里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

サヤエンドウの種を播く

2020年11月02日 | 畑:豆類

 サヤエンドウの種まきをしました。
 大雨の影響で遅れた昨年ほどではありませんが、例年よりは若干遅めの種播きとなりました。
 寒冷地では、播種期が遅れると発芽が不安定になり、年内中の生育も進まないので良くありません。かといって早すぎると生育が進みすぎ、越冬時に寒害を受けやすくなります。この辺りのような寒冷地では種播きの時期はかなり重要です。
 この場所はナスの作付け跡です。ナスを片付けた後すぐに苦土石灰を全面散布し帯状に緩効性肥料をやって一度耕耘しておきました。


 ナスの跡地なので無肥料にしようかとも思いましたが、少量の肥料をやりました。再度ロータリーで耕耘した後、少しだけなのでクワで畝立てをしました。


 品種は赤花の蔓ありえんどう。品種は長いこと変えていません。近隣は赤花、白花両方見ますが、どちらかと言えば白花が多いようです。
 株間27センチ。


ドリンク瓶で播き穴を付けます。


 3粒播きにします。後に間引きします。


 種は少し土に差し込むようすると落ち着きます。


 クワを使って覆土、軽く鎮圧し、種まきは完了。30弱の株数となりました。


 この後、切りわらを掛けます。これで乾燥防止と土の固まるのを軽減します。この畑は粘土質が強いので、土が固まりやすいのです。


 サヤエンドウは最も好きな野菜で多少のこだわりがあります。まずは、うまく発芽してくれないことにはしょうがありません。