里山悠々録

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レタス類3種は未だ凍害ごく軽微

2024年01月24日 | 畑:葉菜類

レタス類はサニーレタス、グリーンリーフレタスそして玉レタスの3種作っています。
何れも芽出しした種を9月早々に直播きしたもので、生育は良好。
12月10日過ぎからは凍害を出来るだけ回避するよう不織布をべた掛けしています。


今、正に厳寒期で、当地では例年なら相当数凍害を受けていることが多い。
今年はごく軽微。暖冬の恩恵を受けていると言えます。
これがサニーレタス。


10月半ばから間引きを兼ねた収穫を開始。
長期に収穫してきましたが、穫ればすぐ株間が埋まるため、未だ隙間が見えません。


低温下にあるので、赤色が非常に濃くなっています。
大株になっていますが、硬くはなく食味は落ちていません。
例年なら凍害の症状がかなり見えるはずです。今年はごく僅か。
この株は凍害の症状がハッキリと見えます。


凍害に遭うと葉が変色しシンナリしてくるのですぐ分ります。
勢いの悪い株はより凍害を受けやすいようです。
大株になり茎が少し伸び出しましたが、厳寒期になり抑えられています。
穫ってみます。これは茎が殆ど伸びておらず、ボリュームは凄い。


こちらがグリーンリーフレタス。


凍害は殆ど受けていません。


サニーレタスと同様、長期に収穫してきました。
やはり穫ると株間がすぐ埋まるため隙間が見えません。大株になっています。


もともと葉が黄ばんでくる程度で凍害には一番強い。
それだけに、この時期になると葉は硬くなってきます。食味が多少落ちてくるのは否めません。
穫ってみます。大株で葉がいっぱいに広がります。


玉レタス。


品種はシスコ。
11月末から穫り始め、思いのほか順調に収穫が進みました。
完全結球しないで終わる株もあるかもしれないと思いましたが、殆ど結球しました。


玉レタスは葉の水分が多いので最も凍害を受けやすい。
例年ならかなり凍害を受けているはずです。何枚か傷んだところを剥いて利用することが多い。
今年は傷みがあるのはほんの外葉だけです。


郎党の中にはリーフレタスではなく専ら玉レタスを食する人間がいます。
そのためか玉レタスは順調に収穫が進み、隙間が多くなってきました。
穫ってみます。小振りながらしっかり結球しています。


3種を並べてみます。ボリュームの違いがよく分ります。


この時期、当地の露地でレタス類3種が殆ど凍害がないのはやはり暖冬異変の一つでしょう。



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2 コメント

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凍害 (flowerconnection)
2024-01-24 19:52:39
「凍害」という表現があるんですね。わたしは、日本の暖かい地方で育ったので、そんな言葉、知りませんでした。でも、レタスが持ち堪えられて、よかったです。
今年のバンクーバーはマイナス12℃まで下がり、雪も積もり、それ以来、まだ植物が回復していません。気温が少し上がって雨がこやみになったら、庭に出てみましょう。切り取らなくてはいけないものが、さて、どれだけあるか。
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Unknown (kaz)
2024-01-24 21:01:45
flowerconnectionさんへ。
コメントありがとうございます。
低温障害の表現は寒害、凍害、霜害そしてそれを合わせた言葉と種々あるようです。
当地は例年にない暖冬と思います。
バンクーバーは緯度から想像してかなり冷え込むとは思いましたが、随分下がりますね!
植物への影響もかなりあるのではと推察します。
自家製コンポスト、自家製マルチ、いいですね、納得です👍
くれぐれも御自愛ください✋
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