昨日は登校日で、自分の織物のほかに表題の織り方も少し習いました。
いずれも夏の着物地ですね。
こちらから画像お借りしました。
男着物のQ&A 1) 男の反物で紗と絽は、どのように違うのでしょうか?男着物.com (kimonosugata.info)
女性の夏着物としてもよく仕立てられるのが、紗に絽ですね。
学校では太い糸で、織り方の組織を学生さんが習っていて、ついでに私も織らせてもらいました。
紗は模紗織りとして、以前の織工房で習い、夏用のストールをいくつか織りました。絽は初めて、そして洞ほら絽です。
綜絖は3枚だったかな、そのうちの一つの糸の列に細い糸綜絖を付け、開口を3種類にして緯糸が立体的に交差する織り方・・・と言えばいいのかな。
織り地に起伏ができて夏生地としてはピッタリでしょうが、織り方として残っているだけで、注文でもしない限り、こんな手間のかかる贅沢な着物地は市場に出回っていないと思います。
飛び切り贅沢な夏着物。谷崎潤一郎の細雪でならあるいは。。。。
いい体験をさせてもらいました。織の世界は奥が深いようです。そして日々廃れてゆくのが寂しくもあり。