里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

今年はイチジク「蓬莱柿」が結構穫れる

2020年11月04日 | 畑:果実類

 今年はイチジク「蓬莱柿」が結構穫れています。
 10月半ばからまとまって穫れるようになり、1日か2日おきくらいに収穫しています。


 豊作というほどではありませんが、まずまずと言ったところでしょうか。昨年は10月下旬からようやく穫れ始め、結局未熟のまま多数残されて終わったので、それから比べるとはるかに穫れています。


 一昨年と同じくらい穫れているかもしれません。ただ、一昨年は、一度に何十個も穫れた日がありましたが、今年はだらだらと穫れている感じです。


 この「蓬莱柿」は熟してくるとはっきりと色付いてくるので分りやすい。


そして、完熟すると先が割れてきます。


 この辺りの枝は少しまとまって熟してきました。


 10月半ばから好天が続いているので、それが幸いしていると思います。
 黄葉した葉が出てきました。最後の頑張りと言ったところです。


 あとどのくらい熟することが出来るか、気温も下がってきたので、例年どおり青いままの果実が大分残されることになると思います。


 この「蓬莱柿」という品種は収穫期がかなり遅く、秋果専用種で、新しい枝が凄く伸びます。この辺りに昔からあった在来種は9月から収穫でき、姿も全く異なるので、感覚的に未だ馴染まないというのが正直なところ。
 当地方では、昔からイチジクを甘露煮にして食べるのが慣習化しており、生食ではあまり食べられてきませんでした。この「蓬莱柿」は生食でも美味しく食べられます。

 
 専ら助っ人が穫っていきますが、生食、加工両方で楽しむようです。
 次第に果実も小ぶりになってきました。葉も黄ばんできたので、穫れるのはあと1週間から10日くらいでしょうか。