里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ブロッコリーは収穫最盛期に入る

2020年11月03日 | 畑:花菜類

 今年のブロッコリーの収穫は10月25日くらいから始まり、今は収穫最盛期になっています。大きな頂花蕾が穫れています。


 ブロッコリーは2回に播いており、今収穫しているのは1回目に播いたもの。7月13日に播き、8月11日に植付けました。


 こちらは2回目のブロッコリー。種播きは7月30日、植付けが8月18日。品種はどちらも「緑嶺」。こちらも収穫できるくらいに花蕾が大きくなってきました。

7月は雨続き、8月は干天で、1回目の苗の生育が遅れ、2回目の苗は進んだため、想定した以上に接近しました。追肥土寄せも同時となり、ずらして播いた効果はあまりなくなって収穫の重複が起こりそうです。台風19号で影響を受けた昨年とは真逆の結果です。
 収穫始めは予定より少し遅れました。天候の関係もありますが、生育が旺盛なことにもあるかもしれません。畝間は80センチで広めのつもりでしたが、畝間がすっかり覆われました。


 ブロッコリーは株の出来が小さいほど花芽は進み、大きくなるほど花芽の進みは遅れます。しかし、花蕾の大きさは逆で株が大きくなければ大きな花蕾にはなりません。花蕾の大きさは株の大きさにほぼ比例すると言っていいでしょう。
 これは1回目のブロッコリーですが、このくらいの株になれば必ず大きな花蕾が穫れます。


 花蕾は硬いうちに穫る必要があります。このくらいの花蕾が限度です。


 2回目のブロッコリーの花蕾も大きくなってきました。


 最近は冷え込む日もあるので花蕾が簡単に開いてしまうようなことはありませんが、助っ人には一生懸命穫るよう促しています。
 3個穫ってみました。本来はもっと硬めで穫るのが理想です。自家用の場合はすぐ冷蔵庫に入るのでこのくらいでも全く問題ありません。


 側枝(わき芽)も伸びてきました。頂花蕾を収穫した茎(左の茎)の脇に太く大きく伸びているのが側枝です。


追肥、土寄せの効果が十分出ているようです。これなら側花蕾も大きなものが穫れるでしょう。小さな花蕾が見えてきました。


 今、ほとんどの秋野菜が出揃ってきました。今年の秋野菜は出だしの生育はイマイチでしたが、10月中旬以降は好天の日が多く、全般的に出来が良さそうです。