思い出した。私としたことが、ちょっと涙が出る。お義母さん、ごめん。
介護の日々は大変でしたが、自分の老後への覚悟も定まったかな。
おや、思わず長話を。
なるだけ家にいる。子供と同居しない。と、昨日はそんな結論でした。最近はどこへ行ってもこんな話題ばかり。
さて寝苦しい夜の後、今朝、スマホのタイマーで目が醒めると8時25分、金曜日以外のこれが私の朝の起床時刻のデッドライン。ゴミ出しと、万一夫が寝過ごした時に仕事場玄関のかぎを開ける時刻。
慌てて起きて台所へ行くと、夫は既に一人で朝食を済ませて姿なし。あちゃ~。
この後、婆ちゃんたちの茶話会に、午後は夏服を出し、会計をし、本を読んで・・・
織のデザイン、早く仕上げたいけれど、なかなかです。
さっきテレビ見ていたら、スペインからの旅行者が、日本の夏は暑いとへばっていた。気温だけならスペインが暑い。2016年6月、マドリッドの空港に降り、市内をバスで移動中、バス停の表示は45度だったので、信じられなかったけど、連日40度以上。
それでもそう暑く感じなかったのは湿度が低いからでしょう。汗は全然出ません。というか出ているのでしょうが、瞬時に蒸発するので肌が汗で濡れるという経験はありませんでした。
こんな話を夫にすると僻むので、ここで書かせてください。
仕事辞めたら二人でヨーロッパもあちこち行くつもりでしたが、私はもう体力に自信がない。円安も辛い。で、美術部の部長だった夫にはいつかフィレンツェで大好きなミケランジェロを見てもらいたかったけど、果たせぬ夢に終わりそうです。
それで国内のコンサートは行ける限り行くつもりのようです。本日は反田恭平氏。高いけど辻井伸行氏の方がもっと高いとか。当地へ来演することもあるのでしょうか。
姑が染めたテーブル掛け、一時拝借してまた元へ戻していたら、夫が捨てた。残念。手染めでいい色合いでした。
亡くなって今年で3年になる。生きていたら101歳。
時々、夫の知らない姑の話をする。聞いて喜んでいるのかもしれませんが、あくまでも淡々と。