なかなか 考えさせられる本だった。
593ページの大作
2年前にTBSラジオ 久米宏ラジオなんですけどで薬丸岳が出演されて読んでみようと思いながら今になった
映画でも上映された。
ものがたりは
埼玉の小さな工場に就職した益田、もともとはマスコミ希望だったが週刊誌の世界に幻滅しとりあえず食べるために
寮完備の町工場に 同じ日に入社した鈴木と出会う。
無口で陰のある鈴木だつたが同い年の二人は打ち解けていく。しかしあるとき益田は鈴木が十四年前、連続児童
殺傷で日本中を震えさせた黒蛇神事件の犯人ではないかと疑惑を抱くようになり・・・・
だまされてAVの世界にはいってしまい、逃げてきた女性事務員
すべてをリセットして生きていくことは難しいのか・・
身をひそめることは難しいのか・・・
色々と考えさせられる小説だった。